引き続き最終日のご報告!
10月2日。
この日も6時から朝ごはんの準備。
さすがに正直、3日目の朝は私達の疲れも溜まってきてました。。。
しかし!そんなことは言ってられないんですよね~。
子ども達が待ってますから!
そんな雑念を抱えながらも、着々とご飯と配膳の準備が進んでいきます。
この日も子ども達は朝から元気、元気
ご飯を食べ終えた子どもから、
「ごちそうさまでした!」「美味しかったです!!」との
声を聞くと、やっぱり嬉しくなりますよねー♪
食べ残した子も「すみません、食べきれませんでした。」と
一言お詫びを言ってくれてました。
泊まりがけで体験をする中で、感謝の気持ちを持つことや
周りの気遣いや準備の大変さに気付くようになってくれたり、
“ただ体験するだけ”じゃ無く、物事を一歩深く見れるように
なってくれたらもっと意義のあるものになるな~と思います!
体験後は進んでお手伝いしたり、今何をしなきゃいけないかを
ピピッと判断できるようになってもらいたいですねー
そう思いながら、私達大人もいつも忘れずにいなきゃいけないと、
反面教師だなと、肝に銘じています。
では、話を戻して。。。
子ども達は、ご飯の後、味噌などの加工品や、
竹馬・押し花などの工芸品づくりの体験に行きました。
その後、川の調査などをしたようです。
そして、奉仕活動ということで、館内の掃除をしてくれました!!
布団やござなど全て片付けてくれ、廊下からレストランの床まで
雑巾がけをしてもらい、本当に嬉しかったです
元々学校だった訳ですから、かつても見れた光景でしょう。
その姿が今目にすることが出来、学校がよみがえったようで、
胸が躍るような感覚に包まれてシャッターを押しました
それが終わると昼食☆
いよいよお別れの時間が近づいてきます
お世話になった農家のおとうさんとお母さんも一緒に参加しての
お別れカレー
会です!
その、約170名分のカレーは大鍋で!!
いつものレストランのカレーとはちょっと違うけど、
共星の里自慢の『梨たっぷりカレー』をじっくり煮込みました☆
ここは梨の産地として有名ですから、美味しい梨を入れた
カレーが美味しくないはずが無い!
とは言え、もちろん隠し味も入ってますから、
「腕」もあってのうまさですけどね~
ということで、レストランの中身を全て取っ払い、全員でのカレー会☆
民泊でお世話になったお父さん・お母さんを囲んで
本当の親子みたいにおしゃべりを楽しみながら、
もうすぐやってくる別れを惜しみながらの食事になりました。
その梨カレー、ウマい
ウマい
の声があちこちから聞こえ、
なんと4杯もおかわりをする子もいて、用意していた分全て無くなっちゃったのです
残さず食べてくれるのが一番嬉しいわー
さて。
お腹もいっぱいになったところで、いよいよ退村式です。
農家の方々やスタッフの方々を前に、子ども達からお礼の言葉が続きます。
そして思いがけない、歌のプレゼントが!!
「ふるさと」など、里山を想わせる昔の童謡を何曲も。。。
曲の演奏の合間に「絶対に忘れません!!」等、言葉の掛け合いもあり、
この憎い演出に農家のお父さん・お母さんも感極まって涙、涙
子ども達の歌声が木造のレストランに響き渡り、
あの空間とそこにいる全員が一つのあたたかい固まりになったようでした。
普段会えない子どもさんやお孫さんを思い出したり、
地元の方にとっては特に、かつて学校にたくさんの生徒がいて
にぎわっていた頃の思い出とダブったことでしょう。
最後のお返しの言葉を言うお父さんは、
堪えきれずに1分ほど立ちすくんでしまいました。
子どもの中にも数人、涙が止まらない子もいて、
そんな感動
感動
のお別れ会でした。
そこで、共星の里からもイチョウの苗のお返しを。
実がなって落ちた銀杏が芽を出し、しっかりと育ったもの。
この地を忘れないで欲しい・イチョウのように強くたくましく
育って欲しいとの想いをこめてプレゼントしました☆
そして最後に集合写真を☆
(きれいに揃ってない写真ですが。。。
)
改めてこうやって見ると、かつての講堂だったレストランが、
なんだか活き活きとしているように思います!
この後も、またもう一回お掃除をしてくれ、
最後の最後まで館内をキレイにしてくれました☆
そして本当のお別れ。
バスに乗り込んだ子ども達を、
「うちの子はどこ?!!」と探すお父さんとお母さん!
子ども達も精一杯手を振って応えていました。
年齢から言えば孫とおじいちゃん・おばあちゃんのようですが、
この短い間にもお互いがそう思える仲になれることって
そうそう無いですよね~。
バスが見えなくなるまで「またおいでね~!!!」と
手を振り続け、涙を拭うお父さん・お母さん。
そこには、切なさと同時に活き活きとした姿がありました。
子ども達が来るまでは、不安ばかりが口に出ていましたが、
全く知らない子ども達を受け入れ、刺激をもらい、慕われ、
お金ではないものをもらったんだと思います。
子どももいい体験が出来、農家も生きがいになり、
相互がいい形で続いていけたら、本当に素晴らしいことです☆
あの子達が大人になって、
農家になりたいと思う子や、黒川に遊びに行こうと思う子や
黒川を他の人に勧めてくれる子などが数人でもいたらいいなぁ。。。
大変でしたが、結果が良ければいいか?!
反省点・改善点もたっくさんあると思いますが、
いい交流が出来たこと、事故や大きな怪我も無く
無事に終えられたことが一番の安心です。
思うことは色々とありますが、
本当に長くなるのでこの辺で。。。
長々読んで下さりありがとうございました!
春日野小学校からお礼の手紙等頂いているので、
次回UPしますね~~~