海を見たくて東京シーサイドへ・・・空を飛ぶゆりかもめの姿を撮りたかった。
海の向こうにはビル街。訪れるたびに高層ビルが増え、小さな香港のようだ。
霞むビルを背景に輝くレインボーブリッジ。流れるような美しい景観美がシーサイドの魅力だけど、
宝石をちりばめたような夜景もロマンティクになれるから好き、今日は暗くなるまで待っていられないのが残念。
ヴィーナスフォートの3Fに新しくできた噂のアウトレットも、思いの外コンパクト過ぎて物足りない気分。
ゆりかもめに会えなかったので、シーサイドタウンから新橋経由で銀座へ出た。
東京マラソンを知らせるフラッグが風に揺れていた。
スタバに入って、ブレンドコーヒー&バナナマフィンをいただく。
窓側の席から視界に入るのは、小さな子供たちが飛び跳ねまわる姿だったり
ドレスUPして歩き回るわんこの姿だったり、長閑な午後の歩行者天国にそれぞれの人生を観る思いだった。
そろそろお店を出ようかなとジャケットを羽織っていたら、隣の席の髪の長い女性の方が
「○○屋という文房具のお店、今もありますか?」と、尋ねられたのできっと鳩居堂の事だと思い
左奥にある旨を伝えながら、なんと、それから意気投合してしまって、ふたりの長~いお喋りが続きました。
彼女は若い頃の阿木燿子さんを彷彿させるような綺麗な方でした。
ジーンズの上にロングブーツ、黒と茶のコーディネートという都会的なセンスの良さに魅かれました。
それに知的な雰囲気があって、この方とお友達になれたらいいなぁと、正直そう思いました。
お姉さまへのプレゼントを探されていたので、スワロフスキーのお店を紹介して、なんと彼女と一緒に選ぶ事になりました。
ショーケースの中で煌めく商品の中から、揺れるお花のスワロフスキーを購入されました。
銀座8丁目から四丁目まで歩き、お互いのメールアドレスや携帯の番号を交換して再会出来たらいいわね~
と言って別れたのです。なんだか、銀座の恋(友)の物語でしょう?
不思議な出会いと言いますか・・・・ほんとに魅力的な方でした。