ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

原点に思いをはせて・・・その3

2014年02月22日 | ライア-日記
ライアーの原点を考える前回の投稿から
えらく時間が過ぎてしまいました~。

写真のライアーの教本は
ライアーができた初期のころのものだそうです。
エドモンド・プラハトの作った教本です。

今はほとんど使うことがない「親指」を使う指使いとなっています。
そうなんです!
ライアーが誕生した当初はまだ今のような弾き方になっておらず
弦をはじくように弾いていました。
そして、おそらく左手は使わず
ほとんど右手のみで演奏していたと推察できます。

どうしてか・・・?
それは、今回ドイツより届いた骨董ライアーを見て
「なるほど・・・」と思いました。



それは・・・
このライアーの弦と弦の間がとても広くて
右手で半音階部分がゆうゆうと弾けるのです。
つまり、右手を半音階部分にくぐらせやすいように
弦と弦の間がとっても広くつくってありました。

だからライアーが生まれた当初は
左手はライアーを支えて
右手でとつとつとメロディーを奏でていたのでしょう。

と、この話しはまだまだ続く予定であります!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする