心配の種を残しながら、ジャンプ85のH1。
路面は重い状態でベストラインが少し乾き初めてますが、それ以外は走れないと言った感じ。
スタート前から、直人にはレコードラインを絶対に外してアタックをかけるな!と、言い聞かせました。
いつも以上に抜けるラインが無いですから、確実にスタートで前に出た物が絶対に有利。
大きな番狂わせが、スタートの順位によっては起こる可能性が大!
スタートの位置も重要です。
H1、私はイン側を進めたのですが・・・・”いやパパ、今日は真ん中の方が絶対にいいよ、先の右カーブで、どっちにも入れるから”で、真ん中を選択。
今回は、風邪やインフルエンザでお休みのキッズも多く、台数は15台とさびしい感じ。
直人の選択した場所の両サイド・・・誰も入りません!・・少々ラッキーのようで、不安もあり!
気持ち的には気合いが入っているように見えましたが、空回りしないようにサイド注意します。
で、スタート。
悪くはなかったですが、4~5メートルのところでリヤが空転していて加速が悪かったように見えましたが・・・・
そんな感じで見ていたところ、頭の取り合いでインに入るグループで大アクシデント。
1台が転倒したところに次々と加速している状態のキッズが突っ込んで多重クラッシュ。
それを交わそうとしたキッズもバランスを崩し、かろうじて転倒せずに外に逃げています。
ジャンプ上位ライダーを含むバイク4台が、重なり合うような状態でした。
直ぐにまわりの方々で救助活動。
#27しゅうま君が、残念ですがそのままリタイヤとなってしまいました。
スタート直後の大番狂わせ・・・いやな予感が当たっちゃった的な感じです。
直人は、スリップしていた分、先頭集団には絡めなかった為に難を逃れたと言った感じで1コーナーに消えます・・・いつものように好スタートを切っていれば、多重クラッシュに直人も含まれていたでしょう。
そう思うと、転倒したキッズには申し訳ないのですが直人には今回、運が付いているかな?と、思いました。
ま~出だしがそんな感じですから、トップグループの次の集団で走行。
多分、7~8番手だったと思います。
こんな展開の時はいつもですと、1周目からガンガン前を抜いて走るのですが、ラインが狭いですから、前をなかなか抜くことが出来ずにイライラした走りです。
狭いラインを右に左にと、バイクを降って前を伺っています。
ん~直人・・・先頭が逃げてしまうので、あせってるな~・・・と、感じました。
それでも確実に順位を上げて3番手。
そんな時です・・・ゴール手前の右バンク・・・立ち上がりでフロントが滑り転倒。
またまた7~8番手まで順位を落としてしまいました。
あ~がっかりです。
あせりからか?転倒したくない的な所からか?・・・間違えなく本人のミス。
むかむかと沸いてくる怒り・・・こんなチャンスにバカやろ~
しかし、まだ前を追いかけるには時間が残っていますから、ここでサイド勝負をかければ、上位に入れる可能性はまだ十分に残っています。
足台を降って、直人にイケイケのサインを大きく出します。
その後も確実に前をロックオン。
順位を戻しています。
残り時間3分・・・3位に浮上。
しかし、前との差は詰めれれそうもありません。
よくって2位かな~?
な~んて見ているところで・・・・またまた転倒!
ばかか~おめ~は~・・・あ~終わった~
で、最後までレースを見る気にもなれず・・・トランモノ戻ろうとしていると、#45まのくんパパが、”直人は必死にがんばってるよ・・最後まで応援してやってくれ~”と、腕をつかまれます。
2回目の転倒ではリカバリーが良く、直ぐに走り出しましたが2台に抜かれて6番手。
でも時間がありません。
前の2台を抜き返せるか?・・・正直、無理と思いました。
次の周で1台をクリアー。
ここで時間的にL1ボード・・・出ません?
先頭のキッズを見間違えたようでL1ボードを出し遅れていました。
残り2周で前を抜けるか?
L1ボードが出た時点で、直人は4位走行。
正式な時間だと無いから幻の1周かな?
どこでアタックをかけたかは見えなかったのですが前を走るのは直人。
3位でフィニッシュ。
2度の転倒で3位は、聞こえがい~かも知れませんが、内容で言えば最悪。
転けなければ確実にトップを狙えました。
そう思うと良く頑張ったなんて・・・これっぽっちも思えません。
むしろ、上半身がぎこちない分フォームは最悪でしたからね。
当然、戻ってきた直人にはお小言です。
”ん~前にど~しても出たかったから・・あせった・・のと、転けたくないと思うと、どうしてもコーナーで足が横に出た”と、自分でも反省点を話してくれました。
”そこまで自分でわかってんだったら、H2で同じような走りはするなよ”・・・で、反省会は終わり。
”H2は、必ず前に出る”・・・だ、そうです!
で、H2。
直人希望で、サイドセンターを選択。
路面は乾いているのですが、ベストライン以外はそのままのボコボコで土が固まっています。
雨が多く貯まっていた箇所は、相変わらずのズルズル路面。
こんな感じのコースですから、注意は必要です。
その辺をしつこく本人に確認しました。
で、いよいよH2。
きっちり前に出て勝負をかけて欲しいところです。
スタート。
悪くはありません・・・期待できます!
続く・・・・