2005/04/05 tuesday

新小学1年生といっても、幼稚園を卒業したばかり。さて、どんな職業が人気だったんでしょう。1~3位は男女共昨年調査と同じだった。男子 スポーツ選手 29.8% (内訳 サッカー 48.5% 野球 28.9% サッカーが12.9 point減り、野球が5.3% point 増えた)電車などの運転手、運転士 8.2% 警察官 6.6% 女子 パン、ケーキ、菓子屋 23.1% 花屋 15.3% 看護師 10.7% だ。
子供の時、新1年生ではなんにも考えはなく、小学5~6年生の時分には列車(国鉄)の運転手になりたかったなあ。やはり、動く、動かすということに興味があったんでしょう。学校を出てJR(当時は日本国有鉄道)を受験するも、あえなく不採用、子供の夢は破れた。後はなりゆきの人生だったように思う。子供時代「なりたい職業」の夢をかなえられる人は少ないと思う。プロ野球やサッカー選手は夢をかなえても、子供たちに「夢を与えられる」選手は、またその中のほんの一部なんでしょうから、「選ばれた人」の誇りをもって、励んで欲しい。
江戸の子供たちは、寺子屋で「いろは」を習い、「論語」なども意味も解らなかったとしても、暗誦した。大したものだ。そして、職業は親の職業をついで、武士は位までも親譲りだった。「なりたい職業」はなく、大過なく「職業を継続」することだった。
参考 「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす ん」
「色は匂へと 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず ん」こんな難しいことを勉強していたなんて!(香りよく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。この世を生きる私たちとて、いつまでも生き続けられない。この無常の有為転変の迷いの奥山を、今乗り越えて、悟りの世界に至らば、もはやはかない夢を見ることもなく、現象の仮想の世界に酔いしれることもなく、安らかな心境である」(般若経の一部で50音を一字づつ使って詠んでいる。)4月は同窓会などの行事も多い。そこで、散髪にいったが、新学期を前に児童がたくさん来ていた(おかあさんと一緒に)。