クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

求愛を受ける

2016年07月01日 19時13分05秒 | 日記
7月に入りましたね。
今年の後半戦がスタートです。
下半期が始まった本日クラムボンでは新たなスタッフが仲間入りしました。
ボランティアSさん改めスタッフ鈴木さんです!
今後はスタッフ3人で子ども達と楽しく過ごしていきたいと思いますので、
みなさんどうぞよろしくお願いいたします。
鈴木さんについては追々スタッフページにて紹介したり、
ブログに登場してもらいながらみなさんに知ってもらえればと思います。
早く知りたい!もっと知りたい!という方はぜひクラムボンへ♪

今日の午前中以前より自宅で生まれた子猫の里親募集を作りたいと
話していたHちゃんがポスター作りに励んでいました。
自分で撮ってきた写真をクラムボンで印刷して、紙に切り貼り。
Hちゃんのおうちにいる猫はみんな武将だったり歴史上の人物の名前だったりするので、
歴史の教科書を見て漢字を調べてきちんと書き記していました。
そして子猫1匹1匹の性格などを書いて愛情たっぷりの里親募集ポスターが完成。

こちらクラムボンの玄関に貼られています。
気になる方は「クラムボンスタッフまで」となっていますが、
やはり一番詳しいのHちゃん本人ですので、
Hちゃんと会える方は直接聞いてみてください♪
もっとたくさんの子猫の素敵情報を聞けると思います。
里親さん、見つかるといいですね。

午後は昨日から予定を立てていた帯広動物園に行ってきました。
昼前から既に気温はかなり上がっていて
少しひるんだスタッフが「行く?止めとく?」と聞いたら「行く!」と即答。
そうだよねぇ楽しみにしていたもんね!ということで暑さに負けずに動物園に行ってきました。
保冷剤入りタオルを首にまいて、お茶を持って暑さ対策も万全です。
この暑さで動物たちもバテているかなと心配しましたが、
全くそんなことはなくまずはオウムが大きな鳴き声をあげながらお出迎え。
ゆっくりと園内を見て回り、色々な動物の前で足を止めてはじっくり観察したり、
写真撮影を楽しんだりしました。

フラミンゴの親子はお母さんが鳴くと小さな声で子どもが鳴きます。
時々反応が遅れたり、無視する子ミンゴにくすっとさせてもらいました。

ライオンやトラもとっても至近距離で見ることができました。
ライオンは目の前にいる私たちよりも遠くにいる人をじっと見ています。
それを見てNちゃんがライオンの視界を奪うように目の前に立ちます。
するとライオンはちょっと首をずらして、向こうの人を見ようとします。
そうするとまたNちゃんが立ち位置を変えて目の前に立ちます。
そうするとライオンはまた見ようと首をずらします。
そのやり取りがとっても楽しかったです。

一番の楽しみはマンドリル!と話していたHちゃん。
ガラス越しに覗き込むとこっちを向いて「あっかんべー」としてくれます。
お互い見つめ合ってあっかんべーをしておりました。何かの勝負でしょうか・・・?
この他にもアニマルクイズがあってみんなで答えながら楽しんで進んだり、
リスザルがNちゃんのカバンについていたぬいぐるみに反応して近付いてきたり、
水の中で綺麗に座るアザラシに感動したりとたくさんの見どころがありました。
外はかなり気温が高くて、そんな中ゆっくり見てきたので後半はみんなバテてきます。
園内のスピーカーからは閉園のお知らせが流れてきてそろそろ帰ろうかぁという時、
Hちゃんはお土産が買いたい!ということでラストスパート。
スタッフ鈴木さんと足早に売店へ向かっていきました。
その後ろをゆっくり歩くNちゃんとやまぐち。
そしてちょうどクジャクの檻が見えてきたときNちゃんが「あ!広げてる!」と指を指します。
見るとそこには綺麗に羽根を広げるクジャクが。
そこで2人とも完全に復活。
再びカメラやスマホを出して撮影会。
すごい!と大興奮。
しかもこのクジャク最初は後ろを向いていたのにだんだんこちらの方を向いてくれるではありませんか。

最後のお見送りだったのでしょうか?
調べてみたらクジャクが羽を広げるのは求愛の時だけらしいですね。
私たちに求愛してくれたのでしょうか??
疲れていたNちゃんもやまぐちもあれだけ夢中になって写真を撮ったということは、
この求愛もきっと成功ということでしょう。
素敵な想い出をありがとうございました♪
コメント
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