錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

忘れてたわけじゃないけれど・・・

2021年11月02日 | 昆虫・植物

あのぉ、今頃なのですが・・・
👆この種を覚えていますか?
10月の6日に殻を剥きボンカップっていうか通称プリンカップで発芽のセットを組んだソテツ。
その後、日本の果てまでイッテQ!とばかりに石垣島へと飛んだ。
で、島から帰って1週間ほどが過ぎた今日。
発芽のためにセットを組んだカップが目に止まり、その中の種を見ると・・・・・


うわっ!
見事に発芽してんじやん。
それも発根した根はカップの中で伸びる先を失いグルグルとスパイラル化しているではないですかぁ。
はぁ~・・・
やっちまいましたね。
でも、こんな状態でもソテツの種は生きている。
と、言うことで・・・・


今日は発芽を済ませた、そのソテツの種を鉢に定植してあげました。
まぁ、残された我が命を全て費やしたとしても、このソテツが成長し幹立ちした姿を見ることができないけれど、今は根を張れ葉を伸ばせ!ってね。
忘れてたわけじゃないけれど・・・ 
見事なまでに忘れてました。

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漂着したパミス(軽石)

2021年11月01日 | 石ころ
今日は11月の初日である1日。
と言うことで・・・
あと2ヶ月もすると令和3年も終わりを迎えますね。
いやぁ、そんなことを考えると時の過ぎるのは早いですよねぇ。
そして2ヶ月と言えば・・・
今年の8月13日から15日にかけて小笠原の福徳岡ノ場が戦後最大級の噴火(プリニー式噴火)を起こし、放出されたパミスと呼ばれる軽石が噴火から約2カ月をかけて鹿児島県の奄美の島々や沖縄本島の周辺へと漂着したことは皆さんも周知のことかと思います。


で、そのパミス(軽石)が、👆これなんだけど・・・・
実は八重山地方でも同様に事例が発生したとの記述が残されています。
当時に残された記述によると西表島の北北東沖合で西表島北北東海底火山が1924年の10月31日に噴火を起こし、同様のパミス(軽石)を大量に放出し付近一帯の海面を埋め尽くされたらしい。
※当時、台湾から那覇へと向かう大阪商船の『宮古丸』による鳩間水道からの電報記録
そんな事から随分と昔に西表島北北東海底火山由来のパミス(軽石)がマングローブの奥にトラップされて残っているのでは?とトレジャーハンティングを気取り探し回ったことがあったけど、得られた5個の軽石のうち2個の成分値(火山ガラス/SiO 2 )が符合し西表島北北東海底火山由来であろうと推測できましたが、残念なことに残りの3個は供給先不明のパミス(軽石)でした。
まぁ、そんな話は別にして・・・・
今回の海上漂流軽石の供給先は福徳岡ノ場と分かっているだけに含まれるSiO 2 の成分解析を行わずに済んだのはありがたかった。

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