順番が狂っちゃいましたけど、連続のＹＺトラブルの続きです。
ご覧と～りで、どこも傷だらけでした。
今回の原因ですが、ピストンピンに入るベアリングの不良が原因と考えてます。
写真でも分かると思いますが、ベアリングが粉々になってます。
ところがピストンピンには、段差一つ無く、ゆがみも無く綺麗な状態。
知り合いのエンジン設計技師の方に相談、細かく調べてもらった結果ですが、他に異常は考えられないとのことでした。
むしろ、原因たる原因が無いので、ベアリングの破損状態から推測して、ベアリングの不良と考えるのが妥当とのことです。
過去に、ベアリングを数十個メーカーから取り寄せて、テストをした結果。
同じベアリングにもかかわらず、耐久時間に数百時間の差が生じたそうです。
それだけベアリングの制度には、バラつきがあるそうですね～
さまざまなベアリングトラブルをまとめた専門書のコピーもいただき、同じような状態での破壊写真もありました。
こんな本が存在するのか～ってところにもおどろきましたけど！
これも、また深い話でね～本当に勉強になりました。
ベアリングの破片が噛んでしまって、ご覧の通り・・・シリンダーにも見事なたて傷。
これじゃ～圧縮もへったくれもありませんよ～
完全に新品交換ですね～
毎度の事ですが・・・どうですか～？写真を見て・・・シリンダーもドノーマルですよ～怪しいいたずらは一切、してないのが分かりますか～～～？
で、こちらは全て新品にリニューアルってことで、圧縮のチェックをして終了。
リヤタイヤの交換時・・・あれ～？なんかガタがあるな～？
で、場所を探ると・・・リヤサスのリンク部分のボルトが緩んでました。
１４ｍｍで閉めると・・・いや～～～な感じでスルスル～と閉まらない！
”あ～ネジ山がいっちゃってるよ～”
で、またまたナッター君の登場となりました。
私はバイクの作業・カスタム・チューンなど・・・基本的には全て大好きなのですが・・・
これだけが・・・これだけが・・・いつもうまくいかないので、本当に本当に大嫌いな作業です。
また今回もすんなりと入ってくれないんですよね～
だれか～～～？
すんなり一発で入れる方法を教えてよ～～～？
かなに専門の良い道具を使って作業をしてるんですが・・・２～３個のミスは毎度の事！
常にイライラしながら怒鳴って作業になりますね～この野郎を手にしている時は！
ねじ山が崩れたぐらいで、パーツの交換なんて冗談じゃ～ありませんからね～
意地でも直す！
で、悪戦苦闘の末に・・・終了！
どっぷり疲れます。
ここ数週間・・・本当に悩みの種だったクラッチ周りのトラブル。
結論を言えば、一式フルに新品交換しました。
とにかく直人の乗り方にも、大きな問題があるのは承知で言いますけど・・・本当にＹＺのエンジン周りで一番消耗が激しい・肝なのがクラッチのバスケットですね～
ビックリするぐらい・・・あっという間にガッタガタになります。
これをそのまま放置して走らせていると・・・
この写真のようにクラッチプレートの当たる部分が、一気にやせてしまいバスケットとのクリアランスが広がって・・・さらに大きなガタとなります。
プレート面もバリが出てしまいますから、よけいバスケットを傷つける状態にもなります。
本当に直人の場合は、まめにこのバリと、バスケットの傷を修正しないと・・・
この写真のように、分かりますかね～～？
バスケットに当たる部分から、クラッチプレートの破断が始まり・・・一気にバラバラになっちゃうんです。
ちなみに、このクラッチプレートも３ヶ月持ちませんでした。
半クラを多用する乗り方を否定する気にはなりませんが・・・
もうちょっとバイクにやさしい乗り方をするだけで、倍は持つように思います。
４ストにステップアップした時を考えても、半クラの使い方・・・そろそろ本気で改善の必要が直人にはあるってことですね～
先週は、こんな作業を深夜まで続けましたよ～
それも金曜日の出発前まで！ですからね～
ま～第２戦が、無事に終わってホッとしたのが本音かな～？
先週の深夜に及ぶ作業・・・これだけじゃ～ありません！
続く・・・かな～？