今日はスキー友達のバルと午前中、海にカヤックに行く予定だったのですが、、、朝から雨で寒い日だったので、また今度、双方が都合の良い日まで延期にしました。
なので、、、今日は室内でダラダラとパソコンでヤフーニュースやユーチューブを見たり、オーストラリアの株式市場をチェックして過ごしました。
さて、今日のお題のオーストラリアの老齢年金(Age pension)です。
オーストラリアの年金は2階建て構造で、スーパーアニュエーションと言われる確定拠出年金と老齢年金があります。で、まず今日はオーストラリアの老齢年金についてです。
三菱UFJ信託銀行のサイトから添付すると、、、
オーストラリアの老齢年金は、保険料負担はなく全額租税 により賄われています。 国内に 10 年以上の 居住期間を有し、年金請求時に国内に居住 していることを要件に、67 歳から支給が 開始されます。
日本の老齢基礎年金は、10年以上国民保険料をを納付しなければ受給資格はありませんよね。でも、オーストラリアでは、10年以上この国に住んでいれば67歳から自動的に貰えるという、、、夢の様な老齢年金制度です。
しかも、老齢年金の受給額(最高額)は、2024年現在、
独身者2万9千豪ドル(290万円)、カップルの場合は二人で4万3千7百豪ドル(437万円)です。
この最高受給額を受け取る為には、金融資産テストがあって、金融資産が、独身者で自宅がある場合は3千万円以下、カップルの場合は約4500万円以下であれば、上記の受給額の最高額が受給出来ます。
金融資産がこれよりも多い場合は、資産に応じて徐々に受給額が減らされる仕組みになっています。なお、金融資産には自宅が含まれない為、どんなに豪邸に住んでいても金融資産(貯金、自宅以外の不動産、株式、投資信託、国債など)が上記の額より少なければ、老齢年金の最高額が受給できます。
これを読んで、「え?オーストラリアでは国民年金保険料を納めなくても、10年住んでいれば受給出来るの?マジかー!最高じゃん!」ってなりますよね。そうなんです。日本では、国民年金保険料を最低でも10年は納付しなければ国民年金は貰えませんが、オーストラリアでは、10年以上住んだだけで、税金は払わなくても、お年寄(67歳)になれば誰でも老齢年金が貰えてしまうという非常に有難い制度があるのです。
と言う事は、日本で長年働いて国民年金の受給資格のある人が、オーストラリアに10年またはそれ以上移住して67歳になれば、日本の国民年金とオーストラリアの老齢年金の両方を受給することが可能なのです。これって、凄くないですか?
しかも、日本の老齢年金は満額納めても最高額は年間79万円。いくら安いと言われる日本の物価を考慮してもこれだけで生活することは不可能ですよね?でもオーストラリアの老齢年金なら裕福とまでは行きませんが、比較的余裕で生活が出来てしまいます。
ここまで読んだ皆さんは、、、「今すぐにでもオーストラリアに移住したい! オーストラリアで年金貰いたい!」って思いますよね?だって、あなたがオーストラリアに移住して87歳まで生きると仮定すると、オーストラリアで20年間老齢年金が貰えますから、、、
独身者の場合は、20年 X 290万円 = 5800万円
カップルの場合、20年 X 437万円 = 8740万円
オーストラリア政府からあなたにプレゼントされるのです!
そして、もし、あなたが97歳まで生きると仮定すると、老齢年金は30年間受給出来ますから、
独身者の場合は、30年 X 290万円 = 8700万円、
カップルの場合、30年 X 437万円 = 1億3千百十万円
オーストラリア政府からあなたにプレゼントされます!
何度も言いますが、、、オーストラリアに10年移住するだけで67歳からこの年金の受給資格があるのです。こんなオイシイ話ってありますか? 移住するだけで67歳から毎年お金をくれる国って、、、聞いたことがありません。
しかもこの受給額は物価の上昇に応じて毎年上がって行きますから、オーストラリアって、何て裕福な国なのでしょう。世界中の人々がオーストラリアに移民したがる理由は、、、温暖な気候や治安が良いこと、英語圏であること以上に、(日本と比べて遥かに高額な)老齢年金が誰にでも貰えるので、老後の経済的な不安があまりないからではないでしょうか。
僕がもし、日本に住んでいて、このブログを読んだなら、、これから益々高齢者増え続けるのに労働人口が減って行く日本の未来は不安でしかないですから、、、何とかしてオーストラリアに移住しようと血眼になってその方法を探すと思います。
オーストラリアに移住出来ることは、、、オーストラリア政府から5千8百万円以上、カップルなら1億3千万円以上貰えるとほぼ同じことなのですから。高額の宝くじに当選するような感覚ですね。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。