クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

あの道はいずこ?

2017年01月06日 20時22分58秒 | 日記
おびひろゼミナール冬休みプログラム5日目です。
プログラムも折り返して後半戦が始まっております。
今日の午前中はお勉強。
冬休みも残り10日を切りました。
宿題は進んでいますか?と聞くとばっちり目を合わせて笑顔の人と
絶対に目が合わないように下を向く人が出てくる頃です。
残り短いけれどコツコツ進めていきましょう♪
既に宿題をほぼ終わらせていた2年生のAくんは英語の教科書訳をしていました。
隣で訳を聞いていたらなんか聞いたことある話だなぁと思い、
横から覗くと「落語」の文字が。
「饅頭怖い」の落語をちょっとアメリカンな内容にして載っていました。
それが面白くてAくんの訳し方も面白くて和みました。
ちなみに教科書に載っていたのは「ドーナツ怖い」でした。

本日の午後はエコロジーパークで歩くスキーを行ってきました。
事前に聞いてみたら経験をしたことがある人は2人だけ。
後は全員初めて。滑るスキーの経験もない人も結構いました。
そんなわけで到着後自分の体に合った靴、スキー板、ストックを選ぶところから始まります。
目安としてスキー板は自分の身長+20㎝、ストックは自分の身長-30センチと
張り紙を貼っていてくれたので、それを参考に各々計算。
無事に決めて靴を履き、悪戦苦闘をしながらスキー板に装着。
準備万端!いざ、出発です。
エコロジーパークには2キロと4キロ、7キロコースがあり、
とりあえず分岐点まではみんなで行きましょうと言ってスタート。

男性陣は最初から猛スピード。
こけてもへこたれる暇もないほどにすぐに立ち上がりまた猛スピードでした。
女性陣は割とのんびりゆったり。
慣れるまで時間がかかりつつも周りの陽気を楽しみながら行きました。
猛スピードの男性陣は分岐点も早々に通過して4キロコースへ。
「まだ行かないで~!」と叫ぶ鈴木さんの声もあまり聞こえていないようでした・・・。
それでも分岐点で止まりましょうと言っていたみなさんは
止まって2キロコースか4キロコースか運命の選択をしていきます。
2キロコースと4キロコースを選ぶ人がちょうど半々。
そこからはコース別に進んでいきます。

2キロコースは初めて歩くスキーをしたみなさん。
転んだりしながらもゆっくり、でも確実にゴールを目指します。

4キロコースは先を行く男性陣はやはり猛スピード。
唯一の女性チャレンジャーSちゃんは、一昨年も1年生ながら4キロコースを完走しました。
昨年は雪不足で歩くスキーができなかったので今年にかける思いはとても強いものがありました。
すごい気合いで「行きますよ!」と笑顔で誘われたので山口もお供いたします。
男性陣にはさすがについて行けないのでのんびり進むことに。
一緒に進みながら時々足を止めて鳥の鳴き声を聞いたり、狐の足跡を見たり、と景色を見たり。
途中夏休みプログラムのサイクリングでみんなで休憩した東屋を発見。

案内板が傾いたり草が固まっています。
おそらく台風の影響ですね。
エコロジーパークの池があふれたと言っていたよねと話してしばらく夏休みの想い出も語り合いました。
一度経験したコースということもあり気持ちにも余裕を持って滑ることができたように思います。
けれど進むにつれて出てくる疑問がSちゃんにも山口にも・・・。
「あれ、あの道、通ってないね・・・?」
『あの道』とは、カニ歩きをしなければ登れなかった急な坂。
そこで心が折れそうになったのが2人ともすごく印象に残っていたのです。
けれど今日はその道がいつまでたっても現れません。

でも看板はずっと4キロコースの道を指しています。
もしかして一昨年は間違えた道を進んでいたのでしょうか・・・?
でも一昨年は4キロコースに行ったメンバー7人程が全員あの道大変だったよねと話していたのです。
全員が道を間違えて進んだなんてことあるのでしょうか・・・。
もしかしたらコースが変わっただけかも・・・?
真相は闇の中です。
そんなことを話しながら進んでいたら男性陣が待っていてくれました。

ここからは少し賑やかに道を進んだのでした。
こうして4キロコースの人も2キロコースの人も全員無事完走!
達成感も得ることができました。
帰りの車では疲れた~とすやすや眠る姿も。
みなさん本当にお疲れ様でした♪
プログラムは来週水曜日から最後の3日間が始まります!
コメント
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