クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

ブラッシングは至福。

2016年07月20日 19時07分11秒 | 日記
今日は適応指導教室ひろびろさんとの合同行事、馬とのふれあい体験の日でした。
昨日の夕方「馬の調子があまりよくなくて乗馬をするのは難しいかもしれない」と連絡が来て、
それでもいいかしらと子ども達に聞いたら「それでも行きたい」とお返事を受け、行ってきました。
やはり乗馬はできませんでしたが、蹄の泥落としとブラッシング、馬引きの体験をしてきました。
クラムボンからの参加者は3人。
みんなで1頭の馬シュウくんを担当して行いました。
まずは蹄の泥落としから。
昨年度何回かやった子もいましたが今年度初めての子も。
強くやったら痛いんじゃないだろうかとドキドキしつつ
「結構力強くやってもいいよ」と言われて力を込めて行っていきます。
その後はブラッシング。
こちらはみんな何度か経験があったので手慣れた様子で行っていきます。
3人で交代しながらブラシをかけていくと、

あら、シュウくんとっても気持ちよさそう。
目がとろ~んとしておりました。

準備が終わると馬引きをしていきます。
最初はお外の広場で馬引き。
3頭いた馬がきれいに並んでコーンの間をするすると引いていきます。

最初は距離があった馬とみんなとの距離も歩いていくうちに少しずつ縮まっていくのがわかります。
馬の後ろ姿が何ともいえない可愛さでした。
最後にはパドックの外に出てみんなでお散歩。
草がたくさんあるところに着くと馬たちのもぐもぐタイム。
たくさんの草をおいしそうに食べておりました。
みんなでおいしそうに食べる姿をじっと見つめます。
おいしそうだね。いっぱい食べてるね。移動しながら食べているね。と。
その後戻る時はみんなで馬を引いていきました。
3人と担当いただいた職員さんと4人で引いていく後ろ姿は
周りの白樺並木もあってすごくかっこよかったです。
なんだか映画のワンシーンみたいでした。

戻ってからは再び蹄の泥落としとブラッシング。
最後にもう1度もぐもぐタイム。
今度は小学生Hちゃんが持参した人参、りんご、キャベツをあげます。

「馬にあげるの!」と朝から張り切っておりました。
HちゃんはNちゃんや中学生Hちゃん、ひろびろの子たちにも配ってみんなであげていました。
今回担当したシュウが帰ってしまった後は畜大のみなさんに許可をもらって
放牧していたサツキちゃんにもあげることに。

サツキちゃんは今怪我をしているということで、今回の体験はお休みとのこと。
じゃあこれはクラムボンからのお見舞いということで。
たくさんたくさん食べてくれて持ってきたお野菜全てなくなったのでした。
乗馬はできませんでしたが、たくさん撫でて、たくさんご飯をあげた体験になりました。
楽しかったと話しつつもやっぱり乗馬がしたいと言うのも本音なので、
次回までにみんな元気になってくれてたらなと思います。
畜産大学のみなさん、ありがとうございました!


それにしてもシュウのブラッシングされている時のお顔は本当に幸せそうです。
見ているこっちまで嬉しくなりますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする