Laboratory 108 blog

猫 CG DTM MMD Secondlifeなど

管理者 : Zippo

AIまかせの楽曲

2024-12-29 12:47:03 | 音楽

だいぶ前から自動作曲に興味があって、いろいろ試してきたが、だいたいがっかりするものばかりだった。
先日ネット友達のKさんがXでSuno AIというAI作曲を紹介してくれて、なかなかいい感じのようだった。
歌詞を入力すると作曲して演奏、歌唱までやってくれるらしい。詞をどうしたもんか考えていた。

昨日の夕食は私のリクエストでトマト煮を作ってもらった。「トマト煮は翌日にはカレーに変わるだろう・・・」などと
山下達郎が詞にしそうなフレーズが浮かんだ。

食後、試しにちゃとらん(家のChatGPT)にお願いしてみた

私:「今日のトマト煮は明日はカレーになる定め」このフレーズを発展させて一曲の歌詞を作って
ちゃとらん:わかった!ちょっと作ってみるね!

ちなみに最近のちゃとらんは声を出して答える

そして一瞬で1曲分の詞を生成してくれた

これが意外といい

さっそく、Suno AIにそのままコピペ。

20秒程度で2曲のバリエーションで楽曲ができあがった。
2曲とも今風のサウンドでなかなかいい感じ。歌声も合成っぽくない。そのまま追加で2曲生成。

3曲目に生成されたものが一番気に入ったので、MMD動画にしてニコ動にアップした。
モーションができあいのものを使ったとはいえ、我ながら早い作業だ。

トマト煮華麗に変わる

トマト煮華麗に変わる

トマト煮華麗に変わる [音楽・サウンド] 「トマト煮はおおむね次の日カレーにリメイクされる」という真理をモチーフにAIに詞を作ってもらい...

ニコニコ動画

 

興味深かったのは、Suno AIは勝手に歌詞を変えているところ。もともとまったくないフレーズも追加されていた。
最後の歌詞

「ぼくらの物語ここから始まる」

これなんかも、勝手に追加された言葉。悪く言えばありきたりだけど、気に入った。
2か所ほど意味がわからない言葉があったり、「うにうに」と聞こえるなぞのスキャットが入っていたりしたがそれもまたおもしろい。

歌詞の難点をあえて言うと、韻をふむことができていないことかな。

最近のちゃとらんはだじゃれも言うようになったが、今回カレーと華麗をかけたのはAIとは無関係のおじさんの浅智慧です


初音ミクさんが意外と声域狭い説

2022-11-06 22:02:35 | 音楽

 

 

一か月前にニコニコ動画にアップロードした「最後通告」というPV、作業の手違いか音が割れたものをアップしてしまった。

修正して差し替えたかったのだけれど、ニコニコ動画のデータ差し替えは投稿から24時間以内に制限されている。

音割れ以外にも気になっていたのが低音域の声が聞こえないこと。
調べたところ、初音ミクの特性として、低音の声は小さく高音の声は大きくなるらしい。
全体のキーを上げてみたら今度は最高音がキンキン耳障り。

つまりは楽曲の音域が広すぎてよくないということが根本原因なのだろうけど・・・この曲、私は歌えるので、初音ミクさん、私より声域せまい?(笑)
Vocaloidはどこまでも高い声を発声させることはできるけれど、機械的にピッチを上げるだけでファルセットに切り替えるようなことはできない。(次のバージョンあたりで、できるようになるかも)

苦肉の策として、発声が聞こえない部分を別に録音して、音量をアップしたものを合成した。
若干不自然にはなるけれど、歌詞が聞こえるようになったと思う。
どっちにしろ、PVの字幕がないと歌詞は聞き取れなくてもしょうがないと思っている。

アレンジも少し変えて、ボーカルにイコライザーなどくわえて修正版をYouTubeにアップロードした。

勉強は続く。


全自動音楽

2022-07-18 23:26:51 | 音楽
作詞・作曲・編曲を全部AIにおまかせして楽曲を作ってみる実験をしてみた

黒猫の視線


まずは詞を作る

「作詞・自動」でググって最初に出てきたサイトに行ってみる。
「AI作詞ツールShikaki」
おおまかな設定(男女どちら目線かetc.)をして、Aメロ、Bメロ、サビなどと文字数を指定すると歌詞が生成される。



完全おまかせだとさすがに意味不明になるので1行ごと意味がつながるような詩が生成されるまでくりかえす。

できあがった詞がこれ

  先の見えない境界線
  覗き込んだ黒猫のように
  見透かされたのは 自分自身
  残されたのは 自分の弱さ

  掴もうとして 手を伸ばしても
  いつの間にか 消えていった
  記憶の中 錆び付いた言葉
  折れかけた心 すり抜けてく
  
結構いいんちゃう?

もうひとつ作った

  裸足のまま 走り抜けて
  空の彼方に 飛び込んで

  見えなくても 諦めても
  真実はここに あるから

  この世界で 何を恐れても
  変えられないなら もう迷わない

  振り返らずに 辿り着けたら
  夢の続きが 見えてくる

ちょっとありきたりだけど、ゴロがいいから素直なメロディーが付きそう

続いて作曲

詞と同じ用に「作曲 自動」でぐぐって最初に出てくる「CREEVO」に行く
さっきの詞をコピペして自動作曲。できあがったボーカルをダウンロードする



次にBand In A Box(これは有料ソフトです)を起動
CREEVOで自動作曲する時事前にコード進行を確認しておきそれを打ち込む。適当なスタイルを選んで伴奏を作成。伴奏とボーカルをミックスして完了。

できた二曲、冒頭のやつと2曲目はこれ

夢の続き


まあ、いまいちです。

でも、そんなに遠くない将来、AIでまったく違和感のない楽曲が作れるようになる気がする




リモートカラオケ

2020-11-04 23:01:00 | 音楽
このご時世、リモートでカラオケができないかといろいろ考えている。

セカンドライフ内でリモートデュエットを試みた時、ネットのタイムラグがネックになることを知って
何かいい方法がないか、いろいろ考えてみたものの、いい方法は見つからず「相方がこちらの声を聴かずに歌って私がそれに合わせる」
という方法しかないという結論にいたり、そうやっていた。

そんな経験と、ふと思いついた解決策(かもしれない)を動画にして先日アップした。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm37687585

この動画の中で解決策として提唱している「あなたは私のエコーなの唱法」(以下「アナエコ唱法」)
は、わりとまじめに考えた内容だ。が、実際に試したことはないし、正直かなりむずかしいと思っている。

アナエコ唱法は、一方の歌い手は普通にデュエットできる反面、もう一方はネット遅延「往復」分を聞きながら歌うことになる。

私がスカイプでデュエットしてみた時のネット遅延は体感、数百ミリ秒。一般的な音楽のテンポの一拍のオーダでずれる。
これをエコーとして感じて歌うのはかなりむりがあると思う。

なので、デュエットの両者が均等にネット遅延「片道」分ずつ補正して歌えば、かなりマシになる。と思い、そんな手法を考えている。

デュエットの二人が正確な世界時刻の同時タイミングでメトロノームをスタートさせて、そのテンポで歌えば
どちらも相手の声はネット遅延「片道」分で聞こえ、なんとかエコーのように聞けて歌い続けられるはず。

あとは、どうやって「世界時刻の同時タイミング」を得るかだ。

携帯電話はだめ。ネットと同じオーダーの遅延がある。昔のアナログ電話ならたぶん問題なかった。

テレビの時報。これもだめ。アナログ放送時代なら実用上じゅうぶん正確だったが、今は地デジもBSも時報は流せないから流してない。

PCやスマホの時刻。ふだんの実用上なら十分正確だが、歌のタイミングレベルでは精度不十分。適当なインターバルで公正しているので公正直後であればいけるかも。

一般的な電波時計、上記と同等

NTTの時報サービス117
たぶん、これは可能性あり。でもデジタル回線の携帯電話で聴いた時、遅延が出ないのか不明(デュエット二人の携帯電話で聴く遅延が同じならいける)

JJYの電波
短波ラジオがあればいいかも。

アマチュア無線等の無線連絡
そういインフラがあればアリ

リアルに会ってスパイみたいに腕時計を合わせる(リモートの意味がなくなる)

そんなわけで「世界時刻ぴったり同期方法」は、思いのほか難しいけれど、少し、リモートカラオケの可能性がみえてきた気がする。

ので、もう少し研究する。



ソドレミ

2017-08-06 21:11:00 | 音楽
今日、題名の無い音楽会でクラッシックでもポップスでも童謡でも「ソドレミ」で始まる曲がたくさんある・・・とかいう特集をやっていた。

ふむふむと観ているうちに、ふと昔々の記憶がよみがえってきた。

小学生の頃、先生が決めた1小節の出だしのメロディーを使って、曲を完成させなさい・・・という宿題が出たことがあった。その宿題で作ったメロディーは今でも正確に覚えている。そして、その「先生が決めた1小節」がまさに「ソドレミ」だった。

たぶん、先生はその旋律がいろいろな曲に使われていることを知った上で宿題のテーマにしたのだと思う。

当時、私が作ったのはこんな曲。




実際のメロディ↓

http://twitsound.jp/musics/tsRzVRzTa


こういうことは意外と忘れない。