梅の花がやっとほころび、里山にも春の息吹が感じれます。
冬期休館を終えた共星の里は2022年は3月1日から開館しております。
早速、家族連れのお客様やカップルなど、
多方面からご来館頂いております。
はじめてガイド本を買ってこの朝倉にお越し頂き、
ナビで来てびっくり!!
「こんな山奥とは⁉ 道路も工事中でトラックがいっぱいなんですね。」
そう言われて、5年前の災害のお話し、
グランドの岩が流れてきたことにまたまたびっくり!!
「ご説明をしますね!」と言っていつものように館内をご案内。
「アートはお好きですか?」と尋ねてみたら、
「なんだか難しくて…。」と言われる。
「そう思いがちですが、作品の見え方はさまざま、
どうな風に見えて感じるかはその方しだいなので…。
想像力を思い切り使ってみて下さい!」って伝え、
「これは何かしら❓あれは❓」と疑問がわいてきた。
はじめて聴く蓄音機の音色に興奮気味!
音の歴史を話し、ソノシートのレコードを懐かしく思い出された様子
子供たちにとってはこのペラペラのレコードがら音楽が聴けることにびっくり!
「ノスタルジックな音色が好きだ」とお母さま。
歴史と共に音楽の環境も一変してる時代。レコードを知らない子供たち
レコード針が戦争中は鉄がなくなり、竹針になることも…。
これも過去の歴史。
「そんな時代があったなんて嘘のようですね。」
押し込んでいた何かの蓋が開きはじめた。
見るものから命が吹き込まれ、会話が生まれ、鼓動をならし感じめる。
同じ方々とは思えない程に表情が豊かに変化している。
災害のパネルを見ながら、廃校のこと、アートのことを話し
作家が作る作品の映像を見て
帰り際、
「子供たちがワークショップそしたいそうです。
今からでも急ですが、大丈夫ですか?」
「もちろん!」大丈夫です!
完成まで一緒に作業を手伝い、家族団欒!
笑顔が溢れていた❣
「とっても良い時間だった」とご両親
アートには力があり、
観るものを豊かにする。
確かにそこに何かが生まれる瞬間に出会う。
何気ない日常の大切さ。
それを過ごせることは本当にしあわせなことですね。
是非、またお会いできますように、良いひとときをありがとうございました。
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