気分転換で深夜徘徊

やるべき事を済ませて、ほっと一息ついたら夜は飼育棟で生き物たちのお世話と多忙の毎日。
だから気持ちにも余裕がない。
そこで、突然ですが気分転換に深夜の虫採りへと出かけることにしました


で、時は今朝の丑三つ時。
暗い夜道を一人、車を走らせる･･･
それも車から流れてくるのは、良くも悪くも喜多郎の曲。
こっ･･･怖ぇーーー。（笑）


なーんて言ってる間に現場へと到着。
しかーし、目的とした木はこんな若いクヌギの木じゃなくて古木のクヌギ。
それも大きな洞があって中から樹液がダラダラと滲み出てくるようなヤツ･･･
だから、そんな古木を求めて片手に持ったハンドライトを頼りに草木も眠る丑三つ時だというのに一人で暗い闇の奥へと足を進めるんです。


そうやって見つけた、一本の古木。
上の方に樹液が滲んでいるんだけど、こんな場所に集まるのはカブトムシとか良くてもノコギリクワガタやコクワガタってところでしょうか？
しかーし!!!!!


そんな甲斐あってオオクワガタGET！
でも、洞に潜られる前にと急いで捕まえちゃったので、その時の画像はナシ
だって、深い洞の奥に逃げ込まれちゃったら終わりですからね。
だから、オオクワガタの場合は撮る前に採れですよ。
って事で･･･
Cherryの虫捕り話は、これにてお終ーーーい！
なーんて言うかぁ!!!

少し小さいけれどWILD物のオオクワガタと少しのカブトムシ。
そして、ヒラタ・ノコ・コクワをGETしたCherryはルンルン気分で暗い道を自宅へと向けて帰る。
すると！
道の先に立つ、白ともグレーともつかない服を着た小柄な白髪の老婆を車のライトが照らし出す。
うわっ！マジかぁ･･･
で、その老婆は右手を“そーっと”伸ばして手招きを始めた。
おい、おい、嘘だろぅ！
そろそろお迎えがくる頃だとは思っていたけど、迎えに来たのは白髪の婆さんかい！

と、思ったら････

道の脇から一匹の白い中型犬が、その老婆の元へと走り寄ってきた。
ん？
って事はさぁ、手招きして呼んでいたのは俺じゃなくてイヌだったんかい！
それも道路の“ど真ん中”に突っ立ってよ！
もぅ、バカじゃねぇの？

とっとと、あの世に逝ってしまえーーーーーー!!!

今朝はオオクワガタを採って気分はアゲアゲだったのに････　シャレになんないぜ！

うわっ、マジかっ！

今日、サツマニシキの幼虫が気になって山へと出かけてみると････


うわっ！ヤマモガシの葉っぱが･･･
それも、発生している地域のヤマモガシが全てこんな状況なんです。
マジかっ！
でも、どれだけの幼虫が発生するとこうなるの？
しかーし･･･
この後に考えられる事は、全ての幼虫たちが食べるたけのエサがなくなり完璧に共倒れしてるんじゃないか？ってね。
いや、その前に成長が早く上手く樹を下りて蛹化できた個体がいたとしても、この状態だと次世代の幼虫が発生できるだけのエサが確保できるのかなぁ？
これまで台風に伴う強風や氷点下をもたらすような強い寒波など色んな障害を乗り越えてきたサツマニシキでしたが、今回のような難関を無事に乗り越えて来季へと世代を繋ぐことが出来るのだろうか？
ん･･･
暫くは、このサツマニシキから目が離せなくなりました。

おーーーーっと、ルイス

今日、餌でも入れてあげようかなぁ････ って、フタを開けると一頭のルイスツノヒョウタンクワガタがマットの上に出てきてました。
ん････
いくら食いの細いクワガタとは言え石垣へ飛ぶ前から餌をあげてないので、お腹を空かせていたのかなぁ？
と、言う事で･･･
今日は冷凍保存していたジャイアント・ワーム(ジャンボワーム)を凍ったままポキポキと折ってマットの上に置いてあげました。
で･･･
こいつの産卵セットを組んだのが6月の上旬ごろだったので、産卵材から這い出てきた幼虫が容器の壁面で見られるようになるのは今年の11月頃なぁ？
って事で、まだまだ先だけどヤマトサビ同様に小型クワガタは手がかからないのでマジ楽勝です。

アオバズクとコノハズク

使わなくなったパソコンのデータを整理をしていたら、以前、石垣島で撮影したリュウキュウアオバズクの画像が出てきました。
で、その画像って言うのがコレ！
単発で見ると先週にUPしたリュウキュウコノハズクと同じようにも見えるのですが････


比べてみると･･･
ほらぁ、違うでしょ！
一目して解るのは胸の模様です。
リュウキュウアオバズクはトトロみたいに大きな茶色の斑点が散在するに対して、ここにUPしたリュウキュウコノハズクには見られない。
まぁ、細かい事を言えば頭巾や顔など多くの相違点はあるけれど、この模様だけでもリュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクを見分ける事ができるんですよ。

疲れた体は温泉で・・・

このところ、あれやこれやと忙しい。
ん･･･
なんで、こんなに次々と仕事が増えるんだろう。
だから、このところのCherryは身も心も疲れきってフラフラ状態。
いやぁ、マジでキツイっす。
ならば･･･
こんな時は何時ものように温泉で癒しましょ！と、ばかりに走る。


ん～、やっぱ温泉は疲れもとれて気持ちが良い。
けど！
その気持ち良さと共にやってくるのがディープな疲労感。
しかーし、その後も仕事は続く･･･
だから、また疲れる。
いやぁ･･･
完全なる悪循環に陥っちゃってます。
って事で、昨夜は床で横になったことすら分からない状態で眠りについて、朝早くの今頃に目覚めちゃいました。
それも、今日は休みだというのに･･･
ん･･･
何時になったら、こんな状態から解放されるんだろう？

マジかぁ･････ (-_-;)

今頃ですが春先に孵化したカスミサンショウウオを飼っていた容器を洗おうとしたら中で蠢く小さな生き物を発見。
マジかぁ･････ (-_-;)
全てすくって生息地へ放流したはずなのに、何処かに上手く隠れていたみたいです。
おまけに、まだ外鰓も残ってる･･･
って事は、上陸するのは年明けの来春ですかぁ？
いやぁ･･･
この容器だけにボウフラが見られないと思ていたら、このカスミのチビちゃんが食べてくれていたんですね。
とは言え･･･
これから、この子たちをどうしよう？

やっちゃってくれた！

生き物係りの座談会のメンバーから回って来た、南米肺魚のレピドシレン・パラドクサー。
これまで何度も自殺未遂事件を起こしては瀕死の状態で発見されて救われていましたが、とうとう本気モードに入っちゃったのか？昨夜、飼育棟の床でカリカリになった状態で発見されました。
あのさぁ･･･
我が家のオオウナギですら大人しくしていると言うのに、何故に貴方は脱走を企てるのかなぁ？
いくら空気呼吸ができるからと言っても、生活する場所は水の中であって陸上じゃないのよ。
ん･･･
もしかして、新たな進化を試みて上陸をしてみたのかなぁ？
いやぁ･･･ こいつとは長い付き合いだっただけにマジで参りました！

下弦の月に誘われて・・・

昨日の朝と違って、今朝の空には星が出ています。
として、東の空には下弦の月も･･･
そんな下弦の月に誘われて、今朝もカブトムシを採りに行ってきましたぁ。
って言うか、昨日は雨に降られちゃったので、その分、今朝は気合が入ってます。


そして、その成果はと言うと･･･
僅か、こんだけ。
いやぁ、今年のカブトムシはマジで少ないんですよねぇ。
何でだろう？
ただ、ちっこいヒラタクワガタやコクワガタは別で、ちゃんと採ってますよ。
とは言え、やっぱり今年は全体的に数が少ない････

このまま上がると思ったら・・・

予報では、今日の福岡県南部は曇りのち晴れとのこと･･･
で、外へと出てみると星は見えないものの雨は降ってない。
って事で、今朝はカブトムシを採りに出かけてきましたぁ。

が！

が！ですよ･･･
目的のカブトムシの♂を1頭GETしたところで、西の空がピカピカと光り出し、それに続いてゴロゴロと鳴り響き始めたではありませんか。
そして、こんな時に限ってCherryの手はカーボンロッドを携えてる。
おー･･･
クワバラ・クワバラ。
“君子危うきに近寄らず”って言うか“転ばぬ先の杖”って感じで、ここは、あれやこれやと考える前に即時撤退です。
すると、車に乗り込むのを待っていたかのように大粒の雨が降り出した。
それも土砂降りの雨。
まぁ、ともあれ僅かばかりのカブトムシのために濡れネズミと化し、これによって風邪でも引いたらマジ大変。
って事で、こんな時は無理をせず大人しく引き揚げるのが良策でしょう。
おかげで今朝は美味しいモーニング・コーヒーを飲む事が出来ました。

Cherry の夏が終わった･･･

昨日、小雨が降る中で Cherry の夏が終わりました。
石垣へ行く前に作っていた鐘楼船を花で埋め、手土産代わりに思い思いの供え物を乗せたら、家族総出で近くの港まで運びます。


そして、鐘楼船が潮に乗り遅れないようにと蝋燭を灯して線香に火を点けたら沖へと送り出す。


急ぐことなく、ゆっくりと冥土へとお帰りください。
そして、満足できるような“おもてなし”は出来ませんが、また来年も我が家へとお戻りください。
あっ！
送るのは人だけじゃなくて愛猫のレオやチャチャ･･･
そして愛犬の宗助やマロンにオオウナギの川太郎など、これまで縁があった生き物たちも全て含めて来年まで元気でねぇ。

…合掌