廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

今回の大雨で被害に遭われた地域の皆さま 心からお見舞い申し上げます。

2023-07-14 23:23:54 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
今回の大雨で被害に遭われた地域の皆さま
心からお見舞い申し上げます。

共星の里に
全国から豪雨災害被災、お見舞いの電話やLINE、メッセージなど沢山いただき有難うございます。

朝倉は大雨特別警報が発令され、警報のサイレンが鳴り響き、緊急安全確保レベル5が発令されました。

まともや、6年前の豪雨災害で被災しているだけに、不安でたまりませんでした。

一夜開けると、黒川は孤立。

崖崩れで道路が塞がりましたが、










本日、高木コミュニティー協議会にて、
今年度の第一回目の運営委員会に出席し確認致しました。

高木地区、黒川の住民の皆さんは全員、大丈夫とのことです。

しかし、
道路が崖崩れ等が発生しており、

黒川へ入る道路は3つの道路が全面通行止め【山田線・志波線・西原線】なっておりましたが、
お蔭様ですぐに仮の復旧工事がなされ、7月12日の段階で通行はできる状態になっております。

しかし、
土砂崩れで片側通行の場所も多く、地盤も緩んでおりますので
安全第一に二次災害にならないように
通行の際は自己責任にてお願い致します。

7月は、夏休みに入ることもあり、たくさんの団体様のご予約が入っておりましたが、
この状態では…。
「通れますか?」のお問合せのお電話がありましたが、
大型バスは無理かと判断し、

残念ですが、安全第一に考えて、全てキャンセルをお願い致しました。
致し方ありません!

普通車は問題ありませんが、
くれぐれも安全第一!に行動をお願い致しております。

そんな中に湯布院の庄内からありがたいことに
仏師の池辺石松氏と息子の寿君が、心配して整備の手伝いに来てくれました!






スタッフのよしえちゃんも強君も
朝から大汗かきながら、



頑張ってくれてます!








やれることを一歩づつ。







共星の里は通常通り営業しております。

お客様はお越しになれなくても、いつかはまた、皆様の絵顔に逢える日を待ちわび!

そう思って、
スタッフ一同、明日も作業の続きを張り切って行います!!




どうぞ、皆様、熱中症にお気を付けてご自愛くださいませ。


九州北部豪雨災害から今日で6年。

2023-07-05 15:33:28 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
久しぶりの投稿となります。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

九州エリアは雨季と重なり、大雨警報が連日あちらこちらで…。
もう、勘弁してほしい!!と言うほどですね。
あれから6年。
あの九州北部豪雨災害で朝倉も大変な惨事に遭いました。
本日 7月5日。
犠牲になられた皆さまにお線香を手向け、決して忘れられないあの日を胸にお祈り致しました。



雨が上がり、蓮の花が見事に咲き始めております。



本日の西日本新聞の朝刊に共星の里が取材を受け掲載されました。



朝倉支局長の西田様、掲載頂きありがとうございます。

共星の里へお越しいただいた皆様には
お分かりかとは思いますが、
あの災害で大きな巨石が幾つも校庭に流れて来ております。

どれだけ、あの災害が酷かったと言っても、年月が経ち整地されてしまえば風化してしまう。

たくさんの重機が入り、道も川線も整備が整って参りました。


私たちはここで何が起きたのか!
縄文時代から営みが続くこの地がどういう歴史のあるところか…。

伝える義務がある。
そう思っております。


山があり川が流れ、草木の自然の中に神と仏。

眼に見えない聖なるものを感じ見出だしてきた日本人のこころ。

人びとは自然とのかかわりを通して暮らしを営み続け、地域が生まれ文化を育ててきた。

山や森、自然のうちにある神仏の聖地霊場は日本人の「こころの故郷」と言うべきであり

誰でもここに帰って来れるこころのよりどころでありたい。


私たちは自然と共に安らかに、今からも星のように輝き、互いを認め合い、ともに生きることを願う。

人と自然とアートの融合を求めて。


九州北部豪雨災害はもとより、

今回の大雨で災害に遭い、また犠牲になられた方々とそのご遺族に対し

心から追悼の意を申し上げます。

2023年7月5日

共星の里スタッフ一同 拝