ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

クリスマスの風景 その5

2008年12月24日 | 日々思うこと・・・
今日は聖夜 ・・・ Heilige Nacht・・・

今から13年前の秋のこと、当時ドイツのハンブルクという北の街に住んでいました。
6歳だった娘が突然
「わたし、おうたを歌いたいっ!」と言い出したのです。

「ほえっ? 歌ですか?」

当時の私はまだライアーを習い始める、音楽そのものと出会うずっと前だったので、
むすめの突然の「うたを歌いたい」発言にかなりびっくり!

日本だったら、「なんとか少年少女合唱団」に入れるなどの手だてがあるでしょうが、
さて、ドイツではどこへ行けばいいのだろうか・・・
と思いながら道を歩いていると、家の近くの教会の掲示板に
「子供合唱隊メンバー募集中!」的な張り紙が貼ってあったのを、
目ざとく見つけたのです。

さっそく娘を連れて教会へ見学に。
合唱隊といっても、幼稚園や小学生の子供たちが週1回集まって
いろいろな歌をうたうとってもアットホームなものでした。

おまけに、
ちょうどクリスマスイブの「キリスト降誕劇」の練習が始まったところでした。

マリアさまやヨーゼフや、3賢者などの重要な役柄は
長く合唱隊にいる歌のうまい子たちになり、
新入りの娘は、その他大勢の天使の役になりました。

その他大勢の天使たちも、わりと出番が多く
いろいろなきれいなクリスマスの歌を練習していました。

当日は教会の祭壇の前で
みんな衣装をつけてクリスマスイブのミサの前に「降誕劇のうた」を歌うのです。

私は娘のために白いワンピースを製作し、
文房具屋さんから金色の厚紙を買ってきて
天使のつばさの形に切り取り、
ゴムを通してリックのように背中に翼を背負わせました。
頭には金色のモールのかざりを。

6歳の子供がこういう扮装をすると・・・
・・・かわいい・・・
まるで本当の天使のようになりました (←親ばかっ)
(注: 大人がこういう格好をするとアヤシイ・・・)

この年のクリスマスイブはとっても、とっても寒くて
氷点下の文字通り「ホワイトクリスマス」になりました。
子供たちは、とってもすてきな「キリスト降誕劇」を歌ってくれました。

今でも時々思い出す、かわいいクリスマスイブの思い出です。
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クリスマスの風景 その4

2008年12月24日 | 日々思うこと・・・
今日はクリスマスイブ・・・

友人と横浜のフレンチレストランでうれしいクリスマスデート
(おばさん同士ですがねっ)

それにしても、前後・左右 カップルだらけ!
しあわせそうなカップル大量発生!!! 


2年前のクリスマスシーズンにかわいいメールがとどきました。

私のCD「ライアーのおくりもの」の1曲目に収録している
ブリジット・クルーズという曲の音源を載せていただいている
「ハープとチターのサイト」というのがあるのですが・・・
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm

このサイトでライアーの音色を聞いたという
たぶん、まだすごく若い男性からのメールが・・・

「彼女と一緒にみのさんのライアーの音源を聴いていました。
彼女が、きれいな音色だね~、この楽器ほしい~♪ というので、
クリスマスのプレゼントにしたいのですが、どこで楽器は買えるのでしょうか?
 そして、お値段はいくらくらいなのでしょうか?・・・・」

ふむふむ、まだ若い彼氏が彼女に贈るクリスマスのプレゼントとしては
ちょっとお高いかも・・・
ティファニーのオープンハートよりもはるかにお高いよ。

そこで、ライアーのお値段の相場を正直にこのお兄さんにメールで伝えると
かなりおどろいた様子の返信がていねいにも届きました。
「そうですか・・・仕方ないけど
 彼女へのクリスマスプレゼントをライアーにするのはあきらめます・・・」ってね。

かなり気の毒でしたが、カップルで一緒に私の音源を聴いていただいて、
彼が彼女に「ライアーをプレゼントしたいな~♪」 と思ったことが
とってもほほえましくて、なんだか幸せな気分になりましたとさ。
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