今日の朝は快晴でしたが、暫くすると霧がかかって、居間の窓から見た景色はこんな感じでした。
朝食の前にジョギングから始めました。本当は毎日ジョギングが出来れば良いのですが、毎日走ると足に負担がかかり過ぎて、足の脛の辺りが痛くなるのです。やはり、筋肉を修復するのには48時間くらいかかるそうですから、修復しないまま運動を続けると逆効果のようです。それで、ジョギングをした次の日はジョギングを休むことにしたら、調子が良い様です。ただ、休みが2日になったり3日になったりはありますが、、、。
ジョギングから帰ったら、いつもの様にオーツ麦の朝食。安定の美味しさです。勿論、オーツ麦に牛乳をかけるだけでは、あまり味がないので、ドライフルーツやアーモンド、水煮した大豆などのナッツ類も混ぜます。
朝食の後、暫くゆっくりしてから行った所は、ダンデノン市場です。冷蔵庫には野菜が殆どなくなり、肉や果物もなくなってきたので、、、新鮮な野菜や果物、肉や魚の買い出しに行って来ました。
まず、市場に着いてからすることは、、、一通り市場を回って、お買い得な物は何か、値段の変動などを頭に入れて、どの店で何を買うのか決めます。大抵は野菜はこの店、肉はあの店という風に決まっていますが、たまには気分を変えていつもとは違う店で買います。
今日、初めて買ったのもはニジマスの燻製です。かなり大きなニジマスの燻製でしたが、お値段はキロ当たり25ドル(2千五百円)とまずまず。買ったものは400グラムくらいでしたから、千百円でした。既に調理されていますから、そのまま食べられますし、頭と尻尾と骨は食べられませんが、、、皮も脂がのって、おいしかったです。
物価が高いオーストラリアですが、、、市場ではそれ程高くはなく、例えば牛肉のミンチ(並)は1キロで8ドル(800円)、豚肉の肩肉は1キロで9ドル50セント(9百50円)、牛ステーキ肉は1キロで19ドル(千九百円)でした。
野菜や果物は1キロ当たり2ドルから6ドルくらいが多いです。これらは個包装にはなっておらず、自分で好きな物をビニール袋に入れて、レジで1種類ずつ重さを計ってもらって、お金を払います。
ただし、日本で売っている野菜や果物と違って、、、多少、キズがついて傷んでいたり、バナナなどは熟し過ぎていたりという場合が多いので、1個ずつチェックして袋に入れなければなりませんが、、、。
ですから、市場では、スーパーで売っている物と違って、優良品ではなく不良品が多いですが、、、実はあまり気にならなくなりました。痛んだ所はナイフで切って、いい所だけを食べれば良い訳ですから、、、。それで値段が半額なら、僕なら多少不良品がある方を選びます。
つまり、生鮮食料品を買っていれば、日本よりも安いですから、住みやすい国だと言えます。ただ、味噌やカレー粉、鰹節などの出汁類など、日本から輸入された食材をこちらで買おうとすれば、2倍以上に高いです。ですが、それらの食費に占める割合は微々たるものですから、気にはなりません。
こちらで、高い物は、、、住居費です。不動産の値段や家の家賃は日本の2、3倍もしますから、、、いくら食費が日本より安くても、住居費が高ければ、住居費なしに生活することは出来ませんから、、、生活は苦しくなりますね。
幸い、僕の場合は仕事を始めた当時は、まだ不動産ブームは起きておらず、仕事を始めて3年目に不動産を購入することが出来ました。その直後に出会って1年後に結婚することになった妻も僕に会う2年前に一戸建ての家を買っていたのでした。数年後、両方の不動産(うち一つは住宅ローンは完済)を売って、今住んでいる牧場を買うことが出来たのです。
牧場の住宅ローンも40代の中頃に払い終えて、その後は老後の為の貯蓄と投資に励んで、50代でリタイアすることが出来ました。
僕が移民した頃、30年程前のオーストラリア人の平均年収と平均の一戸建ての不動産価格の中央値の比は3.5倍くらいだったと思いますが、今では、メルボルンで8倍近くになっています。(シドニーでは10倍)つまり、不動産価格が年収に比べて高すぎるので、中々家の頭金も貯まらない状況になっているのです。30歳を超えても親の家に住んでいたり、結婚しても親の家に住んでいるカップルも珍しくはないです。
なので、、、賃貸にお住まいの人達や不動産があっても住宅ローンを支払っている人達の生活は、大変だと思います。食費が高くて住居費が安い国か、食費が安くて住居費が高い国かどちらが良いのか?両方安いのが一番なのですが、どちらかを選べと言われたら、、、どうしますか?
いい家に住むことが出来ても、肉や野菜、果物が高くてあまり食べられない国か、住むところは小さくてボロい家でも、食費は果物や肉、野菜などが安くて沢山食べられる国か。皆さんはどちらを選びますか?
僕なら後者ですね。
それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。