ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

エンジン、 この魅力的な物体

2011年08月26日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 アリゾナ州のキングマン、モーテルのランドリーで乾燥機を回していると目の前に一人のアジア人の男性が通りかかった。私よりも一回り程?年上の方であった。

そこで、いきなり!

こんちわー!!!

と、私。(日本人だとすぐにわかったので)

流石にビビッテおられた...あたりまえだろう。

... えっ?日本人??? 

そうですよ。(笑)

 『若い時に(20代)本当はアメリカに来たかったのですが...とても仕事が忙しくてですね、やっとこうして来る事が出来ましたよ。今回サンフランシスコでレンタカーを借りて気の向くまま走り回っています。目にする物全部珍しくてね、ちょくちょく止まって写真ばかり撮っていますから、なかなか進みませんわ、いやーっ英語が全然ダメでねー、ほんと、何言っとるのかさっぱり解りませんわ、はははははー。』

すごい!長年の夢の実現ですね、その勇気と行動力。

 

ところであなたも、旅行?

『そうなんですよ、家族で...ははははは。』

 

 実はこの方日本のある地方で自動車関係の事業をやっておられる方であった。

当然、クルマの話題が持ち上がる。

 

... 最近の日本の若者はクルマに興味、関心がないんですよ!我々が若い時代は何はさておいてもまず車、クルマが全てでしたけどねぇー。

...何で関心がないんですかねー?

... 解らん、時代が違うからねー。

 

Jさん、無事に旅を終えて日本に帰られましたか?

あの日の晩の立ち話は楽しかったです。

お陰様で退屈なランドリーの待ち時間を有意義に過ごす事が出来ました(笑)

 

 

 旅行中はほぼ毎朝ボンネットを開ける、エンジンオイル、ラジエター液、見る、聞く、嗅ぐ、触る。いくらランクルが丈夫だといっても総走行距離13万マイル(20万キロ)の車体、いつ異常が生じるかも知れない。関心を持つ事によって異常を見つける事が(予測も)出来る。

 それにしてもエンジンとは凄い物体だと思う、20世紀は石油の時代だ(だった)といわれるが具体的にはエンジンの時代かな。このエンジンを使って人が移動する。クルマと共に風を感じる、この1FZ-FEのエンジンの弾き語りを聞いていると、そういった文明と人間の英知と技術、そして恩恵や可能性まで感じてしまう。

 エンジンはバーチャルな世界ではなくて現実世界の生き物。このエンジンの鼓動を楽しみながら生きるのが僕は好きだな。

今日も暑いけどしっかり頼むよ!

 

 毎朝車の掃除をする。ゴミの回収、窓拭き、ランクルあっての旅。掃除をしながら語りかけ感謝の気持ちを込める。古くてもボロくても関係ない、家族の一員だと思っている。旅の期間だけではなくて...いつも君の事を思っているよ。

 

 実は僕も若い頃(20代)にはクルマに関心はあまりなかった、金も機会もなかったからだ。しかし10代の頃はクルマに憧れていた。

 ランドクルーザーを手に入れてから、クルマへの関心はその外にもある事に気付く。クルマを使って楽しむ、クルマの話題、クルマを通じての人の出会いなど...etc.

 

 さて、今日はこれから砂漠の道を走る。家族といつものランクルでここまで来れた事が嬉しい。

エンジンを回して中を冷やして...と、準備オーケー

ではぼちぼち行きますか。

...

;

おい、そろそろ起きろ!いくぞーっ!

 

 

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道(未知)の選択

2011年08月25日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 ナビゲーターに目的地を入れると最短距離で目的地へ誘導してくれるが...。

 時として、...嫌だね, ナビに従ってその道を走るのは。

 なぜ?

 その道は昔走った事があるから面白くない!

 そういう動機で新しい(まだ走った事のない)道を走る事を選択する。

 これがドライブの楽しみ方の一つでもある。

 

 しかし、地図の上では数ミリ、数センチの距離が時として起伏と湾曲を繰り返す。

 そこで思う、あぁーあ、やっぱりナビに従っていたほうが快適であった、と...。

 これではいつ目的地に着くことやら。(不安)

 

 セドナから89号線を南に下ってクラックデールという山岳の小さな町へ入り込む。

 知らない道を走ると、

好奇心ー>不安感ー>前進ー>発見ー>感動ー>思い出

が、人生の一ページに刻まれる。

 

 この先にはまだ見ない景色(世界)が広がる。

 道の選択は毎日の人生の生活に似ているのかも知れない。違う景色が見たかったなら前に進むしかない、道(未知)の選択は無数にある。

 

 山道を前にして妻と子供たちの顔を見ながら、かあちゃんに...戻ろうか?と聞く。

 えっ、なんで? 行こうよ、おもしろそうじゃん!

 ...その応えを期待していました。(笑)

 

険しい道に入って行く。

この山道、峠を越えて...

 

プレスコットという小さな町に入ります。

 

しかし...、その後も

再び山道へ、

 

やがて... 

道が細くなります、

しかも、一本道。

この細くて起伏が激しいワインデングロードが延々と続く。

これでもか、これでもか、と

流石に交通量は少なく、対向車はほとんど来ません。

(89号線は凄い山道だな...)

だんだんと心ぼそく、不安になり、

ふと、車内を見ると

 ...

全員寝てやがる!

 

チャンス! 永ちゃんでも聞くか(笑)

 

 89号線が終わり93号線に入って北上、砂漠の植物を眺めながら車の少ない道を飛ばす。

 ...この道も楽しい(景色が良い)と感じた。

 険しい山道を抜けてハイウェイに入ると、開放感を感じるなぁ。

 

 

 外は40℃、道が快適になり車のストレスが少なくなるとクーラーの効きは抜群に良い。

 

 

本日の宿泊予定地キングマンの街が見えてくる。

 

今日の晩飯は何を食べるか?という話題が持ち上がる。

具体的には、どこのファーストフードで済ますかと言う事です。

詰めると、ハンバーガーか、チキンか、タコス(メキシカン)か?

...

もう何でもええわ!

 

 日が沈まない内にここまで来る事が出来た。同じ道を走っても明るい内は景色を楽しめるが暗くなるとそうはいかない。

今日走った道は楽しかったなぁ。

 

 大陸を走る貨物列車、2段重ねのトレーラーはだいたい90車両、数キロの長さはありそうだ。隣はリフトアップされたジープワゴニア。

 本日の走行距離405マイル(約650キロ)

さっさと飯食ってゆっくりしたい...するか。

 

...え、

なに?

 

ええっー、今から洗濯してこい!だと...

 

 

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セドナ、百聞は一見にしかず

2011年08月24日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 10年以上前の事だがニューヨークである年配の方が私に『昔アリゾナの州のある場所に霊媒師を尋ねた事がある。』と語った事があった。そこはセドナではないですか?と聞いたら 『はて、どこだったか?忘れた...』と。

 ...それ以来なぜかセドナという場所が気になっていた。そこに行けば何かある、何か形容できないけどいい意味で不思議な体験が出来るのかも知れないという期待が心の隅にあった。

 ひょっしたらセドナと言う場所はアメリカの恐山かな?

とにかく、行ってみるか。

GO......!

 

 グランドキャ二オンを南下しフラッグスタッフの街を越えてルート89を南に走る。地図上では簡単な一本道だが走って見れば深い渓谷をぐにゃぐにゃと走っていく事になる。道は意外と細くエンジンブレーキを利かせながらスピードをコントロールする。

セドナに続く道は結構険しい、逆にこの先に何かがあるぞ!という期待感は高まる。

 

やがて大地は赤くなる。意外と起伏のある道が続く。

 

SEDONA に入りました。

 

 セドナの街。思った以上に洗練された空気を感じる、多くのレストランやおしゃれなお店が軒を連ねる。ここで感じたのは商業都市、もっと地味な雰囲気を持った場所だと思っていた。昔から抱いていたセドナのイメージは一瞬にして吹き飛んだ。

 

 ビジターセンター(観光案内所)へ、中に入ると驚くほどのパンプレットが壁中にびっしり、ホテル、レストラン、アート、ヨガなど、ここで改めてこの街は観光の街である事を認識する。ジープ4x4ツアーもこんなにあるのか!と驚く。

 この街はスピリチャルなイメージを表に出して観光客を誘致しているのかな?と、思うなと言われても思ってしまう。

 

地図を広げて、これより郊外へ探索に出かけて参ります。

 

街を少し外れて丘に登って見ました。それにしても暑いです。

空気は乾燥していますが40度近い気温です。

 

 駐車場の隅っこに転がっていた石ころ。

うーむ、ここではUFOもよく目撃されるらしいが...なんとなくそういう期待を感じるなー。

 

 丘の上から眺める赤い岩山は美しいです。岩山の麓には閑静な住宅街が沢山存在しています。

 

 観光客を乗せて岩場を走るラングラーのクローラー達。

街の周りの岩場が静かなはずがありません。

 

 街を離れて瞑想でも、と思って場所を探しました。しかしあちこちのポイントの駐車場に設置された駐車料金支払いの機械を見て何処までも商業的なこの街に正直嫌気がさした。

 この街がリゾート的な観光都市である事をまたしても強く感じました。

 

 この土地に神性を期待していた...自分。

 残念だ、と思うよりも実際に来てみて白黒確かめられた事が嬉しかった。

 百は一見にしかず、来て良かったな。

 

 この地域を東西に走るインターステイツ40を南北に分けて北のユタ州のモアブからこのアリゾナ州のセドナまで広大な赤色岩の台地が広がる、最も資本が投入されて観光化された場所がこのセドナであり、資本を拒んで太古の景色を守っているのがナバホのモニュメントバレーの一帯である。

 同じ赤色岩の大地でも感じる世界は全く異なる。

 

 ガソリンを入れながら...スタンドの横を黄色いハチマルが通り過ぎる。また、この街では赤いFJ45の実用的なピックアップともすれ違った。

FJ45が実際に走っているとこを見たのはアメリカ、いや生まれて初めての事であった。

 

来て良かったなあぁ...FJ45が見えて(笑)

 

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ダブルレインボー

2011年08月23日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 車のルーフにはテント、寝袋、コンロや食器などキャンプ道具一式を積んで9千マイルという長旅をしたが、なんと...キャンプをしたのは...たった...一晩...だけ。(汗)

 当初の計画はあちこちの国立公園でテントを張る予定でいたのだが、夏休みのシーズンは何処も一杯でスペースが無かったり、キャンプ場が閉鎖されていたりの連続で機会に恵まれる事が無かったのである。

 

 今回の旅での最初で最後のキャンプ、グランドキャ二オン国立公園内のデザートビューにて。

...

では、散歩に行きますか!

車で。

 

 氷河が削ったこの光景を見ると人の一生がいかに短く儚い星の瞬きであるかを教えてくれる。

 

 落ちたら終わりです。歩道の横にはフェンスは無い、下は切り立った崖で谷底へ続いています、全て自己責任です。

 

実は高所恐怖症です、スピード恐怖症もですが...。

 昔はロッククライマーでした、一度崖から落ちてザイル(ロープ)にぶら下がってあちらの世界を垣間見てからはもう...ダメ。

 

 大渓谷を覗く、谷底にはものすごく深い太古の静けさを感じます。

...

 

実はこの後天候が急に崩れます。

山(・?・)の天気は

...わからん?

突然、突風と大雨が襲いかかります、避難だ!

...

 

テントはそんな天候の変化は全く予期していなかったので...ペグをしっかりと打ってはいませんでした。

結果、フライシートは飛ばされ、中には水溜りが...

あーーーー、いい思い出が出来たわい。

 

ー でも、でも、でも -

その嵐の後に、空には(WoW)

ダブルレインボーが!

 

空は澄みきって再びまぶしい太陽が...

ようこそ、いらっしゃいました、と。

う~ん、この計らいは歓迎の挨拶だったのか?

 

おかげで

最高の夕日を眺める事が出来た。

いい事の前には試練があるという事を忘れるな!と教えていただきました。

 

 

翌朝は昇る朝日を観に行こう!という事で夜明け前にベースキャンプを出ます。

 

初日の出を待つ気分でしょうか。

昨晩は皆興奮気味で良くねむ...。

 

さーてと、アウトドアでの朝に極上のコーヒーをいれますか?

あっ、豆がグラインド出来ん!(電気などない)

...

これだけが唯一の悔いであった。

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Historic Route 66

2011年08月22日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 今となっては高速道路の発展と共に旧道となってしまったルート66。1926年から1985年の半世紀間にかけて中部のシカゴと西海岸のサンタモニカを結んだ2347マイル(3755キロ)の主要な道であった。

 メイン ストリート オブ アメリカ

 

ルート190号から89号線に入ると広大なナバホインデアンの居住区を抜ける。

 

 閑散とした荒野から山と緑の針葉樹が増えてきてやがてフラッグスタッフの町に入って行く。

 

 フラッグスタッフ、そこは何処に行ってもルート66の面影が生きている。ここはガソリンスタンド内のコーナー。この街はグランドキャ二オンの中継点としても栄えている街でもある。

 

 カーズの映画はこのルート66を意識したものであった。

アメリカ人にとっては忘れる事が出来ない。

 今回の旅のルート66の面影。それは意識しなければ気が付く事が出来ない標識だが、サインを見つけるとなぜか嬉しく感じた。

 

アリゾナ州のキングマンで、当時のものかな?

 

ニューメキシコ州、サンタフェの街の中で。

車は’58シェビーインパラ。

 

 全盛期時代のコルベット, アメリカが最も豊かだった時代かな?古い車が生き残る事によって同時に当時代に対する憧憬も存在し続ける。

 

 

テキサスのAmarillo(アマリロ)で40号線を走りながら撮った写真、

一体なんなんだ?何があるんだ?

よー見えんぞ!

...

これです!

 Cadillac Ranch (キャデラック ランチ)

 ルート66のメモリアルです。昔はこんなキャデラックがこの道を行き来していたという事を忘れてはいけない...ぞ、いうメッセージを発しています。

 

 踏みつけられた王冠。

 

 道は廃線となったがアメリカ人の心の中では今もしっかりと存在しているのがこの66号線。ここは車の道だけにあらずアメリカ文化を生んだ存在でもある。アメリカという国が存続する限りいつまでも存在するであろう。

 

 

 この道が忘れられない限りマッスルカー(旧車)は存在し愛され続けると言う事でもある。

 

 

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モニュメントバレー、ナバホの聖地を走らせて頂く

2011年08月21日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 モアブを更に南に走ってルート163号線に入る。

 

 この水気のない台地を南西に走ると特別な看板がある訳では無いがナバホインデアンの居住区域に入る。まもなく前方には静かで不思議な光景が広がってくる。

 

 

(小さな写真はクリックすると大きくなります)

 

 

荒野の中に聳え立つ摩天楼の群れ

 

 

 モニュメントバレーは特別な地域である。他の開発された国立公園と違って観光開発は許されてはいない。ただ谷の中を一本の道が走っているだけだ。

 

神聖な大地を走らせていただく感がある。

 

 この土地の開発が許されていないのはナバホインデアンの土地だからだけではないと感じる。彼らにはアメリカ政府からの観光開発の誘惑がきっとあったであろう。しかしそれを拒んで太古から続くこの土地を守っている。それはこの場所はナバホの人々さえ強く感じる地球の精霊の息吹があるからだ。それは清らかさや美しさを超える恐怖感、畏怖的である。

 

この土地を守るナバホの人々に感謝する。

 この地域の中を走るとそこにはナバホの人々の住宅が点在する。プレハブのトレラーハウスが置いてあるだけ、庭には緑もなく埃っぽい、それらは質素で貧しいと感じた。しかし、この彼らの姿勢そのものがアメリカインデアンの教えでもある。彼らは富よりも大切なものがある事を知っている存在である。

 これだけの自然美を持ちながらも観光収益を全く期待していない。道の横には展望台もない、ただ走り抜ける事のみが許されている。

 

 ここはアメリカの聖地であった。

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今になって実感、60年代のアメ車はとても美しかった!

2011年08月19日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 オリジナルなまま生き残った希少なフォードランチェロ

 ロサンゼルスでは有意義な時間を過ごした。その一つがタンドラ日記のウルフ氏に出会えた事である。彼は長らく南カリフォルニアの地において自身のクルマ趣味をオープンに紹介し、毎回美しい(質の高い)写真を提供している。ウルフ氏のブログに目を通す事によって個個の写真が南カリフォルニア全体の豊かなクルマ社会を上手く表して、それを眺める者に現実から逃避できる時間を提供して頂いていると感じている。

 

VWスクエアバック

 

 話していて共通の価値観を見つけた。

それは、

 車を楽しむ為には車にあまりお金を掛けすぎない事。

 少しの錆ややれたボディを(ビンテージ)楽しむ事が出来る感覚。

 好きな車をいくら長く眺めていても飽きない。(笑)

 など...。

 

個性的なビュイックワイルドキャット

 ウルフ氏によってアメ車に対する僕の意識は変わってしまった。残念ながら最近のアメ車の事ではない。1960年代から70年の前半に掛けてのアメ車は実に個性的で質が良い、見ていて楽しい、たとえ燃費が多少悪かろうとも所有意欲はそれに勝ると感じた。

 

魅力的なドアの厚さと質感。

 

 シンプルで美しい内外の各パーツ。

 

エアサスペンションが組み込まれていた、これは氏の遊び心。

 

 少し横に乗せて頂きました。走りながら座席から見える広いボンネットに1960年代のおおらかで豊かなアメリカを観る事が出来ます。

 

 

 フォードステーションワゴン、オリジナルペイント!今の時代にメーカーはこんな豪華な車は簡単に作れないでしょうね。

 

最後に別れてから思った。

... 

 そういえば、タンドラを見なかったな!(笑)

 

ウルフさん有り難う御座いました、楽しいひと時でした。

 

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MOAB、赤岩との対話

2011年08月16日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 人は普通近くに岩や石があったとしてもその岩石に関心を抱くことはあまりない。しかしモアブは不思議な所だ、ここにある岩や石はその形がどのようであっても何か生き物のように感じる。それはこの地方の植物の少なさと主張する大地の赤の色にあるのかも知れない。

何しろ赤い岩がこの地にある全てであるからだ。

 

 

 コロラド州からユタ州へ。ルート70を西に走っていると荒野の中に突然UTAHのサインが小さく現れる。

 周りには何も無い!(人工的なものは)

 

ユタ州では木のない閑散とした岩山が永延と続く。

 

ルート70を降りて191号線を南に向かう、この先にMOABの街がある。

 徐々にに大地の色が赤く変わってくる。

 

目の前に広がる赤い岩(レッドロック)、道はこの岩の隙間をくぐるように続く。

大地全体が赤くなる。

火星に来たみたい!

 

モアブに入る。左右を赤い岩山に囲まれた渓谷の小さな町。

 

赤い岩、これらは遥か昔に氷河によって削られた。

 

砂漠の植物が生息する。足元には注意だ。

すばしっこい、かわいいトカゲもいたなあ。

 

この岩の向こう側では地元のインデアンの方々がお店を営んでいました。

 

 有史以前(6000年以上遥か昔の事)この地球の人間は高度な巨石文明を築いていた。その名残で、人々は岩石を懐かしく感じるDNAを保持しているのではないか?と妄想する。

 

岩石のアーチ、自然の造形です。

 

いつまで見ていても飽きない、美しいと感じる岩の表面

遠くから見ても、近くから見ても、いつ見ても...

海面をなでる波のようにも見える。カラクサ模様のようにも見える。

 

MOAB, そこは異界を垣間見る赤色の大地...かな。 

 

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夏のコロラドロッキー山脈

2011年08月15日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 広いロッキー山脈にはいくつもの景観を楽しめるドライブルートがある。今回の旅ではコロラドスプリングスから24号線を走ってBuena Vista を抜け82号線に入りAspen を通過する。夕方には70号線を西に走ってGrand Junction に到着するルートを選択した。

 それでは夏のコロラドロッキーの景観をランクルと一緒にどうぞ。

 (小さな写真はクリックすると拡大されます。)

 

最初の峠Wilkerson Passの休憩所にて、針葉樹の森と蜂鳥(ハミングバード)です。

 ここの峠で黒いハーレーに乗ったおっさんがランクルのナンバープレートを見て声を掛けてきた。

君達はニュージャージーから来たのかい?

そうだよ、3日ほどかかったけど...。

俺は今からニュージャージーに行くんだぜ。

おおう、そうですか! 3日、いや徹夜なら2日かかるけど...ハーレーじゃキツイな!

おっさん笑いながら...エアプレーンでね!(飛行機で)

 実はこのおっさんは飛行機のパイロットで今日の夕方仕事で高飛びするとの事...。

いつもこうやって走っているよ、最高の気分転換だからな...

 

その峠を越えたSouth Park Vicinty という地域、ロッキー山脈の広さを感じる。

 

Twin Lakes ランクルの窓から...

 

そこにある小屋、ドアが1階と2階にあると言う事は豪雪地帯だな。

 

沢山の雲の陰に感動する。都会で暮らしていると雲の陰というのは意外と気がつかない。

 

Buena Vista を抜けてMt.Elbert の山岳ルート、キツイ登り坂が永延と続く。

  エンジンの温度が上がってきている...

 クアーズクラッシックという自転車のロードレースがあるが、それは過酷なレースだな...などと思いをめぐらす。見ての通り路肩にはガードレールなどは無い、運転を誤って落ちたらおしまい。道は細くヘアピンカーブも続き対向車も来る、緊張してステアリングを握る。

 子供たちが耳がへんだ...と騒ぐ!

うるさい!我慢しろ。

...

確かに耳が遠くなる、気圧の影響だな。

 

 やっと到着した峠Independence Pass 海抜12095フィート、1フィート30センチで計算すると...。

 CONTINENTAL DIVIDE (大陸分岐点)と書いてある。

 

 

さあ、歩いてみますか。

この光に満ちて輝いている世界を!

 

そこには残雪と咲き乱れる高山植物の花々が。

 

澄み切った空気、空、風、そして水。

 

オールドシェビーバンが苦しそうなエンジン音を発して峠を越えて行く。

キャブ車はつらいよなー。

 

 ロッキー山脈は日本のアルプスなどと比べると広くつかみ所が無いと感じるほどである、その一つの理由が地域内でのハイウェイでの移動、そしてそのスピードにあるのかも知れない。...日本のように温泉や旅館があればと思う。

 

Aspen の街で見かけたヨンマル。オイルショック以前のモデル(1972以前)だな。

 

コロラドリバーに沿った道を走る。

この山と水が人間を生かしているのだと感じる。

 

宿泊予定地のGrand Junction の殺伐とした岩山。

 深い緑の針葉樹と涼しい気温は過去のものとなってしまい、再び30℃を超える夏の日が続いていた。

 なぜかスイカが食べたくなる。スーパーマーケットを探しにいくか!

完全に現実に戻ったみたい。

 

 

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コロラドスプリングスは4x4天国かも

2011年08月14日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 ニューヨークで普通に生活していてロクマルを街で見かける事は年に数回、片手で数えられる程しかない。しかしここコロラドスプリングの街では朝から2台もロクマルが走っていた、うーんこれは凄い事だ!それだけではない、街を行き来する4x4の数も種類も実に多いのには驚く。4x4は珍しくもなく普通の庶民の足なのだな。

 

ガソリンスタンドからの朝の光景、明らかに昨日までとは違う。

 

7-11ではハチマルが横に止まる、ドライバーが降りる時に挨拶してくれる。

窓の開けっぱなしが実にいい(笑)

 

リフトアップされたジェイクルも多い。

 

山々をデザインしたハイウェイの側壁。

 

山のある環境がこんなにいいものなのかと感じた、

天候に恵まれて美しい山々、さて出発だ!

 

 

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広大なグレートプレーンズ

2011年08月13日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 広いアメリカ大陸。アメリカと一言で言っても地域によってはっきりとした特徴をもっている。アメリカでは、とか、アメリカ人は、という表現は事情を正確に捉えて形容できる範囲を捕らえてはいない。

 今回走ったルートを地図に落としてみた。大陸をほぼ平行に廻った事になる。

 この地図の右3/5は東部の山脈を除いて比較的平らな地域。そして左2/5はロッキーやシェラネバダからなる山岳地域である。ラフな地図上では短い線で表記されている道も実際に走ってみると起伏が激しくワインデングな道が続く。カーナビにおいても道の登り下りを表示出来ない、これはカーナビの限界であろう。

 

7月12日の朝に緑の濃い夏のニュージャージー州の80号線を西に向かってアクセルを踏み出した。目指すのは西部地域への入り口であるロッキーマウンテン。とにかく西に向かって走り続ければ3日後にはおそらくコロラド州へ到着するはずだ...。

一時間半程で隣接のペンシルバニアに入る、アメリカ東海岸の小高い丘の連続とシルバニアの深い森の中に続く長いフリーウェイを飛ばす。

東の大西洋の街と五大湖周辺の街を結ぶこの幹線道路には大型トラックが多い

働くFJクルーザー、オーバーサイズな荷物を運ぶトレーラーのアシスタント。

繰り返す緩やかなアップダウンの道をただただひたすらに走る、車の中は出発当日とあって皆元気がいい。(うるさーい!...)

オハイオ州に入り70号線に乗ります。この日は完全な移動日と決めていますので、西に向かって行けるところまで行くだけです。

夜は適当なモーテルで休みます、寝るだけです。朝起きたらまた直ぐに走り出します。

イリノイ、インデアナを東西に走り抜けます。

 バイクのヘルメットの規制の無い州も多い、ノーヘルでハーレーにまたがるおばちゃん。安全はあくまでも自己責任。

かっ飛ばす大型トレーラー達、そんないに急ぐなよ!と思うが、こちらは旅行あちらは仕事、どうぞお先に!

何となくピックアップトラックの数が減ったような気がする...ガソリン代の影響下?証拠はないが...。

イージーライダー。後輪に極太タイヤを履いたカスタムハーレーが激音を残して前方の彼方へすっとんでいく。

ボートも走っています。

 外は暑いが車内は常にクーラーを効かせる、ロクマルと比べると快適なハチマルの旅。

時々レストエリアにおいて短い休憩を。

この辺りの標識はシンプルで分かりやすい。

アーチを横目で見ながらセントルイスの街を抜ける...通り過ぎるだけ。

太陽が西に傾く、太陽を追いかけるとなかなか太陽は沈んでくれない。時間ははアトランテックタイムからセントラルタイムへの時差をくぐる、なんか得した気分になる。しかし帰りはこの逆だな。

日が沈むと、フリーウェイの横は飛遊する大量の蛍によって満天の銀河となる。蛍が大量に発生するという事はこの辺りの水は汚れていないようだ。

食事はファーストフードで...済ます、親はファーストフードを良しとしないが子供は大喜び、子供にとってのご馳走とは、フライドポテトとチキン、そしてコーク。

まあ、仕方ないか...、アメリカの地方では皆毎日何食っているのだろう?と思う程、食事のカテゴリーは少ない。

 

モーテル、寝て起きたら直ぐにまた出発!

ミズーウリ州のカンザスシティーを抜けてカンザス州へ、この州を抜けるとコロラド州ですが...。

ここから先が...実に、

...

長い...

 ...

本当に...

長い......。

地平線が続きます、朝からーーー晩まで、ずーっと。

たたひたすらに...走る。

ああ、クルーズコントロールなる装置が付いていたなー...。

ここは、大豆畑です。

走っても...

更に、走っても...

この景色が続きます...。

アメ車の設計構想はこの広くて真直ぐな長い道のりをいかに快適に走り抜くかにある。

大排気量、長いホイールベース、オートマチックトランスミッション、そして質のいいカーステは必要かな、日に10時間以上高速を走り続ける訳ですから車の耐久性も要求される。日本よりも遥かに過酷な使用環境です。

そこで、選ばれて残ったのがピックアップトラックかな?

しかし今、燃料費でふるいにかけられている...。

所々に風力発電機。

ボートを担いだプリウスがぶっ飛ばして行く。

こんな所では暮らせないなあ~、が夫婦の会話。(笑)

ファーストフーズ、ガスステーションのサイン、フリーウェイに隣接した小さな町の光景です。

ガソリンを汲んで...

水とコーヒーを買って、先を急ぎます。

大型農機具販売所。

 

世界中の人々の胃袋を満たすアメリカ中部の穀倉地帯。

しかし、どこに行っても野菜や穀物の直売所は...

...ない。

何処にも...ない。

全く見...ない。

という事は、収穫された作物は全て穀物商社に吸い上げられている、と考えられる。

即ちここ、グレートプレーンズ(アメリカの穀倉地帯)は巨大なベルトコンベアーだな。

この地帯のファーマーはこのコンベアーの流れ作業に組み込まれている形体と考えられる。

 

更に走り続けると...。

コロラド州に入ります。

しかしまだまだプレーリーは続きます。

雲が増えて来たな...、

遥か向こうの方で雨が降っているのが見えます。

息子が我慢できん!と言い出すものだから、少しフリーウェイを外れて...済ます。

インタースティツ70、西へ...。

やがて走ってきた70号線を出て目的地のコロラドスプリングスへのローカルな道24号線へ、更に西へ。

静かな道。対向車線からもほとんど車はこない。コロラドスプリングスまで2時間ほど、やっとこの地平腺が終わるのか、そしていよいよ今回の旅の出発点に到着するという事で少し興奮する。

やがて空がぐずり出し。

突然、激しい雨に襲われる、ワイパーは最速で...。

通り雨だな、直ぐに止むであろう。

再び太陽が顔を出す、歓迎の挨拶だな?来たぞ~。

空が再び明るくなる。

太陽はいつまでも照らしてはくれない、そろそろ地平線の向こうに消えていく頃に...。

前方の右手側に長く濃い影が見えて来た。

ロッキー山脈がはっきりと視界に入る(嬉)

 ニューヨークを出てから3日目の陽の入り時にて最初の目的地であるコロラドスプリングスの街へ入る。目の前に広がる険しいロッキーの山々を観ながら、山っていいな~って何度も呟いた。

本日までの走行距離 1823マイル(約2900キロ)

 

 翌日は少しゆっくりとした朝。宿泊先の窓から見える山々のスカイラインに朝日が当って色が変わってゆく景色を眺めながらコーヒーをすする。

 さて本日からいよいよ国立公園を巡る旅の始まり。昨日まではグランドツアラーとして使用してきたハチマルだが、今日からはもっと過酷になるぞ。

 宜しく頼むよハチマル君!

 

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スタジオ タイム カプセル

2011年08月11日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 吉川信という在米日本人をご存知でしょうか?

 クルマ好きな方なら良くご存知だと思いますが2003年に永久保存版のトヨタ2000GTの本を出版された。それだけにあらず世界的に知られた車のイラストレーターであり(内部のメカを詳細に描く)、若い頃にはイタリアのカロッエリアでクルマのボディ製作の修行をされた、筋金入りのレストアラーでもある。カリフォルニアにあるトヨタ博物館の2000GTは氏が手かげた車体であり、その車体をレストアーする過程は大変興味深い。現在はシェビーコブラのアルミたたき出しボディの製作や、2000GTや240Zをアルミでたたきだして製作するプロジェクトを遂行されている...。

  Studio Time Capsule: www.studiotimecapsule.com

    (勝手に紹介していますか...。)

 なぜ僕が吉川さんに興味を抱いたか?というと、このアトリエでトヨタランドクルーザーFJ45LVのレストレーションが行われたからである。それはヨーロッパのトヨタ博物館からの依頼であった。ヨーロッパでは5年の歳月をかけてFJ45LVを探したが見つからず、とうとうアメリカへ、そしてスペクターオフロードのマーブ氏によって見つけ出された。(この物語の詳細は吉川氏のサイトに写真入りで紹介されています)

 その吉川信さんのアトリエをちらっと覗きたいという気持ちで寄り道計画を実行する事にした。

 北カリフォルニアのサンフランシスコから南下してロサンゼルスに入る道は3つ程ある。海岸の1号線、これは時間はかかるが海の景色を楽しみながらモントレーやサンタバーバラなどの豊な町を通過してゆく。そして101号線、この道は1号線と一部重なる形となりカリフォルニアの農場地帯を走る。そして5号線、セントラルバレーの広大な農場地帯と乾燥したカリフォルニアを走り北ロサンゼルスの山岳地帯を縦断するコース。

 突然の寄り道計画にこの3本の道を東西に移動しながら南下する事にした。

 

 101から東に走って5号線へ入った山岳地帯を南へ走る、Lebec のサインが見えてきた。

 

 フリーウェイを出て傍にあるCHPの建物を右手に、ここから小高い丘を少し登ると...。

 

 到着です。知っての通りサインや看板は全くありません。

 しかし...

 

 ...閉まっていました。

仕方在りません。時計はとうに5時を廻り、アポ無しの訪問ですからね。

ここに来れただけでも満足。

 

チラッと駐車場の横を覗くと...

あー、あれはFJ45LVのレストア時に使った鉄パイプの台が... 在りました。

これが見えただけでハッピー(笑)

 

 さて、行きますか!

 標高が高い事もあり意外と涼しく感じた、前方には青い池が見える。

 いい所だなまた来るか?

 

 再び5号線に乗りロサンゼルスを目指す。

 

 ...この後に洗礼が待っていたのであった。(7/27)

 

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587ガロン(2222リッター)

2011年08月08日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 今回の旅行を数字で表して見ると。

日程: 26日間(7月12日~8月6日)

走行距離: 9128マイル(14700キロ)

走破した州の数: 21州

消費ガソリンの量: 587ガロン(2222リッター)

ガソリン代: 2106ドル

破損タイヤ: 1本

ボーダーパトロール(国境警備)検問: 3回

ボーダーパトロール 職務質問:1回

...

である。

 最初は3週間程のラフな計画が日程も予算も1週間(分)も延びてしまった。

 とにかくランクルが運んだ人と荷物は500キロにもなる重量だったのでしっかりと食べて走ってくれたと思っている。

 

 

 フリーウェイではガソリンの量が残り1/5になるとガソリンスタンドを探す、これ以下で走るとガス欠の危機になる可能性がある。中西部のローカルな道だと1/2の時点でスタンドに駆け込む。これはアメリカの車の旅の重要項目である。

 

 

  州によって街によって、あるいはフリーウェイの近くかどうか?近くに競争スタンドがあるかどうか?によっても値段は異なる。一番高かったのはアリゾナ州のグランドキャにオンで$5.05、一番安かったのはラスベガスで$3.40であった。ニュージャージー州以外の全ての州のガソリンスタンドでは、プリペイ(前払い)セルフサービスである。

 

 多くのガソリンスタンドが2つの値段を提供している。

 CASH(現金払い)か CREDIT(カード払い)、当然現金で払うほうが安い。僅かな差でも回数と量が増えると大きな額になる。

 

ガソリンを満タンにするとホットする。

アクセルを踏むとその重さは感じるが...

 驚く事に家族の食事代よりもガソリン代の方が高いではないか!もっとガソリン代が安ければもっと旨い物が食えたであろうに。(笑)

 

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無事、現実に戻りました

2011年08月07日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 今朝、無事に帰ってきました。

 昨日の朝にテネシー州のナッシュビルを出発してから17時間、わずかな休憩を除いてアクセルを踏み続け906マイル(約1450キロ)の距離を走破して無事に帰宅する事が出来ました。

 昨日の運転は今回の旅で2番目にキツイ路程でした、距離や時間も長いですが...、

 

 ず~っと雨でした、おとなしい優しい雨なら許せますがバケツをひっくり返したような豪雨が何度も何度も襲ってきます。視界をさえぎられてのノロノロ運転でなかなか距離を稼ぐ事が出来ません。

 お陰で西部でくっ付いた砂埃や虫などは綺麗さっぱりと洗い流されてしまいました。

 帰宅のための試練、洗礼でしょうか?

 

全走行距離 9218マイル、(約14700キロ)

ハチマル君お疲れ様でした、本当に有難う。

 

 

 

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砂漠の銀世界

2011年08月04日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 ニューメキシコ州に入りました。

昨日まで40℃を越す砂漠を走っていたのですが...。

 

 ニューメキシコの内部に入るとそこは銀世界です。

 

 まだ8月は始まったばかりなのに、完全な冬景色ではないですか。

 この白さには感動しています。

 

 路上で立ち往生する車達。 誰もチェーンなど持参しているとは思えません。ランクルは彼らを横目にすいすいと追い越していきます。

 

 周りは銀世界ですが、気温は30℃を超えています...。

??? 

 

 真っ白なトカゲもいます。

 ...

 (笑)

 

 気付きましたか?

 

 ここは...

ホワイトサンド ナショナルメモリアルです。 白いのは雪ではなく白い砂でした。

白砂の砂丘です。

...騙されましたね。(笑)

 

 息を呑むほどに白く美しい砂と砂丘です。

 

 360度の砂丘の丘から眺める夕日は最高に美しかった。

 

 

 

 

 

 

 

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