午後になると、路面の状態もベストになり、どのクラスもフープスの速度が上がってきました。
個々にい～感じのわだちも出き、面白いレースになりそうな予感？
Ｈ１が終わってからの直人は、いつもあっちへ行ったり、こっちに来たり！で、本当にひまそうにしてます。
スーパーキッズは時間がかなり空きましからね～
ま～今回は、その時間も勉強でしたけど！さすがにず～～っとは出来ないようでした。
Ｈ２・・・
Ｈ１より、直人自身が元々前から一番ベストと言っているイン側で勝負。
”さっきだと確実にテンポが遅かったから、フライングを意識しないで体重を乗せてスタートしてみれば？”とアドバイス。
”Ｈ１もさ～体重を乗せすぎるとウイリーしながらバイクが出るから・・・加減しようと重いんだけど？”
な～～～～んてやり取りをしながらスタート待ち。
Ｈ１と同じようにスーパーキッズはサイティング１周。
今回もじっくりラインを確認して戻ってきました。
”スタート今度こそバッチリ決めて、前に出ろよ～がんばれ”と背中を叩いて送り出しました。
タイミングは良かったですね～出だしの瞬間・・・”いけるそ～”と思いました・・・が！
４～５メートルから、あれよあれよといった感じでバイクのスピードが上がらず・・・
先頭の車輌から・・・スルスル～っと１台分以上送れて、他のキッズが直人の前に入ってきて、１コーナーイン側渋滞の後尾？
見ていて”あれ～？バイクの調子が悪いのか？”と、一抹の不安がよぎりました。
とにかくスピードの伸びが最近悪い感じがするんですよね～特に今年になって・・・？
１コーナー出口ではビリから３番目！
何かいやな物？不安的な物を感じての応援となりました。
ところが・・・その後の２コーナー。
イン側の渋滞を察知した直人は、全開でバンクを駆け回り・・・
立ち上がりから山お越えての３コーナーまでにごぼう抜き！
８番手ぐらいで、ジャンプセクションを通過。
アウトラインから、ガンガン前をパスして・・・フープス。
奥から戻ってくるたびに確実に順位を上げて・・・前半で、５番手まで一気に順位を上げてきました。
Ｈ１よりはかなりい～展開だぞ～！
サインボードを出すこっちも力が入ります。
”５位 抜けろ”とサインボードを出します。
その後も前をロックオンして、自分の得意なポイントで確実に前に出て３番手。
しかし、追い上げをしている間に、トップのキッズはストレート１本以上離れています。
ジャンプセクションに直人が入ると、トップのキッズがフープスをクリアーして奥に消えてく状態。
正直、この差を詰めるのは厳しいと直感。
Ｈ１の走りを考えても、すでに中盤。
２番手までうまく上がっても時間切れか～？
な～んてことを考えながらもボードには”前に追いつけ！”
次の周には、やはり奥から出て来た時点で２番手まで順位を上げてきました。
タイムを確認・・・あれ～まだ４分以上残ってるよ～それにプラス１周か～
ボードに”２位 前ねらえ！”
”前 つまってる”
と、最後まであきらめて欲しくなかったので・・・イケイケの内容。
後半・・・
あれだけあったトップとの差が、気が付くとストレート１本も無いくらいにちじまっています。
確実に直人の方が１周のタイムがい～と認識して・・・”抜けるぞ！”とボードに出しました。
次の周から、私の前を通過して・・・１コーナー・・・
私はボードを出した直後に直ぐフープス出口に走り出すと・・・ア～～～だのキャ～～～って感じの声が聞こえて・・・
振り返ると直人が１コーナー入り口でバイクを逆に向けて・・・イン側の壁によっかかってる？
え～～～～～何が起きたんだ～～～～～
検討も付きませんでした？
バイクが進行方向の逆を向いてますからね～その後のリカバリー時も走ってくるライダーを優先してからＵターン。
見事に８番手まで順位を落としてしまいました。
”バカ野郎～なにやってんだよ～”
もっといら付いたのはその後です。
直ぐに１台をパス。
２台目を狙ってロックオン・・・こちらもうまくパス。
３台目・・・・Ｌ１ボードが出ました！
直人スピードを乗せてフルバンク・・・って・・・
相手だって直人がバンクから抜きにかかることを、よ～くわかっているのでしっかりガード。
スピードを全開に乗せて立ち上がってきた直人は、行き場をなくしてコースの外に飛び出します。
よろよろしながらも転唐ｵないでコースイン。
こんな時こそ、落ち着いて処理をする必要があると思うんですよね～
さっき、同じような展開で抜く姿を見ている相手に、同じ手で抜かれるようなスーパーキッズじゃ～ありませんよ～
１レースで、同じ相手に同じように・・・バカか～？
当然、その後のフープス・・・ガッタガタ！で、失速ですよ～
結局、ビリから数番手の１コーナーから２番手まで順位を上げて・・・単独走行中に転倒で！
６位フィニッシュ。
優勝どころか・・・ギリギリ入賞かよ～～～～
レース中の追い上げが良かった分が、最後の最後でのあせりの走りで・・・かなりのイライラに変わりました。
ま～これが、直人の今の実力・現実ってことですよ～
そこを自覚して、駄目だったところを冷静に見つめて、がんばるしかありません。
片付けの最中”パパ～あれで俺、総合３位だって～やばくない？”と直人。
え～３・６で３位って・・・うそだろ～
”ポイントギリギリがその後、並んでるんだよ～”でした！
スーパーキッズのポイントランキングも２番手とま～嘘のような結果？
ニコニコの直人に対して、”おめ～表彰台に上がれたからって、調子に乗るなよな・・・今日は、ボロ負けだからな～あの結果じゃ～”
”わかってるよ～”とにらまれました！
今回の第２戦・・・スーパーキッズのトップライダーが突然の欠場。
ま～実際のところは・・・総合４位と思ってます。
意気込みから考えれば・・・予想以上の惨敗結果によろこべるわけはありませんでした。
本当に悔しいし・自分にも何か今回は責任を感じています。
ギリギリまで平日・・・直人を付き合わせて夜中までの整備。
原因は？のストレートのスピード不足？
もっとしっかり煮詰めたいスタート練習。
スプロケのセッティングも見直そうかな～？
直人は、通常より軽い分、同じ丁数ではふけ切が異常に早い問題もあります。
高回転をうまく使う為にも、直人独自の乗り方に合わせた車輌作りをもっとつめないと？
これが自分の課題ですね。
子供がこんなにがんばってるんですから、親もガタガタ文句ばかり言ってないで、自分なりに直人の為の努力を惜しまないでがんばっていこうと、改めて感じたい～レースでした。
ま～何度も書いてますが・・・常に親子で勉強です。
そうそう・・・帰りの車で自爆した時の話を聞き・・・家に戻ってから嫁が取ってくれたビデオを鑑賞。
１コーナーの進入ラインに合わせてバイクを唐ｵ始めた瞬間、路面のギャップにフロントが取られてフロントタイヤが飛び出し、フォームも全体的に前に出ていたことが、よけいにその後の状況を悪くしていました。
頭の位置が高かったのも原因かと？
”久しぶりにビデオを撮ったら、２回とも直人は転んじゃうし・・・やっぱり私がビデオを撮ったせいなのかな～”と、ビデオを見ながら凹んでる嫁！
今回も本当に良かったレースでした。
ビッククルーのスタッフの皆さん・参加者の皆さん・・・今回も本当に、ご苦労様でした＆お疲れ様でした。
次回は４月３日・モトクロスビレッジですね。
また、みんなですばらしいレースにしましょう。
コース横で直人を応援してくださった皆さん・・・ビデオを見ていて本当にうれしくなりました・・・・・ありがとうございました。