日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

村の花嫁さん

2005年06月20日 21時28分27秒 | 応援します!この人生!
新潟日報の記事によると、上越市桑取地区で「花嫁行列」が40年ぶりに復活した。NPO法人「かみえちご山里ファン倶楽部」(和瀬田 仙二理事長)のスタッフ、笠原恵美さん(32)が結婚するにあたり、地域の方と喜びを分かち合いたいと、花嫁行列(写真)をした。当日は、見物客や住民100人が祝った。新潟日報
こんな「嫁入り」を見ると、本当にうれしくなります。地域の人と一体になって、「嫁を送り出す、嫁を迎える」新潟の山里でも40年ぶりだなんて!都会では隣人の結婚も知らなかった場合もあるほど、人間関係が希薄になっている。過疎の山里かも知れませんが、皆に見守られて結婚し、子供も地域の宝として成長することでしょう。記事(写真)を目にした時、日本の美しい「原風景」がそこにあった。

瀬川晶司さん、姥捨て山に挑む?

2005年06月19日 21時29分34秒 | 応援します!この人生!
アマ将棋の強豪、瀬川晶司さんが日本将棋連盟に入会嘆願書を差し出し、許可されて過酷な6番勝負に挑むことはよい事だった。しかし、その受け入れ先が「フリークラス」とは!「フリークラス」は、順位戦(頂点は名人、クラスはA級、B1、B2、C1、C2、とある)を指さない。宣言してフリークラス入りするか、C2クラスで降級点を3度とるとフリークラス送りとなる。フリークラスは、10年在籍か60歳を迎えた年度の終了をもって引退となる。ほとんど10年で引退だ。(順位戦を指す棋士は、自分が指そうとすれば、何歳でも引退はない。)「フリークラス宣言者」は順位戦に復帰できない。では、瀬川晶司さんは、順位戦に(最下位のC2)編入のより過酷な条件とは?
1、「参加棋戦+8」勝、なおかつ勝率6割以上。
2、30局以上の対局で、よいところ取りで、勝率が6割5分以上。
3、年間対局数が「参加棋戦+1」*3以上。
4、全棋士参加の棋戦優勝。タイトル戦挑戦。
なんという過酷な条件なんでしょう?瀬川さん最下位の下のクラスで、10年でお払い箱になりそうな「将棋指し」に挑むんですか?NEC社員でアマチュアのまま、銀河戦優勝や竜王にでもなって、日本将棋連盟が「A級編入をお願いします」というまでがんばる方が、我々は面白くて、溜飲が下がるんですがネ。もっとも今までに、連盟に都合の良いルール変更は度々行われている。
嘆願書を認めて試験を課す以上「C2」に編入するべきだ!真剣師(賭け将棋で生活)、花村元司さんは60年前だったが、たしか5段(C1)編入だった。

松井秀喜選手爆発

2005年06月18日 19時05分43秒 | 気まま日記
今日の松井選手は、5番DHで先発出場し、第1打席はストレートの四球。第2打席は、シェフィールドを3塁に、ロッドを2塁において、レフト前にちょこんと流すヒット(打点1)。第3打席は、ロッドが1塁も引っ掛けてセカンドゴロでダブルプレーであった。圧巻は、第4打席、ロッドを1塁に置いて、1点のビハインドの場面だったが、5万4千の観客の期待に答える2試合連続の、逆転ホームランをライトスタンドへ、少し強引であったがライナーで運んだ。第5打席は、無死満塁の場面でライト線に2塁打(2打点)を打ち、引導を渡した。そこで、ピンチランナーを出され、お役御免となった。
怪我のことを微塵も感じさせない活躍であるが、守備はもう少し先になるようだ。

好調であった去年の66試合時点との比較ではどうなっているでしょうか?
2004年 打率 0.279  安打数 67 打点 40 本塁打 12 四球 41 三振 46
2005年 打率 0.286   安打数 72 打点 50  本塁打 7  四球 26  三振 41
四球が減って、ホームランも減って、打点が増えている。むしろ、不調を伝えられた開幕数試合以後6月中旬までは、花粉症に苦しめられ、チームの不振を4番として頭を痛めた結果にしては、好調の去年と遜色がない。
もう大丈夫。ヤンキースも日替わりでヒーローが出始めて、松井秀喜選手も打棒に関しては言うことなし。数試合の後守備にもついて、チームの勝利に大いに貢献するだろう。  

JasonGiambi

2005年06月17日 12時19分18秒 | 気まま日記
今日の「ニュヨークポスト」スポーツ欄は、Giambi Lives!(ジアンビは生きてるぞ!)の見出しだった。松井秀喜選手の活躍もあったが、同点での延長10回、ジアンビはやってくれました。彼らしい、豪快なスイングから放たれた白球は右翼アッパーデッキに吸い込まれ、サヨナラ2ランとなった。去年は薬物うんぬんと騒がれたが、2年前、松井入団記者会見にも同席してくれた主砲は、去年から不調続きであったが、昨夜のシーンはポスト紙も大きく扱った。記事は、「Jason Giambi watches his-winning homer sail into the upperdeck」(ジェイソン・ジアンビは、彼のさよならホームーランがアッパーデッキに飛んで行くのを見つめている)走り出さないはずだよ。飛んだ。飛んだ!
今日、松井秀喜選手は、2番DHで出場し、1回の打席は、2塁打のジーターをおいて、右中間にホームラン(6号)をかっ飛ばして勝利に貢献した。応援にも欲が出て、満塁の打席でヒットが欲しかったのは欲張りかな?(打点は45になった。)

瀬川晶司さんプロ入試

2005年06月16日 22時08分00秒 | 応援します!この人生!
瀬川晶司さん(NEC社員)がプロ入り嘆願書が受け入れられ、今日、日本将棋連盟(米長邦雄会長)より試験内容が発表された。異例の事とあって、過酷な試験と言える。アマチュアがプロに挑戦出来る棋戦で7割以上の勝率を残している瀬川さんはそのまま認めればよかったのに。プロのメンツにかけて、実施しなければ、閉鎖社会(将棋界)は納得しないのだろう。真剣師(賭け将棋)の花村元司さん【5段に編入、A級在位16期、生涯成績592勝568敗、勝率0.5103】がプロになった時(1944年、60年も前だ)は、順位戦(名人になれる)だったが、瀬川さんは、フリークラス(名人になれない)編入になる。こうなったからは、竜王や王将などのタイトルを取って、順位戦にも編入されるよう規定を変えてもらえるようがんばって欲しい。
試験の内容は、三段リーグ(プロ入りリーグで年間2人が4段になる)の佐藤天彦3段(フリークラス入りを断り(3段リーグで次点2回)正規の入会を目指す(順位戦を戦いたい。フリークラスはそれ位の値打ちしかない。))、フリークラスの神吉宏充6段、A級(トップクラス)の久保利明8段、中井広恵女流6段、中原誠副会長(引退後は永世名人)代打ちは熊坂学4段、米長邦雄会長(元名人)代打ちは長岡裕也4段の6人と1ヶ月の間隔で対戦し、3勝で合格。4敗で不合格という内容だ。

松井秀喜選手5号

2005年06月15日 19時50分14秒 | 気まま日記
松井秀喜選手は、右足首ねんざで連続出場が危ぶまれたが、今日5番DHで出場した。トーリー監督に肩を借りて退場したときは、どうなる事かと心配だった。監督は無理をして出場しても、長引くようでは(故障者リスト入り)と考えていたようだ。幸いだったのは、中1日の休みがあったことだ。今日、試合の2時間前に監督は決断したようだ。名物オーナーのスタインブレナー(74)も球場を訪れるため、出場する以上結果を求められる立場だった。
そして、第1打席。2回の無走者の場面、鋭く振りぬいたバットから弾かれた打球は、低い弾道だったが、右中間スタンドに吸い込まれた。(47打席ぶりの先制の5号だった)第2打席はヒットのあと、レフトへのヒットで2塁から歯を食いしばりながらホームへ激走したのはアッパレであった。第3打席は無死で走者が1塁、2塁といたので、大いに期待するも、セカンドゴロのダブルプレーだった。大量リードの6回に代打を送られて、お役御免となった。
3打数2安打(1ホームラン)1打点は、負傷の松井であっても底力を見せ付けるものであった。しかし、あの激走を見れば誰でも心配だ。明日は、代打での出場となるだろう。



MS、ブログ検閲に協力

2005年06月14日 20時23分29秒 | 気まま日記
MSが中国のブログ検閲に協力している事が明らかになった。中国でブログをサービスしている「MSNスペース」(いま、500万件のブログがある。急速に拡大中)は、「民主主義」、「自由」、「人権」、「台湾独立」・・・・などの政治的に微妙な言葉や卑猥な単語は「禁止されている言葉です。消去して下さい」のメッセージが出る。マイクロソフトは検閲に全面的に協力をしている。本当は、警告だけではないと思う。これは、中国政府が出資している企業とマイクロソフトが合弁で「スペース」を運営しているから、禁止されている言葉がブログに現れたら、メーセージを送ると同時に、政府に「ブラックリスト」に記入されて、以後も厳しく監視されるだろう。

翻って日本。グーグルの検索に「デスクトップ検索」を追加しているが、個人のパソコンに記入された「特別な単語」趣味やどんな商品に関心があるかや、購買力や、思想まで筒抜けだ。データーを集約するのは簡単なことだろう。イギリスやアメリカのインターネットや通信(衛星からトランシーバーまで聞こえる)を全て傍受している「エンロン」なら当たり前だ。

ホームページに「アクセス解析」を貼り付けているが、「検索ロボット」が足跡を残さずに次々とやってくる。「インターネットには、秘密など通用しない(パスワードなどもスパイ組織には筒抜けだ)」これが出来ているから、検索が0.00何秒かで答えを出せるのだ。

フィッシング詐欺

2005年06月13日 22時38分50秒 | 気まま日記
「YAHOO!」とそっくりなサイト「YAFOO!」をつくり、IDとパスワードを入力させ、メールを覗き見た疑いで、大阪市平野区長吉出戸5 薮野一真容疑者(システムエンジニア42歳)を逮捕した。著作権法違反(偽サイトがヤフーそっくり)と不正アクセス禁止法違反である。決済カードのパスワードを盗んで商品の購入(詐欺罪)などに至っていないようだ。金融機関の偽サイトで個人情報を入力させる厳密な意味のフィッシング詐欺ではないようだ。

木村明日香ちゃん(4歳)夢をありがとう

2005年06月12日 18時03分26秒 | 応援します!この人生!
「夢キラリ」(秋田放送製作、5月1日放送)
重度難聴の木村明日香ちゃん(写真)は、秋田市にある「オリブ園」の言葉の教室で、週に3回の訓練を受けています。去年から地元の幼稚園にも通い始めましたが、両親は、聾学校への入学も考え悩んでいます。「障害があっても共に生きる」ことの意味を考えます。(以上引用)
今まで日記には、「夢ありがとう」の人物をとりあげました。芭蕉と良寛さん(2004/07/15)日記は、晩年寝たきりで、寝具も汚物にまみれる、1食を乞うて生きる一介の頭陀僧(ズタソウ)であった良寛さんの最後は、調べれば調べる程、感動的なものでした。その他、西行法師(2004/03/29)、戦国の武将、蒲生氏郷(2004/04/09)、田捨女(2004/10/11)、これらの偉大な先人の徳をも超える存在として、皆川優太ちゃんを書きました。お母さんとお姉ちゃんと中越地震のときに、土中に取り残され、4日ぶりに発見された時には、10万人を超す非難先の人々や日本中の人々に勇気を感動を与えてくれました。生きるという素晴らしさは、言動ではなしに、存在そのものだったんです(当時2歳と11ヶ月だった)。木村明日香ちゃんも存在そのものに感動しました。生きるって素晴らしい。存在が感動でした。夢をありがとうといいます。

加藤一二三9段、反則す。

2005年06月11日 13時04分55秒 | 気まま日記
ネット対戦ゲームの将棋や麻雀を楽しんでいます。プロ棋士の公式戦は、年間3000局程度あるが、年に2~3回、「反則負け」がある。大抵は、2歩を打ってその場で反則負けとなることが多い。その他では、まれに相手が打つ前に指してしまう(2度打ち)や、駒台に裏返して置いていた「桂馬」を、そのまま「成り金」として打ってしまったことがある。

今回は、相手陣に桂馬を「成らず」と置いて(手を離し)、直後に「成り」に変更した。テレビ棋戦の「銀河戦」であったことから、視聴者が指摘して問題になった。2歩と同じようにその場で、対戦相手の「安部隆8段」が指摘して、反則になっていれば「そこまで」で決着したように思うんですが・・。将棋は加藤一二三9段が勝ったことから、抗議が殺到したらしい。

日本将棋連盟は、加藤一二三9段の来期銀河戦の出場停止と罰金を決めた。田中寅彦理事(9段)の談話は、もっともであるが、1番きつい「(棋士として)あるまじき行為」と断罪した。