ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

クリスマスの風景 その3

2008年12月23日 | 日々思うこと・・・
クリスマスツリーの話のつづき・・・☆☆

クリスマスの時期になると街の市場には
クリスマスツリーマーケットが開かれます。

大小さまざまなモミの木が市場で売られているのです。
市場で買ったモミの木は24日の出番がやってくるまで
庭先や、ベランダに置かれています。
(この時期寒いから、外に置いておけば枯れない)

ドイツのクリスマスの祝日は12月24、25、26日の3日間です。
そして、クリスマスツリーは翌年の1月7日まで飾られています。
1月7日は「3賢者」の祝日です。
ですから、1月7日までがクリスマス期間ということに。

その後クリスマスツリー回収日というのがあり、
各家庭でお役目を終えた大量のクリスマスツリーたちが
無残にも家の前の道路に横たえられ、
回収の車を待っている光景もまたなんとも・・・
不思議に映りましたが。

エコ先進国のドイツですから
もちろん回収した大量の各家庭のクリスマスツリーは
なんらかの形で再利用されるそうですが・・・


本物のモミの木のクリスマスツリーを一度だけ試してみたことがありました。
さわやかなモミの木の香りが部屋中に立ち込めて、
なんともいえない雰囲気を味わうことができました・・・
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クリスマスの風景 その2

2008年12月23日 | 日々思うこと・・・

クリスマスツリーの話☆☆

クリスマスツリーで思い出すことがあります・・・

今から14年前に初めてドイツでクリスマスの時期を迎えた時のことです。
日本の一般家庭ではよくある風景ですが、
子供たちがまだ小さかったので、子供たちのために
12月になってからリビングにプラスチック製のクリスマスツリーを飾りました。

プラスチック製とわざわざ言わなくても、普通プラスチックですよね・・・

当時住んでいた住まいの上の階に住む
ドイツ人女性フロートさんと仲良くなりました。
彼女も小さな子どもがいたので、ときどき一緒に遊ばせたりしてました。

そのフロートさんが子供を連れて、うちへ遊びに来た時のことです。
いつものようにリビングに入った彼女が
日本から持ってきた、にぎにぎしく飾り立ててあるクリスマスツリーを見た時の目・・・

その時の彼女の「信じられないものを見た!」という視線というか、
目つきをいまだに忘れることができません。

うちのクリスマスツリーに近づいて、ちょっと葉っぱを触り
「ふ~ん、プラスチックなのね・・・」というちょっと意味深な、
やや、ばかにしたような言い方・・・

その後しばらくたってから、別のドイツ人に
ドイツのクリスマスツリーの話を聞いて、
うちのクリスマスツリーを見た時のフロートさんのあの
「これなにっ???」という視線のわけがわかりました。

ドイツの一般家庭のクリスマスツリーは本物のモミの木なのです。
24日のクリスマスイブの朝、子供たちはリビングから追い出され
お父さんやお母さんがクリスマスツリーの飾り付けをします。

しばらくたってからリビングの扉が開かれると・・・
きれいに飾りつけられたクリスマスツリー(本物のモミの木っ)の下には
たくさんのプレゼントが・・・ということらしいです。

子供たちにはきっとクリスマスイブの日は魔法のかかる日なのですね・・・

ですから、24日前にリビングにクリスマスツリーがあるということが
ドイツの一般家庭ではありえないことだったのです。

そりゃあ、異教徒の日本人家庭のリビングに
にぎにぎしく飾りつけられた、それもプラスチックのクリスマスツリーがあるのは
おどろきますわな・・・

今から考えても、なんだか、うふふふ・・・です。
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