錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

自業自得

2021年07月13日 | 昆虫・植物
今年の離島遠征は4月からはじまった。
そして・・・
大型連休の5月の2に一旦戻り、一週間後の10日にと再び遠征先の島へと戻り11日後の20日に帰宅。
が!
これで終わりかと思いきや・・・・
6月の14日に三度目の島渡航。
だから6月の25日自宅へ戻ると山積した仕事だけでなく、これまで島から持って帰っていた飼育材料に新たな飼育アイテムが加わり、早々に餌の確保に四方八方駆け回り餌の確保に追われてた。


これはCherryがバナナセセリの飼育でお世話になっているバショウ園 。
で、こいつは大きなセセリチョウだけに、この扇のような葉をバリバリと遠慮なく食っていく・・・・


そんな甲斐あってか幼虫たちは無事に蛹化して、今はポツポツと大きなバナナセセリが羽化してきてる。


そんでもって、こいつは渡航前から自宅の庭で飼育していたフタオチョウ。
春先は葉が小さく数も少ないためにヤエヤマネコノチチに食いつかせて、加齢したところでクワノハエノキに袋掛け。
後は『ヨロシク頼んどきまーーーす!』とアバウトな飼育で島へと向ってたのですがフタを開けてみると、それなりのサイズで羽化してくれました。


そして・・・
島のテラスで強制採卵をしていたイワガワシジミはというと・・・・


孵化した幼虫は無事にクチナシの実に自力穿孔してくれて。


後はドリルピットで穴あけしたところでお引っ越し


そんな作業を繰り返していくと・・・・
暫くしてクチナシの実を中をオカタして幼虫は蛹化を始めます。
ただ、その苦労が功を奏して残る幼虫は10頭程度。
いやぁ、今回も頑張った。


また、以前の記事で何気にUPしたタイワンシロチョウの幼虫。


ギョボクの柔らかい葉をあれよあれよと食べ尽し、あっという間に蛹化した。


で、その蛹からは次々とタイワンシロチョウが羽化をして全ての個体を回収。


そんで、こいつはオマケみたいな感じでフライトの2時間前にGETしてきたツマムラサキマダラの卵。
で、その卵を容器に押し込み持ち帰り、孵化したところで内地のテイカカズラを用いて自宅で飼育。
※こいつは強い共食癖があるので単独での飼育をオススメします。


そんな単独飼育で得たツマムの蛹。
オオゴマダラの蛹もイイけれどツマムの蛹も負けてませんよ。


でもって、こいつは島のアジトで強制採卵をやってたオオシロモンセセリ。
ここ福岡にはハナシュクシャとはあってもゲットウは少ない。
まぁ、あったとしても、その葉っぱガチガチだからハナシュクシャの柔らかい葉や、ショウガやミョウガの葉を与えて育てました。
だから・・・・


本来の食草である葉の硬いゲットウではなく、柔らかいョウガやミョウガを使用しために仕上がりも立派な大きさに成長してくれます。


また、こちらはタイワンシロチョウの採卵時にオマケで付いてきたツマベニチョウ。
次々とタイワンシロチョウが加齢していくなかで、ゆっくり、のんびり成長するツマベニチョウの幼虫でしたが中齢期から庭のギョボクに袋掛けしたら・・・・


はい、立派な蛹になってくれました。
ただ、オスに比べるとメスのツマベニは得難いので、できることでれば半数以上がメスで羽化してくれないかなぁ。


で!
この他にも、このスジグロカバマダラとか・・・・


自宅へ戻って採卵したリュウキュウムラサキやベニモンアゲハなんかもいるんだけど、そんな幼虫も今では大半が蛹化を終えようとしています。


あっ!
そうそう・・・・
これらとは別にメスアカムラサキは懲りずに累代中。
はぁ~
これを身から出た錆、自業自得って言うんでしょうね。

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