ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

秋はこれから深まる

2020年10月07日 | ロクマル日記

 一日の昼と夜の長さが暗のモードに入り日暮れが早くなった事に寂しさを感じている。道端の雑草が枯色となり木々の一部では紅葉が始まっている。森の中のトレールを走る(ジョギング)と季節を感じるというよりも季節そのものを堪能する事が出来る実感がある。今年はリスが実に多い、木の上にも落ち葉の下にも、そして路上にも沢山飛び出してくるが、その忙しい行動力には逞しさを感じる。鹿の家族達にも毎回遭遇する。鹿は物凄い瞬発力とジャンプ力を持っている。45度以上の山のブッシュの斜面を白いおしりを見せ付けながら軽々と登ってゆく姿には驚嘆し興奮する。鹿は人間がどんなに鍛えても真似が出来ない姿を見せつけるのである。そして、日が暮れる頃には鈴虫の柔らかい鳴き声を楽しむ事が出来る。しかし、この鈴虫の鳴き声とは不思議なもので、ある日の夕方は大合唱であるが、別の日には鳴く声が全く聞こえてこない。同じ様な晴れの日で同じような気温で、同じ様な時間で同じトレールコースであるにも関わらず、鈴虫達が互いの意思を合わせているのはなぜなのであろうか?陽が落ち、走り終えて路肩に停めたランクルに戻ってくると気持ちがほっとする。夕暮れ時の寂しさの中で一人(台)で主人の帰りをじっと待ってくれている従順な僕の様でもある。秋はこれから深まり、僕とランクルとの関係も更に深まるのであった。

 

コメント (2)
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