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今日はこちらで良く言われる諺の「コップ半分の水を見て、まだ水が半分ある、か、もう半分しか残って いないか。Glass half fill or half empty」をご紹介したいと思います。
コップ半分の水は例えで、この考え方は同じ事を楽観的に捉えるか、悲観的に捉えるか、という考え方は色々な事に応用出来ます。、、、
応用例、その1
例えば、僕の髪の毛なんですが、、、頭のてっぺんから前にかけては、、、全盛期の半分くらいしかありません。それで、、、髪の毛が、もう半分しか残っていない、、、と悲観的に考えるか、それとも、まだ半分も残っているじゃないか、、、と楽観的に考えるか、2通りの考え方ができますよね。
髪の毛が薄くなり始めた事は、、、不安と焦りがあり、悲観的になっていましたが、、、最近では、、、考え方を変えて、「高齢者になれば、男性で頭が剥げるのは普通の事だ。それに、俺はツルツルではなく、髪はまだ半分も残っているじゃないか。ジタバタしても仕方がない。髪の毛があり過ぎるのも暑いし、、、このくらいが丁度いい。」などと、楽観的に考えるようにしています。
応用例、その2
一年半程前に始めたドラゴンボートのパドル(櫂)の漕ぎ方の技術について、上達途上にあるわけですが、、、1年半もやっているのに、未だこんなに漕ぎ方が下手だと考えるか、、、1年半で、こんなに漕ぎ方が上達したじゃないかと考えるか。心の持ち方によって、精神的に満足できるか、自分を苦しめるのか、考え方ひとつでかなり違いますよね。
応用例、その3
例えば、あなたの年収が300万円だと仮定すると、、、
俺の年収は300万円しかない、同級生の中では多分俺が一番低い。もっと勉強していい大学に入って、いい会社に就職出来ていたら、こんなことにはならなかったのに、、、。貯金がないから、海外旅行なんて行ったことがないし、一生いけないや。温泉旅館で美味しい物食べたいけど、温泉なんて何十年も行ったことない。宝くじで一等さえ当たってくれれば、人生が変わるのに、、、。婚活してみたけれど、年収が低いからという理由で、全く相手にされなかった、、、。だから結婚なんてとっくに諦めた。こんな人生早く終わって欲しい、、、と後悔する人生か、
それとも、
俺の年収は300万円もあるじゃないか、無駄遣いをせず、上手にやり繰りすれば、お豆腐や納豆、おいしい味噌汁の朝ご飯が毎日食べられる。昼ご飯は豚コマやキャベツやもやしの一杯入った焼きそば、夕ご飯は餃子と玉子焼きの夕ご飯。年収が低くても上手に家計をやりくりすれば、美味しい物が一杯食べられる。
海外旅行なんて、行きたいとは思わない。お金持ちの人達は何でわざわざ高いお金を払って言葉も通じないような不便な所に行くんだ。俺は徒歩旅行や、ローカル線で日帰りの旅行をするのが趣味。温泉なんて行かなくても、近くにある銭湯へ行ければ十分楽しいぞ。結婚?年収が低くても、人生を楽しんでいれば、結婚してくれる人はいるんじゃないかな、、、。ま、結婚しなくても、女性の友達が沢山いれば十分かな。地元の卓球クラブで友達が沢山できたし、今度、社交ダンスのクラブに入ろうかな、、、。
応用例 その4
あなたが男性(女性でもいいですが)で、身長が低い(例えば160センチ)とします。
俺は何て運が悪いんだ。両親共に背が低いから、俺の背が低いのは両親の遺伝子のせいだ。背が低いから彼女も出来ないし、性格も内向的になっちまった。背が低いとスポーツも不利だから、スポーツはしたことがない。人前に出て話すのは大嫌いだ。だから会社でも出世は諦めてる。万年平社員なのは俺の背が低いからだ。俺は立っているのを人に見られるもの嫌だ。週末は家に閉じこもっているよ。背が高かったら、全く別の人生になっただったろうな、、、。
それとも、
背が低いと、、、実は、いいことは沢山あるんだ。例えば電車や飛行機に乗る時。体の大きい人は狭い座席で窮屈そうだけど、、、俺は幸いなことに体が小さいから窮屈に思ったことはないよ。それに、、、背が低い人は心臓に負担がかからないので、高い人と比べて長生きだと聞いたことがある。確かに、背が高い高齢者って、少ないというか、、、全くいない気がするよな。
背が低いと、女性からは親近感を持たれるっていうか、、、女性のお友達も沢山できる感じがする。背が高いと威圧感が強そうで、女性にとっては少し怖いんじゃないかな、、、。俺って何てラッキーなんだ。バレーやバスケットボールは得意じゃないけど、卓球やスキーなら逆に有利かも。
応用例 その5
あなたは今、60歳の誕生日を迎えたばかりだとします。
もう、60歳、、、。人生も残り少ないぞ、、、。人生90年とすると、あと3分の1しか残っていない。いや、80年かも知れないから、あと、4分の1しか残っていないじゃないか、、、。いや、待てよ、ひょっとしたら、70歳で寿命が尽きるかもしれないから、、、ひょっとしたら俺の人生は後10年しか残っていないかも、、、。もう人生、終わったようなもんだ、、、。
俺の人生のピークはとっくの昔に過ぎたし、毎日会社に行って馬車馬のように働いているだけで、、楽しいことなんてない。これからは死ぬのを待つだけの人生じゃないのか?友達もいないし、子供達も会いに来てくれないし、、、妻とは話しは合わないっていうか、、、あいつはいつも機嫌が悪いから、話す気になれない。だから、仕事から帰ると、直ぐにテレビを点けるんだ。妻とは、どっちかというと、同居人って感じかな。俺って何の為に生きているんだろう、、、。っていうか、早くあの世に行った方が楽になれそうだ。
それとも、、、
まだ、60歳になったばかりだ。いつまで生きられるのかなんて誰にも分からない。だから、寿命を心配しても仕方がないな。それより、人生は一度っきりだ。これからも、毎日やりたいことをやって、楽しむぞ。仕事だって、もう少し続けられそうだ、、、。やりたいことは沢山ある。趣味の友達も沢山いるし、子供達も良く家に遊びに来てくれるし、、、妻とも気が合うようだ。俺はなんて幸せなんだ。これからは健康には気を付けて、体力作りに励まねば、、、。ジムも始めるぞ。そして、今年からは妻と日本百名山を登り始めたいな。10年あれば踏破出来るんじゃないのか、、、。そして、70歳からは200名山もやってみるか、、、。
と、まあ、こんな感じで、物事を楽観的に捉えるか、悲観的に捉えるかで、人生の楽しさが全く変わってきますよね。楽観的な人には人が集まってきますから、友達や家族が作り易いのではないでしょうか。反対に、悲観的な人には人が寄って来ませんから、、今の友達や家族もいなくなってしまうかも知れません。
ということで、、、今日のお話しは、あなたの置かれた状況がどうであろうとも、楽観的に捉えられるか、悲観的に捉えるかで、楽しい人生にすることも出来るし、詰まらない人生にすることも出来ると言う諺の応用例の紹介でした。
今迄、物事を悲観的に捉えてきたアナタ、、、楽しい人生にする為には、どんな事でも楽観的に考えると良いのかも知れませんね。
それでは明日も、このブログでお会いしましょう。
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