ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

原点に思いをはせて・・・その2

2014年02月06日 | ライア-日記
ドイツよりはるばる海を越えてやってきた
古い古いライアーの話をもうすこし・・・

このライアーはおそらく80年近くのものだと推察されます。
推察・・・というのは
製作された年代が記入されていないので
わからないのです。。。

弦は30弦で低いミ~高いラまでです。
かなり小ぶりで
普通の35弦のライアーより一回り小さめです。

支柱(っていうんでしょうかね)が
なんと!金属製というのがびっくりであります。

そして、なんといっても弦と弦の幅が広い~っ!
コロイのライアーもかなり弦の間の幅が広めですが
コロイよりもずっとずっと広いのです。

ということは・・・
曲をば~っと弾くのには適さないのです。
簡単な曲ですらメロディーとして弾くには
大変な作業となります。

ライアーの原点はやはりここだな~と思いました。
つまり、曲を弾くというよりは
ライアーの「音」そのものを大切にしたかったんだな・・・

そして、障がいをもった子供たちでも弾けるように
わざと弦の幅を広くしていたのでしょうか。

とにかく今まで私が手にしてきたライアーたちとは
全く違う質のライアーがやってきて
私はかなりハイテンションになっております♪

次回もまたこのライアーの続きをば・・・
コメント (2)
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