先週末の2日間は気温が15度を超える春の様な暖かさであった。12月におけるこの温暖な気温はニューヨークでは記録的であるとの事だ。今日は雨、明日以降は気温は下がり今週は平均的な12月の気温に戻るそうだ。先週末の2日間は朝から夏服でロードバイクをぶんぶん飛ばして、気持ちのいい汗を流す事が出来た。やはりロードレーサーに乗るならば風を遮って走る冬乗りよりも、風を感じて飛ばす夏乗りが最高だ。この快適な暖かさはちょっと早い今年のクリスマスプレゼントだと捉えている。
EXILEのATSUSHI君が昔何かの番組で、いつもサングラスを掛けて歌う事について問われた時に、サングラスを掛けるとバチッと歌う為のスイッチが入っちゃうと言っていた。同じ様な感覚でロードバイクを駆る時、服装を整えて最後にグローブを深く手にはめサングラスを付けた時に。さあ、行くぞ!というスイッチが入る。今から汗を掻きますよモードという感じか。
マンハッタンからぞくぞくとジョージワシントンブリッジを超えてバイカー達がニュージャージー州に走りにやってきます。この橋の付け根はコースの分岐点でもあります。9-Wを走るか、或いはヘンリーハドソンロードを走るかです。気温が暖かい日の朝は同じような事を考えている自転車乗りが多い様です。
今朝はまずこの ヘンリーハドソンロード 走ります。
ここは最高のロードバイクコースなのです。その理由は途中に信号が一つもなく起伏があり、クルマが少ないので空気が綺麗で、景色に刺激があるという事です。ハドソン河に沿った岸壁の壁の隙間を太陽の日が反射するハドソン河を睨みながら走りに集中出来ます。夏は木陰が続き、秋は落ち葉が積もります。
途中ROUGH ROADが5マイル(約8キロ)に渡って続きます。
アスファルトはひび割れ、所々に穴もあり、リムをヒットするとチューブはやられます。
また、崖から落ちてきた岩や木の枝が所々に散乱しています。
USE EXTREME CAUTION! 最高に気を付けろという警告です。
アスファルトには多くの亀裂があります。
道の起伏も激しいですし、息使いも激しいです。
最高のトレーニングコースです。
ヘルメットの着用義務、右側通行厳守。
ここには書かれていませんが、ここを走れるのは16歳以上です。
上限の年齢は無さそうです。
今朝は満足した走りが出来たであろうか?
暖かいと、どうしても欲が出てしまうものです。12月のこの暖かさがもったいないと思ってしまうからだ。
食事だと、もう少し食べたいで止めておくのが健康にいいと言われている。
同じように、
もう少し行ける、という所で自制するのが大人の自転車の乗り方なのかも知れないと思った。
...まだまだ こ ど も、