廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

06年度春の展示

2006-02-23 17:51:01 | 3.05~24年の企画展告知&展示
高見剛(たかみつよし)写真展
「濁・聖・景 じょく・せい・けい」

開期:2006年3月1日[水]~4月30日[日]

高見剛コメント

湯布院に移住して20年が過ぎました。

湯布院の自然と風土を撮り続けてきました。

また、1994年から故郷の霊峰「英彦山(ひこさん)」にて
山岳宗教の古式入峯修行を撮影させていただきました。
英彦山は、長い間日本三大修験霊場のひとつでしたが、
明治時代になって神仏分離令、修験道禁止令が発動され、衰退していました。

そして、1996年には、湯布院町・玖珠町・九重町にまたがる
陸上自衛隊日出生台演習場に米軍が来て、砲撃訓練をする候補地となり、
町民は、米軍演習移転反対集会を行いました。

この時から私の撮影対象がひとつ増えたのです。

今回の写真展では、10年以上の歳月をかけて撮り続けている
この3大ライフワークを同時に見ていただく企画です。

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「NYアートマガジン」に掲載されました。

2006-02-23 17:26:59 | 6.KAZUさんの部屋

共星の里05,10~12月の展示のアーティスト
アブラハム・ルベルスキーさん
(右下のカテゴリー2.05年の企画展告知&展示風景 9/24UP分ご参照)
がニューヨークで出版している雑誌「NYアートマガジン」

http://www.nyartsmagazine.com/

に掲載されたページをご紹介。

昨年、05年9月のニューヨークでのKAZUさんの個展オープニングで
ライブペインティングを行った時の写真です。

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KAZU YANAGI「柳 和暢」プロフィール

2006-02-23 16:41:28 | 6.KAZUさんの部屋
柳 和暢
Kazunobu Yanagi

やなぎ かずのぶ
1947年福岡県甘木市生まれ。福岡大学在学中にダダイズムの流れをくむアーティスト集団「九州派」や「ゼロ次元」などと交流。以来、権威を否定する立場から一切の公募展に参加せず、ビジュアルアート活動を展開。1971年に渡米。名声を確立したライブペインティング以外にも、音楽家・喜多郎のライブツアーやアルバムジャケットのアートワークを手掛けるなど、日本、米国、ヨーロッパを舞台に幅広く活動を行っている。

■芸術活動略歴

 1970年代
  1970 個展(アメリカ文化センター)/福岡
  1971 九州現代美術の動向展(福岡県立美術館)/福岡
  1971 渡米
  1973 サンフランシスコ芸術祭受賞(シビックセンター)
     /サンフランシスコ
  1975 九州現代美術の動向展(福岡県立美術館)/福岡
  1975 今日の美術展(福岡県立美術館)/福岡
  1976 ジャパンナウ(市内4施設)/サンフランシスコ
  1977 フェスティバルジャポン(シャトネーマラブリー)/フランス
  1979 個展(駒井画廊)/東京
  1979 グループ展(サンタフェ画廊)/ニューメキシコ

 1980年代
  1980 個展(DOT画廊)/京都
  1982 個展(フォーカス画廊)/サンフランシスコ
  1983 個展(ジョイ画廊)ロスアンゼルス
  1986 ステージデザイン(KENTO NAGANOバークレーシンフォニー)
     /バークレー
  1986 個展(サンフランシスコ国際空港ギャラリー)/サンフランシスコ
  1987 個展(ESPACE19)/福岡

  1987~1991 この数年間、「喜多郎」、「Mayumi」の音楽活動に関わる

 1990年代
  1991 ライブペインティング(ゴールデン ゲートパーク)
     /サンフランシスコ
  1992 ライブペインティング個展 共演=ヘンリーカイザー
     (セキュリティーパシフィックギャラリー)/サンフランシスコ
  1992 ライブペインティング(ケンブリッジマルチカルチャーセンター)
     /ボストン
  1992 ライブオンKQED(フォートメーソン)/サンフランシスコ
  1992 ライブペインティング(シアターオブユーゲン)/サンフランシスコ
  1993 ライブペインティング個展 
     共演=ジミー中川(ドンソーカーギャラリー)/サンフランシスコ
  1993 個展(トウハン画廊)/久留米
  1993 グループ展、現代美術九州(ヴァルト)/福岡
  1993 ライブペインティング 共演=ウィスニスキー(RKBテレビ)/福岡
  1993 ライブペインティング(護国神社)/福岡
  1993 ライブペインティング個展(おいしギャラリー)
     共演=友谷真実/福岡
  1993 個展(大手門「大成建設」ギャラリー)/福岡
  1993 ライブペインティング(岩田屋日田店)/日田
  1994 ライブペインティング個展 
     共演=大倉正之助・新体道(湯布院駅アートギャラリー)/大分
  1994 ライブペインティング個展 (岩田屋久留米店)/久留米
  1994 個展ウィンドウディスプレイ、受賞(福岡トヨタ)/福岡
  1994 ライブペインティング個展(ギクレテギャラリー)/パリ
  1994 D.D.A SHOW(ソラリアプラザ/福岡
  1995 ライブペインティング 
     共演=新体道、ヘンリーカイザー(第一ホテル新湊)/富山
  1995 ライブペインティング
     共演=大倉正之助(アクロス福岡、こけら落とし)/福岡
  1995 ライブペインティング
     共演=大倉正之助、古澤侑峯(小野屋ホテル)/福岡
  1995 ライブペインティング個展 
     共演=横沢和也、高木元輝(インデックスギャラリー)/大阪
  1995 ライブペインティング
     共演=頼純純(SOCAギャラリー台北)/台湾
  1996 ライブペインティング
     共演=池崎義男(スミックスギャラリー)/北九州
  1996 ライブペインティング 共演=ヘンリーカイザー
     (ユエバブエナアートセンター)/サンフランシスコ
  1997 ライブペインティング 
     共演=大倉正之助、ヘンリーカイザー(プラザギャラリー)/東京
  1997 個展(Y's VISIONギャラリー)/東京
  1997 個展(空想の森美術館)/大分
  1997 ライブペインティング 
     共演=KOICHI TAMANO(シアターオブユーゲン)/サンフランシスコ
  1997 ライブペインティング
     共演=チャーピー(白田リバーフェスタ)/福岡
  1998 ライブペインティング、太鼓と現代絵画の夕べ
     共演=大倉正之助、ラティールシー他(サンライズ杷木)/福岡
  1998 ライブペインティング 
     共演=キム デ ファン、大倉正之助、メアリー佐野/サンフランシスコ
  1998 個展、ライブペインティング
     共演=駒沢れお他10名(スペースN'S)/東京
  1998 壁画制作(ポートボヌール)/福岡
  1998 ライブペインティング 共演=大倉正之助、
     ヘンリーカイザー他(金沢市民芸術村/石川県)
  1999 壁画制作(真玉町スパランド/大分県)
  2000 壁画制作(河浦町福祉保険センター/熊本県)
     ライブペインティング 共演=大倉正之助(共星の里)
     個展(油絵) 銀座 汲美(東京)          
     ライブペインティング 共演=TAKEDAKE(ピーポート甘木)  
  2001 ライブペインティング 共演=近藤等則 アイレフホール(福岡)
     舞台デザイン製作 南こうせつ仁和寺コンサート(京都)
     舞台美術製作 喜多郎コンサートNHKホール,他(大阪名古屋)
     喜多郎野外コンサートプロデュース、舞台美術(杷木町)
     ライブペインティング 共演=ヒグマ春夫(原鶴)
     グループ展(日米作家展) 福岡県立美術館、北九州市立美術館
  2002 個展(油絵) 銀座 汲美(東京) 
     アートポール製作(杷木町)
  2003 ライブペインティングLAアートコワ(ロサンゼルス)     
     ライブペインティング 日田駅前(日田)
  2004 ライブペインティング 川崎市岡本太郎美術館(川崎)
     ライブペインティング 共演=ヒグマ春夫(音楽館 甘木)
     ライブペインティング 共演=風倉匠(音楽館 甘木) 
     彫刻 (野外)(2点) (うきは市 福岡)
  2005 ライブペインティング 共演=大倉正之助・ヒグマ春夫・
     玉野黄市(音楽館 甘木) 
     日韓グループ展(日韓作家展)韓国GUMI
     個展・ライブペインティング BROADWAY-GALLERY (ニューヨーク)
     日米展 北九州美術館アネックス
  2006 個展 手の間(福岡)    
     あさくらんアート(共星の里)
     パブリックアート インストラクション(福岡市)
     巨大陶壁画(4.5x11m)HIVEC 東広島
     壁画 甘木シティーホテル(福岡) 

 

共星の里が山を降りたよ。

2006-02-23 15:17:03 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

05,12月5日より冬期休館に入った共星の里。
06,3月1日からの来期開館までの間、
甘木商店街内の空き店舗を利用して
アンテナショップ的なものを開く事になりました。

通常の冬期休館中は、
広い校舎内の大掃除や次の展示の準備・年間計画の打ち合わせなど、
やらなければならない事はけっこうたくさんあるのですが、
今回はそれらをちょっと後回しにして(後がコワイ...)、
新しい試みにチャレンジ。

空き店舗が増えた、いわゆる「シャッター通り」と化した
地元商店街の活性化については
今、全国的な問題だと思います。
福岡県甘木市(合併後現在、朝倉市甘木)の甘木商店街も例に漏れず、
活気があった商店街を取り戻そうと、試行錯誤を重ねています。

そんな甘木商店街の元気づくりのお手伝いと、
「共星の里」を地元の方々にももっと知ってもらい
甘木の文化向上に役立ちたい......という事で、
05,12/12~06,2/28までの期間限定ではありますが、
「まちかどアートギャラリー」と銘打って
商店街におじゃまさせていただきました。

入口上部には、数年前このアーケードでのお祭り中に、共星の里が出張で
「大きな布に絵を描こう!」という企画で参加した際の、
地元の子ども達が描いた作品をつり下げました。(写真右)

12月10日、その前と後とみんな準備に明け暮れていましたが
私が手伝いに行けたのはこの日のみ。
がら~んとした何も無い空き店舗(普段奥のトイレだけ利用されてたのと、
月に数度のフリーマーケットと2Fが詩吟教室に使用されるのみだった)が、
全員の手により見る見るうちに形になってゆく。
みんなで力を合わせればお店ひとつが1日で出来上がるなんてスバラシー!
などと自画自賛。
それにしてもこの日もとても楽しかった!

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内容は一応こんなカンジです。

2006-02-23 15:08:48 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

○ホットウーロン茶無料休憩コーナー
○国内外のアート作品展示
○石ころアートもできます。
○アブラハムさんの「Hello!Hello!Hello!」継続中
 ニューヨークの現代美術家アブラハム・ルベルスキー氏のアート作品に
 あなたも参加しませんか?
○イベント・コンサート等予定
○山里農産物・加工品販売(不定期)
○個人・グループでの作品展示等も受付け

大まかにはこんなカンジで決定。

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05年度最後の団体客さま。

2006-02-17 19:42:57 | 10.レストランのごあんない

05,12月4日

久留米市より、俳句の会の37名のみなさまが、
お食事後、レストラン奥の畳の大部屋で俳句の発表会をされました。
レジを待たせてしまうという失敗(私が)もありましたが、
食事もたいへん好評のようでしたし、
帰り際に、樹齢100年以上も経つ共星の里のイチョウの銀杏を、
「安い!」と喜んでいくつも買ってくださる方もいたりして、
ここの雰囲気を存分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

ありがとうございました!
また、違う季節を詠みに、ぜひいらしてください。

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05,12/4、この日の前菜。

2006-02-17 19:37:53 | 10.レストランのごあんない

久留米市より俳句の会37名のみなさまへのメニューは、
山里らしさに加え、けっこうボリュームもあり、ご満足いただけたのでは?
お客様の前に持っていく度「まァ、まだあるの?」と口々におどろかれ、
すごく喜んでくれていたので...。
しかも、やっぱり一番うれしいのは、
「食べ残しがほとんど無かった事」ですね!!
ま、コレもひとえに、えつこセンセーの「腕」かしら?

バタついてたので、残念ながら前菜の写真しか撮ってませんが.....。

山里ならではの季節に応じたメニューをまた今度ご紹介しますね!
(昨年の日替わり山里定食なら以前UPしてあります!
 右下のカテゴリー6.「レストランのごあんない」をご参照下さい。)

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レストラン奥の大部屋。

2006-02-17 19:28:05 | 2.館内と常設のごあんない

お茶をお持ちする時にちらっと写真を撮らせていただきましたが、
俳句の会の方々がそれぞれうたを創っている最中でした。(05,12/4)
みなさん真剣そのもの。
すごく集中していらっしゃいました!

共星の里は主催企画モノ以外にも、こんなふうに、
研修や講習会(カラオケ大会も有るのダ!)などの場所貸しとしても
いろいろと年間の中でご利用いただいてます。
山里ならでは!廃校ならでは!の独特の雰囲気の中で
いつもそれぞれ皆さんに楽しんでいただけているようです。

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サンフランシスコ在住のアーティスト「mayumi」さんご来館。

2006-02-17 00:02:55 | 8.裏部屋「the強制の里」
05,11月25日
キーボードニストでありコンポーザーでもあるミュージシャンのmayumiさんは、
サンフランシスコを拠点にグローバルな活躍をされており、
CDも過去に3枚出されています。

作品をジャンル分けしちゃうのは非常に失礼なことなのかもしれませんが、
とても落ち着いたり、和めたり、
聞いてると心の中に青空が広がっていくような感覚にさせられる曲があったりして、
私の勝手な表現をあえてさせてもらうと
「アーティスティックなフィーリングミュージック」というかんじでしょうか....。

身近なところでは、スカパーのスターデジオ内のどれかのチャンネルで、
ジングル(時間の区切り目ごとに流される曲)としていつも流れてた曲が、
な~んかmayumiさんっぽい曲だナ~...なんて思ってたら
ホントにそうだったと後で知ってちょっとビックリ。

KAZUさんを通して以前にもお会いしたことはありましたが、
今回、現在製作中の新作CDのジャケットデザインを
光栄にも担当させてもらう事になり、
KAZUさん撮影&プロデュースのもと、只今進行中です。

この日は、その打ち合わせもさせてもらいながら、
いつものごとく、えつこセンセーが自慢の腕をふるったお料理で、
みんなで楽しくオイシくお食事。

事前に、デザインにとりかかる際、
新作のデモを一度聞かせてもらいましたが、
個人的な感想は......
まるで「壮大なスケール感のあるひとつの映画でも見ているかのよう」な
強い印象を受けました。
今度のは、和みというよりは、すごく情熱的でドラマチックなところがあり、
聞く人の想像力をかき立てるカンジがすごくイイな!と思いました。

日本でも、もっともっとたくさんの人に聞いてもらいたいですね。
それと、映画音楽として耳にする日がきっと来るような気もしています!

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