廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

芸術の秋!10月7日ワークショップ開催致します!(参加費無料)

2018-09-23 15:37:09 | 1.「共星の里」って?
芸術の秋ですね!

共星の里では10月7日~8日に黒川の歴史・風土に着目し「くろがわヒストリアート」と題し

シンポジウム展示会・ワークショップを企画してます。

10月7日は3つのワークショップを開催致します。

只今、共星の里にて「風 曼荼羅」展覧会開催中の作家 鈴鹿芳康氏を講師に迎えての

《い》ピンホールカメラのワークショップです。





《ろ》ロックキャンドルワークショップ



昨年の豪雨で松尾川が氾濫し9万年前とも120万年前ともいわれる赤いピンクの石が突如と出現。

地元でも珍しく、古代の火山活動によるものと思われる。

その松尾川の上流には岩屋権現さまがあり、この巨石もピンク色であり、古権現と呼ばれています。


古紀録によると、

祭神は天忍穂耳尊(アメノホシホミミ)、伊弉諾命(イザナミノミコト) 伊弉冊命(イザナギノミコト)。

苔むした岩で昨年の災害で共星の里に流れ着いたあのピンクの巨石がご神体である。



水に起こされ永い眠りから覚めて、共星の里の校庭に幾つもやってきた



黒川を散策し、自然の神秘が詰まった鉱物を使ってキャンドルを作ってみよう!


《は》災害流木アートワークショップ

現代彫刻家八尋晋氏を講師に迎え、黒川地区に伝わっていた鷽替えのお祭りの鳥の人形を八尋氏がアレンジし思い思いに作ります。

共星の里に常設展で展示している数々の八尋晋氏作品



まだまだ、参加者を募集中です☆彡



ワークショップは参加費は無料です。(事前予約必要)

開催日 10月7日(日)10:00~15:00

詳しくはTEL0946-29-0590

共星の里まで。 

是非この機会にくろがわへお越し下さい。

WIND MANDALA 風 曼荼羅 鈴鹿芳康写真造形作家展 開催中!

2018-09-15 21:35:23 | 3.05~24年の企画展告知&展示
虫の音に秋を感じるころとなりました。

皆さんはいかがお過ごしですか?


昨年の豪雨で心配していた銀木犀は、お蔭様で香り豊かに秋風に乗って

甘~い香りいっぱいに共星の里を包んでくれております。

秋本番です。芸術の秋の第一弾は

鈴鹿芳康氏の 「WIND MANDALA 風 曼荼羅」




鈴鹿氏は昭和63年よりピンホールカメラの撮影をはじめる。

1988年から旅をし、日本列島の海岸沿いをすべて回り、さらに海外の海、そして世界の聖地とそこに上がる太陽を撮影。

行く方向は易学で行く方向を決め偶然性を重視して行動し、

長時間露光で撮影するピンホールカメラは、自分がコントロール出来ない。

太陽を待っていても撮れる時もあれば、撮れないこともある偶然性が大きい。

撮影で出会う風景や人は偶然であるように見えて必然へと次第に変わって行くが

写真は撮るものではなく与えられものだと認識が強くなっていった

そして、その撮影の間に海岸に漂着した足下のさまざまなゴミに地球の循環を感得し採集して来たと鈴鹿氏は言う。

制作のテーマーは「循環、共生、平安」である。



ピンホールカメラの撮影の間に海岸線に打ち寄せられた漂流されたモノを集めてのインスタレーション作品

今回、

昨年の九州北部豪雨災害により姿を現し共星の里に流れ着いた巨大なピンクの石。

この桃色石を被写体に撮って頂いた鈴鹿氏の新作の他、ピンホールカメラの原理を体験できる暗室コーナーもあります。

また、10月7日には鈴鹿氏によるワークショップも開催致します。



日時:10月7日10:00~15:00 

詳しくはTEL0946-29-0590まで。

是非この機会に、お遊びにお越し下さい。


鈴鹿芳康 yoshiyasu suzuka

1947年生まれ

多摩美術大学油絵科で学ぶ


1975年 フルブライト研究員奨学金を得て、
サンフランシスコ・アート・インスティチュート写真学科に留学し、アートとしての写真を学ぶ。

1969年︎日本版画協会展 協会賞︎国際青年美術家展 日本文化フォーラム賞

1978年︎世界クラフト会議〔京都〕W・C・C展
特別賞と京都デザイン協議会賞

1989年︎京都芸術新人賞

1997年︎今立現代美術紙展’97 日本紙アカデミー賞

2002年︎日本写真芸術学会 芸術賞

2004年︎アルル国際写真祭 ディスカバリー部門〔グランプリ〕

2013年︎第31回 京都府文化賞 功労賞

2018年︎第31回 京都美術文化賞