【草津白根山】
標高 :2,171m(本白根山) ☆日本百名山
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:白根火山→湯釜展望台→白根火山→逢ノ峰→山頂駅→探勝歩道最高点→鏡池→山頂駅→逢ノ峰→白根火山 ※周回コース
標高差 :610m(累積標高差)
距離:約9km
四阿山・根子岳攻略が予想より早く終わったこと、翌日からまた雨降りになること、そして折角嬬恋村の隣町まで来てること、以上の理由で登山口までの移動時間がかからなければ、草津白根山も行けるのかなと考えナビをセットしてみると、菅平牧場からは1時間半程度の移動時間で、13時くらいからは草津白根山を登り始めれそうでした。
そうすれば遅くとも16時には下山出来るなと思い、急遽草津白根山攻略戦(とは言えトレッキング程度ですが)を企画、実行しました。
白根火山有料駐車場(500円)。
ここまで来るのに有料道路やら経由し山道クネクネで遠かったです。
1250まずは有名な湯釜を見るため、湯釜展望台まで歩きます。
今は白根山の登山、湯釜のお鉢回りは規制されており、この一つのルートでしか湯釜を見学出来ません。
このミルキーブルーは鉄のイオンと硫黄成分が反応してのものみたいです。
それにしてもラッキーだったのは、この湯釜も2014年から2017年6月初旬まで入山規制(立入禁止)されていたようで、めでたく3年ぶりに規制が緩和されたから拝めた訳です。
一旦レストハウスに戻り、トイレに寄ってから手ぶらにて目の前の逢ノ峰からのスタートです。
標高差105mの登りですが、なんせ四阿山・根子岳攻略戦後なので、結構足がピキピキしてました(笑)
山腹から白根山を望みます。
この東屋が逢ノ峰の山頂です。
柵に小さな板で逢ノ峰って書いてありますねー。
2,110mです。
ここから90m下ります。
スキー場が見えて来ました。
スキー場の脇に本白根山登山口と道標がありましたが、最初コレが分からず、スキー場周辺の道路をウロついて10分くらいロスしました。
しばらくは100〜150近く登ります。
ものすごくクマが出そうな雰囲気でした。
ロープウェイで来て歩いている人も居ます。
本白根山山一帯に出ました。
探勝歩道を反時計回りに進む周回コースです。
本白根山展望台所を望む。
さっき湯釜を見てた多くの人たちも、少し足を延ばして本白根山探勝歩道を歩くだけで、もっと草津白根山の山の魅力を深くゆっくりと感じることが出来るのにと思ってしまいます。
弾丸ツアーのような表面(メインポイント)だけ見る観光って、なんか今の時代は違うんじゃないと思っちゃうんですよねー。
まあ人それぞれだから人のことはいいか。
ここも高山植物か咲き乱れる夏に来るのがベストでしょうね。
1410遊歩道最高地点に。
と言うのも本白根山(及び三角点)は火山ガスの影響で立入禁止なので、残念ながらそのピークには立つことが出来ないのです。
ここと、後で行く本白根山展望所を踏んで、草津白根山(本白根山)を攻略したと考えるしかないのです。
本白根山一帯。
この最高地点で折り返します。
展望所へ。
ここに日本百名山の標識がありました。
手ぶらで来ちゃって喉がカラカラです。
やはりこんな程度でも水くらいは持って来ないとダメですね。
行きとは反対側から火口を望みます。
鏡池。
面倒なので降りずにスルーしました。
ロープウェイ山頂駅が見えて来ました。
別にまた登らなくても迂回ルートもあったのですが、最後の運動だと思い再度逢ノ峰を登りました。
最後は下って、
1510レストハウスに戻って来ました。
即行で白根cafeに突入し、
バニラソフトクリームをペロリ。
これは過去の五指に入る美味さでしたね。
シャリシャリでほとんどソフトシャーベット。
どうせなら名物をいっておきたいとこですが、湯がまソフトはクマザサ入りって書いてあって、
クマザサシャンプーとか使って獣臭くなったことがあったので、クマザサに対しての猜疑心によりスルーさせて頂きました。
総評です。
私が歩いたコースは登山と言うより完全にトレッキングです。本を参考にしたコースで2時間20分で約9kmを歩きました。
しかしアップダウンもあり累積標高差610mですから結構運動にはなるし、もちろんこの草津白根山の高山植物の美しさや、活火山のむき出しの荒々しさを堪能出来ます。
高速でのアプローチが悪いこの草津白根山に、平日にこれだけの観光客が居る(95%は白根山と湯釜のみ観光)のには大変驚きました。それこそ老若男女バランス良く、そして外国人もたくさんでした。
ここって大人気スポットなの笑?
そして帰りは渋川伊香保ICまでもかなり遠かったです。もう二度と来たくないくらいのアプローチの悪さです。草津温泉に泊まることも考えましたが、迷った挙句日帰りにしました。