
現在、このジイさんが飼育しているルリモンジャノメですが、多くのヤシ科植物を餌にしていることは大抵の蝶屋さんであれば既に周知のことかと思います。
ただ、このルリモンジャノメを内地(本土)で飼育するとなると、そのヤシ科植物が必要不可欠というかネックになりますよね。
そこで!
φ(..)ふむ… φ(..)ふむ…
なるほどねぇ…
なーんて調べると園芸店に並ぶアレカヤシが使えるんですよねぇ。
そう、あの涼しげな観葉植物ですよ。
しかーし!
これが油断できないんですよ。
何故かって?
このアレカヤシってやつは葉が密集しているだけに空気が滞留する室内とかだとハダニやアブラムシの害を受けやすい。
だから速攻性の薬剤を散布され、それと合わせて緩効性の薬剤が予防の意味で使用されている・・・・ 時がある。
これって野菜のように人さまが口にするものじゃないから薬物が残留しててもNo problem。
おまけに販売店で薬剤散布しましたか?なーんて聞いたところで生産者が散布してたら聞くだけ無駄。
そこで、この大きな落とし穴をチェックする意味で購入したアレカヤシの葉っぱの一つに1頭の幼虫を乗っけて餌として使えるかをチェックしてるんですよ。
すると・・・
餌として購入したアレカヤシの3分の1で幼虫が脱落。
そう、死でるんです。
そうなると、それらのアレカヤシの株は餌として使えない・・・・
と、言うことで今回は7匹もの大切な命を犠牲にしてしまった。
これから飼育しようと考えておられる皆さん、そして既に飼育中の皆さんも散布された薬剤には用心、用心、ご用心!