先日の八ヶ岳のライアーワークショップでは
ライアーが好きすぎる私がついついアツく語ってしまったことがあります(笑)
それは、「一音成仏」という言葉です。
「一音」ですべてが足りている。
「一音」の中にすべてが含まれている・・・
「一音」の中にすべてが含まれている・・・
ワークショップに参加の皆様に
ライアーの1つの音を丁寧に出していただきたくて、
たった1つの音の大切さを分かっていただきたくて
たった1つの音が広がっていく様子を感じていただきたくて
「一音成仏」という言葉を引用しました。
この言葉のことは、ずいぶん前にこのブログで書いたことがあったな~と思い出しました。
なんと!16年も前(どひゃ~~~笑)2008年の9月に書いておりました。
そこの記事を転載いたしますと・・・
*******
尺八の世界に 「一音成仏」 という言葉があるというのを
つい最近知りました。
2008年9月12日(金)に蒲田の「アプリコホール」で行われた
ライアー界の唯一無二の超絶技巧師であるジョン・ビリング氏の
コンサート会場で、ばったりと知り合いに会ったのですが・・・
この方は私のライアーの音源が載っているサイト
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm
で、ライアーの音色を聴いたのをきっかけに、
ときどき私の演奏を聴きにいらしてくださる素敵な女性です。
その彼女と、「せっかくだから、ランチでも・・・」 ということになり
ジョンのコンサートのあと、お昼ごはんを食べているときに話題に出た言葉が
先の「一音成仏」
「みのさん、尺八の世界には 『一音成仏』 という言葉があるんですよ。」
初めて聞きました。その言葉。
聞けば、その方はなんと尺八を習ってたとのこと。
「一音成仏」
つまり、「一音」ですべてが足りている。
「一音」の中にすべてが含まれている・・・
私はこの言葉を聞いて、「ナルホド」と納得することがありました。
というのは、今現在、世界のなかで一番ライアーを弾いている人が多いのは
本場ドイツではなく、この日本だからです。
それも、「人数のけたが違うっ!」ってくらい
たくさんのライアー愛好家がいるのです。日本には。
ライアーの「いのち」は
一本、一本の弦が紡ぎだし、空中にたゆたふ「一音の響き」です。
その「一音」の中に、その「一音」の響きの中に
「すべて」が含まれている・・・かぁ。
深いな~・・・
日本人は、無意識にそのDNAに「一音成仏」を理解するこころがあり、
だからきっと、西洋人よりも多くの人がライアーに反応して、
そして 「この楽器をやりたいっ」 と思うのかなと。
「一音成仏」の世界とはまったく真逆、対極の
たくさんのライアーの音色を高速で軽やかに操るジョン・ビリング氏の
演奏会の後に、この話を聴けたのもとっても不思議で・・・・
ジョンの素晴らしいコンサートの余韻の中で
「一音成仏」 ということばが、私の頭の中をぐるぐる駆けめぐっていました。
つい最近知りました。
2008年9月12日(金)に蒲田の「アプリコホール」で行われた
ライアー界の唯一無二の超絶技巧師であるジョン・ビリング氏の
コンサート会場で、ばったりと知り合いに会ったのですが・・・
この方は私のライアーの音源が載っているサイト
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm
で、ライアーの音色を聴いたのをきっかけに、
ときどき私の演奏を聴きにいらしてくださる素敵な女性です。
その彼女と、「せっかくだから、ランチでも・・・」 ということになり
ジョンのコンサートのあと、お昼ごはんを食べているときに話題に出た言葉が
先の「一音成仏」
「みのさん、尺八の世界には 『一音成仏』 という言葉があるんですよ。」
初めて聞きました。その言葉。
聞けば、その方はなんと尺八を習ってたとのこと。
「一音成仏」
つまり、「一音」ですべてが足りている。
「一音」の中にすべてが含まれている・・・
私はこの言葉を聞いて、「ナルホド」と納得することがありました。
というのは、今現在、世界のなかで一番ライアーを弾いている人が多いのは
本場ドイツではなく、この日本だからです。
それも、「人数のけたが違うっ!」ってくらい
たくさんのライアー愛好家がいるのです。日本には。
ライアーの「いのち」は
一本、一本の弦が紡ぎだし、空中にたゆたふ「一音の響き」です。
その「一音」の中に、その「一音」の響きの中に
「すべて」が含まれている・・・かぁ。
深いな~・・・
日本人は、無意識にそのDNAに「一音成仏」を理解するこころがあり、
だからきっと、西洋人よりも多くの人がライアーに反応して、
そして 「この楽器をやりたいっ」 と思うのかなと。
「一音成仏」の世界とはまったく真逆、対極の
たくさんのライアーの音色を高速で軽やかに操るジョン・ビリング氏の
演奏会の後に、この話を聴けたのもとっても不思議で・・・・
ジョンの素晴らしいコンサートの余韻の中で
「一音成仏」 ということばが、私の頭の中をぐるぐる駆けめぐっていました。
*******引用終わり
16年前からず~~~っと同じことを考えているのかと思うと、しつこいのか、進歩がないのかわかりませんが(笑)
でも・・・
たった一つの音の中にすべてが含まれているって、素敵なことではありませんか♪