Laboratory 108 blog

猫 CG DTM MMD Secondlifeなど

管理者 : Zippo

エアー・かいかい

2017-12-23 15:53:00 | ソフトウエアレビュー
最近のiPhoneにはシャッターを押した前後1.5秒ずつの動画を記録する静止画と動画の中間的な「Live Photo」というモードがある。

そしてこのライブ写真からGIFアニメに変換してくれるアプリがMotion Stills。

というわけで下はGIFアニメ。もし動いて見えなければクリックしてみてください。




ロゴが入っているが、このロゴは設定で表示させないことができることがわかった。
さらに、このアプリ、不要なコマの自動削除と手ぶれ補正も勝手にやってくれているらしい。
無料なのに広告も表示されないすぐれものだった。


MMD

2016-01-14 20:11:00 | ソフトウエアレビュー
ちょっと前からMikuMikuDanceというアプリの勉強をしている。

これは、元々はVocaloideを中心とした3Dキャラクタにダンスをさせるツールなのだが、汎用性が高いのでストーリー性のあるアニメーションも作ることができる。なおかつ、有志による膨大なキャラクターやアイテムのデーターが公開されている。

いろいろ楽しみつつ、試行錯誤を重ね、ようやく1本まとまった作品が完成した。

コンセプトは「動く4コマ漫画」

5話4分間作品


Short Stories(YouTubeへリンク)


続編も構想中



MMDはむずかしいけれど

2014-11-16 15:24:00 | ソフトウエアレビュー
ボーカロイドとMMDの文化がおもしろい。

ツールが進化したこともあるがそれを割引いても一昔前にFLASHアニメが流行っていた頃に比べて格段に高いクオリティの作品が多数投稿されている。

この文化のおもしろいところは、市販ソフト・フリーソフト・同人ゲーム・商用アニメ等ががボーダーレスでつながっているところ。
当然著作権法的に問題があるものも多いが、暗黙の協力関係のようなものも感じる。

知らない人のためにちょっとだけ解説すると、ボーカロイドはヤマハの市販ソフトで音声合成で歌を歌わせるもの。そのイメージキャラの「初音ミク」を躍らせるフリーソフトがMMD(MikuMikuDance)。
MMDで使えるキャラクターが有志によってたくさん公開されているが、そのキャラがとにかくなんでもあり。

以下の動画を観ると一番わかると思われる。

MMDのキャラいろいろ 

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24245752


ところでネット上には

「歌詞を自動で作ってくれるサービス」
「歌詞を入れると作曲して演奏して歌ってくれるサービス」
「曲を入れると自動で振り付けをしてキャラクタが踊ってくれるアプリ」

というのがある。
すなわち、自分で何もしなくてもほぼゼロからMMD風動画ができる。

実際に作ってみたのがこれ。
最初の曲は自動作詞サイトで「尾●豊」風(伏字は元サイトの表示のまま)で作ったもの
後半の曲は手元にあった「ジャガビー明太チーズ味」の箱書きを歌詞にしたもの



いろいろ、微妙だが、「アサリエキスパウダァアア♪」のメロディーだけはツボだった。
ボカロネットで作った曲の伴奏はMIDIデーターダウンロードできるので、後からコードを調整したり、フィルインを入れたりすれば、それなりのものができるかもしれない。


ボカロネット:https://net.vocaloid.com/
自動作詞:http://watch-dog-timer.mine.nu/band/songwriter.html
キャラミン:http://www.ah-soft.com/charamin/


おしゃべりペット

2014-02-05 21:17:00 | ソフトウエアレビュー
iOSアプリ「おしゃべりペット」

静止画写真をしゃべらせるアプリはPhotoSpeakが定番だが、このアプリはそれの犬猫専用版。

PhotoSpeakにあるような顔が微妙に動いたり瞬きしたりの機能はなく、録音した声で口パクするだけ。(目の上がちょっと動くけれど)

ただ、犬猫専用だけあって、口の開き方が自然だ。



これはこれで楽しいけれど、バウリンガル、ニャウリンガルの翻訳高精度版がほしいな。


過ぎたるは猶及ばざるが如し

2013-08-24 21:04:00 | ソフトウエアレビュー

先日知ったすごいソフトウエア音源 Autogun
音を作る機能は無く、プリセットの音を選ぶだけの極めてシンプルなものです。
この、どちらかといえば地味に見える音源の何がすごいかというと

プリセット音が4294967296個あるのです。

数列が長すぎてちょっと見わかりませんが約43億ですよ。




プリセット音選択に関してHELPにこんな記述が...

Why not try them all?
Because, listening to 1 preset per second, 24 hours a day every day it will take you more than 136 years.

プリセット音を1秒ずつ1日24時間毎日確認していくと全部聞くのに136年かかると。

43億の音をひとつひとつ調整して登録するような作り方が不可能なのは明らかですから、いくつかのパラメーターを組み合わせて半自動で音を作るしくみなのだとは思いますが43億個の音ひとつひとつに音の名前と、どんな音かの説明が表示されるところがトリッキーです。
まともにひとつひとつ書いていたらプログラムのソースを書くだけで何千年とかかるはずですから。

ある種のジョークソフトなのかなとも思いましたが、ひとつひとつの音のクオリティは高いです。(40/4294967296くらいしか聞いてませんけどね)

ランダムに通し番号を入れて、出た音のイメージで即興演奏をするとか、そんな使い方がおもしろいのかも。