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管理者 : Zippo

クリスティーナにまつわる長い解説

2021-10-14 21:16:00 | MMD
学生時代、映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」に感動して、影響受けて、ずっと「こころの戯曲」というのをあたためていた。

想定は高校の文化祭での上演、こんな演出。

体育館のステージ。幕が上がると舞台には何もない。オープニングの音楽。出演者=クラス全員 が踊りながら机や椅子を舞台裏から運ぶ。
教室のテイになったところでタイトル「ジーザス・クライスト・スクールスター」と黒板に書く主人公A

A「・・・と、まあオープニングはこんな感じ」
B「ちょっとまてよ、全然いみわかんね」
C「わかんねーよなー?」
D「うんうん」

A「・・・と、言っているおまえらの今のセリフもこの脚本に書かれているってことだ」
その他「?」
その他「?」

「ジーザス・クライスト・スクールスター」という文化祭のクラス演劇の準備から実演までのドキュメンタリー。
準備を進めるうちにジーザス役の生徒が次第にクラスメートに本当に神格化され、クラスメートはヒステリー状態になり
文化祭の本番で実際にはりつけにし、一度死んで復活させるようにしようとする。脚本・演出担当の生徒Aは暴走するクラスメートたちを文化祭本番までに思いとどまらせるため画策する

もう四半世紀以上前の思いつき、妄想でずっと忘れていたが、先日とあるラジオドラマを聞いてちょっとこれに近いな・・・と思った。

それはこんなストーリー

ラジオドラマの作成準備で声優が集まって台本の読み合わせをする
そこでとある事件が起きる
なんだかんだあって、登場人物全員が殺人事件の容疑者になるところで第一幕終了のアナウンス。

ここでこのラジオドラマは「ラジオドラマの準備をしていて事件にまきこまれる」というストーリーのラジオドラマを演じている・・・というラジオドラマ・・・いってみれば三重構造になっていることが明かされる

第二幕は第一幕のドラマの声優たちが役を離れマンションの一室に集まり第一幕の謎解きをする。(三重構造の第一層の内容を第二層の立場で)

このラジオドラマを聞いている視聴者は、多重の劇中劇構造に混乱させられるという仕組みになっている。

「劇中劇」「メタフィクション」「ドロステ効果」

このへんのキーワードを持つ作品にずっと執着してきたように思う。

先日作ったMMD動画もそんなやつで、作ったものの真意が伝わらない気がするのであえて解説しちゃうと

「PCを起動したらたった今自分のが動いている姿を表示するアプリ(MMD)を観ることになり、自分や自分の周りの世界がMMDで作られたものだったと気づいた」っていうことなんだけど、伝わったかなぁ。

今日のブログの文章も終始わけわからないであろうことは自覚しています。少しは伝わったかなぁ。

長い長い解説の後本編の動画はこちらです



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