仕事で台湾の新竹に行っていた。台湾は初めてだったが自由な時間はほとんどなく面白いものは何も見ていない。
ただ、私にとって謎のアイテムだった「檳榔」(ビンロウ binglang)を試すことができた。
覚醒作用があるらしいということと、怪しげな売り方をしてるらしいことでアングラなイメージを持っていたが、そうでもないようだ。後で調べたら日本では違法らしい。危うく持ち帰るところだった。
仕事相手の現地人に作法を教えてもらう。
10分クライ噛ミ続ケルアト吐キ出スヨロシ(本当は英語です(笑))
激マズ。
ドングリをかじっているような味・・・ってドングリをかじったことはないが。においはほとんどない。
汁ハ身体ニ悪イ飲マズ吐キ出スヨロシ
先に言ってよ。もう飲んじゃったんですけど。
ビールガ甘クナルアル。
確かにビールは甘くなったが、これは薬事効果じゃなくて苦いものを噛んだためだけのせいだと思うのだが。
頭がさえるとか、体が熱くなるとか聞いていたが、なんの変化も感じられなかった。
ちょっと拍子抜け。
これも後から知ったことだが効き目にあたりはずれがあるらしい。
パッケージには口腔癌になるとか書いてあるし、二度と噛むまい。