いんげんとマッシュルームのサラダ 鴨のフォアグラ添え
コンソメとポテトの冷製スープ
舌平目のスフレ ニューバーグソース
ルイ１４世が愛した牛フィレ肉のパイ包み焼き マデラソース 手が悪いのを察して切って出された ありがたい
タンバル エリゼ
これらの数々は、９３年まで帝国ホテル内にあった最高級フランス料理レストラン「フォンテンブロー」のメニューになっていたり、村上シェフの美食会などでも度々紹介されたものばかり。
俺ごときが言うのもおこがましいが、どれも出しゃばらずお互いに調和が取れている。本当に愛情がこもっているというか・・・余計な能書きは言うまい（書けない）
ＮＨＫの「今日の料理」を見て育った世代としては感慨深い、まだモノクロだったような気がする、太った白衣のおじさんが美味しそうな物を作って見せる。最後に片手でＯＫマークを作りながら笑顔で「グー」と言う。
子供心に「あぁ美味しいんだろうな～」「きっと美味しいものばかり食べて太っちゃったのかな～」と思ってた。
どの番組だっただろうか？村上シェフはお家では奥さんが作ってくれるご飯しか食べないそうだ、お茶漬けが美味しいと言ってたのを覚えてる。
生意気なことを言わしてもらえば、料理ってこういうものなんだって思う
食べながら今まで自分に起きたことを思い出し、色々あったな～「人生はフルコース」って本当だよなぁと思った
相方は「こんなに丁寧な料理ってあるんだね」と言った
ひとつひとつが優しくて、「美味しくてありがたいな～」作ってくれた人に「ありがとう」って言いたくなる
本物は色褪せない
今の世の中 名ばかりの偽巨匠が多すぎる
今月いっぱい帝国ホテルで食べられます 是非！
村上シェフ直筆のノートも陳列されていた、字が綺麗
ムッシュこと村上シェフ 「コンソメとポテトの冷製スープをバケツで食べたいです」って言ったら何て言っただろ？