山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

岩木山攻略戦 2

2017-10-07 16:08:17 | 修行・訓練





頂上は見えていてもなかなか近づいていかない百名山でした。
しかし青空の下で、青森の名山岩木山を踏み締めている実感が嬉しくてたまりません。















種蒔苗代。
頂上直下に来て原始的な沼(湖沼)がいきなり現れます。生き物がいないような水場に見えます。


本当にあともう少しです。




鳳鳴ヒュッテ。
呼称の説明書きがありましたが、さっぱり覚えていません(笑)

ガレ場を登って行きます。最後の頑張りどころです。


一息ついて登って来たところを振り返ります。
最後は急登ですね。












ガレッガレ。※下りに出血(ピエロ)することになります。


1325登頂です。休憩なしで3時間5分登り続けました。
山登りってキツイのに何でやるのかというと、この登頂の達成感や悦びの為ですよねー。
今回はキツかった分それらも一入です。



海岸線がハッキリと見えます。

ロープウェイで来る人もたくさん居るので、かなりの人が頂上にいてビックリしました。
私が登った直登ルートではほとんど無人くんでしたので。


噂通りの360度のスーパービューです。
















頂上を一周して、


1340下山開始です。




グンググーンと高度を下げようとしたら、


アバババババ(>人<;)
岩が動いて転がったんじゃ!!
ワシ、ピエロじゃないぞなもし。
43歳になって初玉乗りさせたらマズイだろ…。
左手着いたら血が出てました(相当な軽傷です)…。








さすが急登コースです。
降りるのも慎重に行かないといつ再ピエロになるか分かりません。

百沢スキー場が見えて来ました。
この後1525下山しました。
下りは1時間45分でした。

美しい山だね。津軽富士こと岩木山。
天気にも恵まれて感謝感謝です。


総評です。
青森の名峰岩木山、津軽富士と呼ばれているだけあって堂々たる山容の独立峰です。
無雪期どころかまだ暖かい時期に登れて、かつ紅葉のスタートにも触れられてとても良かったです。
青森はじめ東北の山って言うと、この時期熊が怖いのですが、無事に熊との遭遇もせず山行を終える事が出来ました。
この百沢コースは実に男らしいコースで、頂上まで約1,300mを一気に直線的に登り上げる体力勝負のコースでした。
キツイコースだからこそ、登頂時の達成感や悦びは大きいものとなり、下山後の温泉も酒も食事も最上の喜びとなるのです。


山のホテルの夕食

2017-10-07 07:05:19 | 旅行・お出かけ
岩木山登山後、山のホテルに宿泊し夕食を食べました!
私が登った百沢スキー場登山口からは車で10分ほどかかりましたが、嶽温泉登山口もあり、まさに岩木山登山のベースとなるような立地の宿です。



食前酒 山ぶどう酒


前 菜 蛸山葵
     帆立香焼き
     鰻巻玉子
     かじか飴炊き
     砂肝一塩


※熱くてフタをなかなか取れないのが難点。

            
吸い物 ​ 舞茸土瓶蒸し
これ飲むと、〆みたくなりお酒が進まなくなります(^^;)


造 里​ 幻の魚いとう
いとう(ITO)って食べても良かったんですね。
少し小骨を感じる、鯉のような味でした。
こういうものは人生一度きりだから地元で食べれると本当に嬉しいですよね。旅行に来た甲斐がありました。


小鉢五点盛り
     きのこ南蛮
     ぜんまい田舎煮
     山くらげ胡麻和え
     もずく酢
     紅鮭鮨

      
焼き物  鮎塩焼き
ほくほくの焼きたてを運んでくれます。


鍋 物  岩木山高原豚の
      陶板焼き
ごめんなさい。このメインディッシュが深みのない甘辛い味付けから何からあんまり美味しくなかったです(^^;)
豚なんてどう料理しても美味しくなりそうなんですけどねぇ。


蒸し鉢  きみ豆腐
初めて食べました。郷土料理でしょうか。茶碗蒸しのお子様バージョンって感じでツルっと頂けます。


食 事​ 当館名物マタギ飯
これまたなんかフツーでして、美味しい!美味しい!って感じではありませんでした(笑)
何だろう。夕朝食通じて全てに一味足りないんですよね。出汁かな?深みや旨味を感じないんです。

【マタギ飯の由来】
その昔嶽温泉の周辺の山々にはマタギと言われる人達が熊狩りのために山深く分け入っていました。山に入ったときには、マタギ達はそこで採れた山菜などをお米といっしょに煮炊きをして食事をとっていました。
以前マタギであった先代の当館主は、そのマタギ達の食事を里人にも食べやすいように工夫しお客様にお出ししたのが「マタギ飯」の始まりです。
マタギ飯の中には鶏肉、舞茸、竹の子、ごぼう、人参、三つ葉、糸こんにゃくを入れ、固形燃料を使い、目の前で炊き上げます。当時としては日本で初めての釜飯です。
(民明書房刊「釜飯初めて物語」より)


香 物
甘〜い香物でした。青森の味付けなのでしょうか。

デザート
蜜りんごかな。青森来たらリンゴは食べまくりたいですねー。

生ビールはかなり小さく、


コップサイズのレモンサワーは一口で飲めてしまう少なさでした。
しかもこれ、缶チューハイ注いだだけですよ(笑)
夕食前に旅館の自販機で缶チューハイ買って飲んでたからすぐに分かりました。
これで540円ってどうなんだろう。自販機の250円すら高いなぁと思って飲みましたが、その半分の量で倍以上の値段ですからね。
値段もさる事ながら、お店で缶チューハイってのがなんかショックじゃないですか?
やっぱり缶チューハイとサーバーのチューハイは、缶ビールと生ビールくらい違うから。


このスラットでした(^^;)

期待の夕食は残念ながら3.0でした。ガッツリ登山後の腹ペコ飯&水分枯渇だったのにも関わらず、お酒も全く進まずでした。
別に3.2くらいでと良いのですが、1番大事なメインディッシュとご飯がイマイチでしたので…。

実は…


夕食前に部屋で別注料理をオーダーしておけるシステムでした。
熊、鹿、猪、兎などの名物マタギ(ジビエ)料理がそのほとんどです。
でも今回の私のような一人旅では、数人でつつくことも出来ないので、夕食の量が分からない段階で別注料理は頼み辛いものです。
本当はつつく程度に熊さん、鹿さん、猪さん、兎さんを食べたかったです(´ー`)

最後に夕食会場での食事でしたので、隣の初老の夫婦の会話も聞こえてきて、この別注料理の内「熊の串焼き」が出て来て、「硬い!硬い!ブリジストン(硬質)やー!全く噛み切れん。」と言ってました(笑)
その数分後、サザエさんのような「ガッ、ンアフフ」という不自然な音が鳴ったので、恐らく噛み切れないまま飲み込んだのでしょう。

頼まなくて良かった(^^;)



山のホテル全体では、
朝食3.5
夕食3.0
風呂4.5
接客4.0
部屋3.2 ※清潔でとても綺麗です。本来4.0です。
しかしカメムシが室内に8匹居たことと、冷蔵庫がないところが私にとっては致命的に残念でした。

今後の山行予定

2017-10-07 03:44:07 | 修行・訓練
観音平から登る編笠山&権現岳、唐沢鉱泉から登る天狗岳に行きたい。

SO、八ヶ岳遠征です。

正直この他は、この山登りたいってのは思い浮かばないです。

八海山、那須岳くらいかな。

それともまだまだ東北も登れるのか?
八甲田山、吾妻山あたりは初冠雪のニュースが流れましたけど。

九州遠征(阿蘇山、祖母山、九重山)は中止になった経緯的にも行きたいですが、冬でも行けるかなと思っていて、12月や1月ネタとして取って置きます。

ここ1年は中断期間を作らないように、最低でも月に3〜4座は登りたいです。
あと、単独行ももちろん行きますが、人と登るのも楽しいので同行者も大募集中ですので(^^)