昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。
人を呪わば穴二つ (ひとをのろわばあなふたつ)
人を呪い殺そうとすれば、その人を埋める穴のほかに、自分を埋める穴も掘って用意しておかなければならない。
つまり、自分も必ず報いを受けると言うこと、あるいは、やるからにはそれだけの覚悟がいると言うことです。
神も仏も無い (かみもほとけもない)
人を救ってくれる神とか仏は存在しないと言う、世の無常をはかなんだり、絶望的な状況になった時に出てくる言葉だが、、ここで言う神とは、もちろん日本古来の八百万(やおよろず)の神のことです。
鰯の頭も信心から (いわしのあたまもしんじんから)
どんなつまらない物でも信心するとありがたく思えてくる事。
民間の健康法で、本人が効くと思って続行していることが、他人からはくだらないものとしか見えない、そんな時に使う言葉です。
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