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管理者 : Zippo

むかしむかし

2024-03-17 18:52:54 | 日記

わけあって浦島太郎について調べている。

そんな中、YouTubeでどこかの幼稚園の浦島太郎劇を見つけた。
浦島太郎が5人、亀5匹、乙姫3人という配役。子供たちになるべくいい役をさせてあげたいという気持ちだろう。

treponte様投稿YouTubeより

そしてインフレたヒーロー、ヒロインに対し亀をいじめる子供は男女ひとりずつ。これもまた「悪役は必要最小限にする」という配慮なのかもしれない。
さらにそのいじめっ子少年は全体のナレーションというおいしい役を兼ねていた。

脚色した先生が意図したかはわからないが、悪役(いうほど悪でもないが)がメタフィクション的な立ち位置で登場するって、すごくかっこいい演出だ。
まさに、ロックオペラ「ジーザスクライスト・スーパースター」のユダの立ち位置。

そして自分の思い出。
小学校6年生の時、学年全体で演劇「杜子春」をやった。出演者は10人程度だったが私もキャスティングされた。当時仲が良かった友人と共に。
私もその友人も背が小さかったので「村の子供たち」の役ですかぁ?などと言っていたが、友人は主役の「杜子春」、私は杜子春をあざける村人A(セリフは4行)。
同時に私は友人に何かあった時の「主役補欠」にも任命された。これは正直、あまりいい気持ちはしなかった。

劇はセリフを事前に録音して口パクで演じる方式だったのだが、どういう意図かクライマックスの杜子春の「心の声」だけは舞台裏からリアルタイムで発声する方式で、その「心の声」は私がやることになった。

心の声なので「ささやくような、それでも激しい感情をこめて・・・」とガラスの仮面ばりの指導に私は・・・・・のりのりだった。調子にのっていた。
ちょっとエコーがかかったマイクの声が舞台に響くのが快感。「おかあさん、おかあさん、ぼくは、ぼくは・・・・」

今思えばこの役も結構おいしい立ち位置だったかもしれない。

Blenderで玉手箱を作ってみた。


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