今日は上空に今季一番の寒気が流れ込み、九州の広い範囲で雪が舞い冷え込むらしい・・・・
しかーし、そうなると空気は乾燥する。
だから、これを待ってましたとばかりにストックしていた虫の展足やら、板から降ろした虫の整理をすることにしました。
湿度の高い時期は標本箱も開けたくないし、気付いた時にはカビだらけって事もあるので僅かでも湿気を吸った標本は箱に納めたくないですからね。
そして・・・
こちらは背部の緑色を残したくて冷凍庫で長期間にわたって乾燥させたヒグラシ(セミ)。
まぁ、自然乾燥をさせて色を失った標本に比べると良い方かなぁ?
でもって、その中には世界的にも最小の部類に入るハッチョウトンボなんかもありまして・・・・
これらもセミなどと同様に冷凍庫で処理してみました。
で、忘れてならないのがクワガタやカブトムシなどの甲虫類。
ただ、これらは随分と前に展足を済ませたものの、箱に収めるタイミングを逃してしまい何年もタンスの中で眠っていた標本。
そして余談ではありますが・・・
クワガタやカブトムシなどは1mmでも大きい方が好まれるのですが、このスジブトヒラタだけは大きくなるにつれて“スジブト”の由来である鞘翅のスジが薄くなるんですよ。
だからCherryは、この程度のスジブトヒラタが大好きなのです。