ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

骨董ライアーとがちょう姫

2014年02月24日 | ライア-日記
つい1か月前にドイツから
はるばる海を渡ってきた
80年近く前のライアーに出会えたことがきっかけで
いろいろとライアーの「原点」というものを
考える日々であります。



たまたまドイツの売ります買いますサイトで出会ったこのライアー。
このライアーは出品していたドイツ人女性のご主人のおばさん
(ややこしい・・・汗)
がどうやらシュタイナー教育に関わりをもっていたとのことで
このおばさんの遺品とのことでした。

売ります買いますサイト経由で
出品者のドイツ人女性とメールのやり取りをする中で
「私は日本でライアーを弾いています。
  私が演奏している動画も見てください~。」と、
you tubeにアップしている動画のアドレスを送ったところ
彼女はとっても驚いた様子のメールをくれました。
というのは・・・

私がアップしていた、サンサーンスの「アヴェ・マリア」は
とっても彼女にとって特別な曲だというのです。
彼女とご主人が結婚したときに教会で歌ってもらったのが
このサンサーンスのアヴェマリアだったとか・・・

「この曲をあなたの演奏で聞けてとってもうれしい・・・」と。

このアヴェマリアはマイナーな曲なので
あまり知られていない曲なのですが
その曲がライアーを出品していた女性にとって
スペシャルな曲であったというのは
私自身とってもびっくり!とともに
不思議なめぐりあわせにうれしくなってしまいました。

「ライアーを梱包する箱にはいっぱい隙間があるから
  あなたがドイツから送ってほしいもの
  なにか懐かしいものがあったら一緒に送りますよ~♪」という
とっても親切なお言葉までいただき

「ドイツのチョコレートとハーブティーをお願いします!」

私のリクエストに快く応じてくれ
ライアーケースが入っていた隙間に
いっぱいドイツの懐かしいパッケージのチョコレートと
お茶が詰め込まれていました。

その中に入っていたグリム童話「がちょう姫」のチョコレートが
上記写真のものです。
ガチョウ姫は
ドイツのゲッティンゲンというやや北部の街のお話しです。

そう、このライアーはドイツのゲッティンゲンから
はるか極東の日本へやってきたのです。

つくづく・・・
いろいろなめぐりあわせというのは
本当に不思議で幸せなもの・・・ですね。
コメント
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