ライアーを弾いていらしゃる方から時々
「音がぶつぶつ切れてしまうのが嫌なんです~」とか、
「なかなかメロディがつながりません~」というお悩みを聞くことがあります。
ライアーで音をつなげて弾くことは
実は結構集中力がいる作業になります。
あまり何も考えずに弾くと、一つ一つの音がぶつぶつ切れて
繋がらないメロディになってしまうことはわりとよくおこることです。
そんな時に私はいつも生徒さんに
「心の中でそのメロディを歌ってみましょう~」とお声がけします。
すると、メロディがとてもなめらかにレガートに流れていくようになる場合があります。
ちょっと想像をしてみてください。
例えば、ふるさとを歌う時に
♪う~さ~ぎ~お~いし か~の~や~ま~♪と歌いますよね。
決して、う・さ・ぎ・お・い・し・か・の・や・ま と一つ一つの音を切りながら歌うことはしません。
ですから、まるで歌っているかのようにライアーを弾いてみると
いかにそれまで、ぶつぶつ切りながら弾いていたかがわかります。
そう、音と音の間は
レガートに、レガートに、レガートに♪
なかなか根気がいる作業ではありますが、今いるところからステップアップしたいな~と思っている方は、ぜひぜひレガートに弾く練習をしてみるとそれまで弾いていた曲が少し立体的になってくることでしょう♪