衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

ジェッシー、外を歩く

2013-08-17 23:26:18 | 
朝5時のおトイレ散歩が今朝は30分遅い出発となった。

玄関でボブとヴァレンシアにリードを装着する間、いつもは悲しそうな顔で見送るジェッシーが、今朝は一緒に行くという姿勢を見せた。

どうせ歩けずに立ち止まってしまうだろうから、すぐ家に戻すつもりでリードを装着。


桜道に出たところで、ミニチュアホースの茜ちゃん達が下ってくるのが見えた。



茜ちゃんと琴ちゃんに会えてボブはとても嬉しそう。


ジェッシーの顔を覗き込みながら、心配して下さった茜ちゃん&琴ちゃんママ

すると突然、よろけのジェッシーが両前足を浮かせ、立ちあがって大きな声で吠えだした。



ジェッシーは右目が見えていないか、見えにくい様子で、耳もかなりの難聴。そのため、嗅覚が研ぎ澄まされているのか、地面近くの匂いを嗅ぎながら、茜ちゃん達のいる方向を探っている。

茜ちゃん達のお陰で、顔がキリッと引き締まりいつもよりは力強く歩を進めたジェッシー。とうとう桜道を往復、ボブ達と一緒にいつものコースを消化し、自宅へ戻ってくることができた。




そして夕方...

ボブ達が散歩に出る際、ふたたび大きな声で騒ぎだし、置いていかれることを怒っていたジェッシー。

そこで寝る前散歩時に、ジェッシーだけを先に外へ出してあげたところ、丸心ちゃんのいるホームへぐいぐいと歩を進める。試しにそのまま丸心ちゃんを迎えに行くと、なんといつもの寝る前散歩コースを、ゆっくりながら最後まで歩くことができた。


ジェッシーが外を歩けるようになった事は、かすかな光が見えてきたような思い。おまけに久しぶりにジェッシーと会った丸心ちゃんが、互いの匂いを嗅ぎ合い、尾を振り続けている姿もまた、感動的であった。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さ対策

2013-08-16 20:41:27 | 
マスコミが炎暑と形容するようになった今年の夏。衣笠山も例外なく、暑い日が続いている。



このところはにわか雨さえ降らないため、衣笠山へ上がる桜道の桜並木や紫陽花達もカラカラに乾いていたことが気になっていた矢先...


夕方散歩時に、個人のお宅から桜道までホースを伸ばしているところを通りかかった。



土の乾燥加減が樹木にとって良くないと判断した桜守会メンバーの方や近所の方々が桜道の木々に散水しようと、ホース長や勾配を工夫し、汗まみれで作業をされていた。







横須賀市の水道代は水道料金+水道使用量の8割近い下水道料金が課金される仕組みとなっている。

桜道の乾いた土をうるおす水道使用量はかなりの量であると思われ、このようなボランティア精神を持つ方々に敬服。


このように、一般的には決して見えることのないだろう地道な貢献が、四季の桜道を彩る花達の底力の一つとなっているのね。


さて我家のワンズは...

この気温高い日が続く中で、元気に走り回ることができるのはヴァレンシアだけ。


走り疲れてもすぐに蘇るアクティブなオンナ

いつものように散々走ったあとは、

夜露で濡れた草上にて身体を冷やす

イングリッシュセターは、実猟犬として使われることの多い犬種である。一方、アイリッシュセターのボブは常に省エネモード。これも暑さ対策か...。


ここから一歩も動かない


一方、体調がまだ優れないジェッシーは...

よろけてうまく歩けないため、


テラスでリハビリ中

散水で濡れたところに伏せてみたり、しばし目を閉じ、うたた寝したり。

しかし段差のあるところは下りられず、転がってしまう。それが悲しいのか、転がったあとでクンクンと鳴いていた。すぐに抱き上げ、大丈夫だよと声がけするが聞こえていない。かなりの難聴となっている。

投薬のせいか、顔面も右側に麻痺があるためか、喉がよく乾くようだ。以前から、蛇口やホースから直接水を飲むのが好きであったが、麻痺が起きてからうまく飲めなくなってきた。



それでも舌をハート型に、一生懸命水を飲もうとする。


ジェッシー、頑張れ。時間をかけても良いから、トライする精神を持ち続けよ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブトムシを森へ返す

2013-08-15 16:55:49 | 衣笠山
この夏に衣笠山で捕え、小学生達が二つのケースに分けて飼育していた4匹のカブトムシのうち、2匹が死んでいた。

日陰に置いてあるものの、この暑さで餌の昆虫用ゼリーが溶けていたり、プラスチックケースの温度が上がって汗をかいていたりもした。

死んでしまった2匹のカブトムシは標本にしたいほど艶もあり綺麗であった。熱中症だったのだろうか。子供達が犬部屋前のテラス下に埋めてあげた。


一方、生きている2匹のカブトムシについて、山へ帰すことを子供達に提案。

毎年順調に飼育できていたカブトムシが今年は早くも死んでしまったことにショックを受けていた子供達は了承、犬散歩時にクヌギの木が多い場所に開放してきた。

また来年ね...


放すとすぐに、雌は枯れ草の中に潜り込んで行った。



カラスに食べられず、子孫を残せますよう...。


さて今朝は、蛍の里辺りでカメラを構えた見知らぬ方に「おはようございます」と挨拶をしたところ、「もしかしたらヴァレンシアちゃん?」と声をかけられた。


鳥の撮影中

当ブログを閲覧下さったことがあるそうで、このような声がけを頂くことはとても嬉しいこと。

少しはまじめに記事を綴らなくてはなりませんね。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

管理人さんのお仕事

2013-08-14 14:33:12 | その他
衣笠山公園には横須賀市から管理業務を依頼された業者の方たちが常駐している。

公園は里山であるため、遠路内はアップダウンがあり、斜面での作業が殆ど。

その作業は遠路内の樹木や草木の管理の他、警備なども含め、訪れる方達が気持ち良いひとときを過ごせるようにと、暑い日も寒い日も精力的に行って下さっている。

だから、毎日公園内を犬と共に歩いていると、このような場所まで綺麗になっていると感じることが多い。


以前、市が定期的な除草しか行っていなかった時期は、雑草だらけで鬱蒼としていた公園内であった。今はとても綺麗になったばかりか、いろいろな試みや工夫を行っており、管理人さんが心を込めて作って下さっている動物や昆虫などをテーマにした切株アートの数も20をとうに超えた。

マスコミの取材も少なくないようだ。


満開のヒマワリ

管理人さん達が丹精込めて作ったヒマワリ花壇にて


さて、昨日の朝は遠路を塞ぐ倒木があった。




見ると、木の名前は知らないが、落ちている実を踏むとプチップチッと気持ち良い音がするため、馴染み深い木であった。



この日は休日で、プライベートで衣笠山に写真を撮りに来た管理人さんのお一人がこの場所を通りかかったところ、ミシミシと音を立てて斜面から倒れてきたのだそう。



結局、作業着に着替え、この日の出勤者と一緒に作業を行うことになったようだ。



プロの手にかかればあっという間に...



片付いてしまうのね。



お疲れ様でした。


ボブ達も見学しながら、良い子でおとなしく待っていた。


チェーンソーの音が恐いヴァレンシア


滅多に見ることのない、伐採現場。動画まで撮ってしまったので、宜しければご覧くださいね。

倒木伐採ムービー↓



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜日は「山科」で犬散歩 2013年8月10日 酷暑な記録更新日

2013-08-13 12:44:54 | 
日本列島は熱波に包まれ、一部の地域で最高気温が40度を超えたこの日。


久しぶりの山科ワンズとの散歩コースは、夕方になってもアスファルトに高温の熱がこもったまま。そのため、急きょドッグランを使用することになった。

山科は建物屋上と外庭の二か所にドッグランを持っている。外庭のランは土と芝と木陰があるため、ワンズの身体にとても優しい。


ワンズフロアに入っていくとちょうど、畠職員さんがあらし君のリネン交換中でした。



自分のベッドをどうするのかと気になるのか、あらし君がすぐに近寄っていきます。


このところは癲癇発作も落ち着いているあらし君


ジローちゃんも気になるのか、職員さんの足元でうろついていました。



久しぶりだねと言わんばかりに、私のところへ挨拶にきたむっちゃん。



むっちゃんは常に平和のオーラ漂っています。

もしむっちゃん教という宗教があったのなら、そしてこの教祖様なら、世の中争いごとなんて起きないだろうにね。(笑)



キッチンの方へ行く畠さんの後を付いていくフタリ



この穏やかペアは食欲がある時は安心、体調のバロメーターかもしれない。



あらし君はお腹が空くとフロアのキッチンに入り込み、「あぃ~ん」と鳴くのだそう。オチャメね。

「あぃ~ん」催促時のあらし君の様子↓







この日は皆、快適なエアコンの中でとても元気であった。そのため、あらし君以外の4頭を引き連れ外へ出ることに。


さぁ、ドッグランに行こうか!


なぜかいつのまにかぷーにゃんが混ざっている!!

ぷーにゃんはアミちゃんと一緒のフロアにいるはず...。また抜け出してきたのね。



ちっちゃなジローちゃんとむっちゃんが一番前に張り付く(笑)

早くドアを開けてとばかりに待ちきれないワンズ。お部屋からそのまま、ランの入口までテラスを移動していきます。



思い思いに走りまわるワンズ。



と言いたいところであったが、気温がまだ高いためかワンズの動きはイマイチ。



用足しを終えたむっちゃんとジローちゃんは、早くもラン入口へ戻っています。


イケメンだいちゃんも走る気無し


ブンちゃんは何やら後ろを向いて座り込み


16時頃の時刻であったが、今日は酷暑日。しかし聞くところによると、昨夜は屋上デッキで職員納涼祭が行われ、とくにブンちゃんはワンズ用のBBQ肉をしこたま食べていたという情報有り。

ブンちゃんに近づくと、何やらごろんごろんと横回転しています。


???何してるのかしら...

その後、草を食べ始め、すぐに吐き戻している。味付けしていないとはいえ、お肉を食べすぎたでしょ、ぶんちゃん。

横回転すると楽になるのかしら???


するわけないと思いながらも、ゴロゴロしなさいとブンちゃんに伝えてみました。




なんとブンちゃんは言われるままゴロゴロと横回転。あらま、びっくり。言葉が通じたのかしらね。


誰も運動しないのもどのようなものかと、ボール好きなだいちゃんに、畠職員さんが渡してくれたボールを投げてみました。



すると、目がキラッと輝き、犬が変わったように俊敏に走っていくダイちゃん。ボールをキャッチすると走って戻ってきた。

ダイちゃんのボール遊び動画↓


だけどボールをこちらへは渡さない(笑)


D「ボクのボールですよ」

よく見ると...何のボールだったのか判らないほどボロボロ。


ダイちゃん、そのボールで遊び過ぎでしょ(笑)


むっちゃんたちの様子を見ると、まだ入口付近から動かず。



熱中症になる前に、屋内へ戻ることに...。




ぞろぞろとテラスを移動


さぁ、お待たせしましたとばかりに、次はアミちゃんとぷーにゃんの番。



アミちゃんは私の顔を見ると大喜びでこちらへと引っ張り、職員さんが付いて行くのが大変。



忍びのぷーにゃんはあくまでも、建物に沿って歩こうと頑張ります。



ランではひとっ走り。





猟犬類のアミちゃんは走るとやはりとても素敵。でも...


我家のボブよりも短い2mダッシュほど

アミちゃんも用足しが済むと、すぐにお父さんのところへ戻ろうとします。



ぷーにゃんは芝の上を楽しむかのようにマイペースで歩きまわっていました。




お父さんのところへ戻りたいと訴えるアミちゃん

ぷーにゃんが満足したところでお部屋へ戻ることにしました。



ランを出る前に、萌ちゃんのお墓に手を合わせていきます。


常に綺麗な花が咲いている萌ちゃんのお墓

萌ちゃんの魂もワンズと一緒に楽しんだことでしょう。


畠職員さんの勤務している部屋に戻ると、スイカをもらっていたワンズ。


犬はスイカがお好き


美味しそうに食べるね、むっちゃん


さきほど吐き戻しては芝に転がっていたブンちゃんは、ちゃっかりと椅子の上に座り、夕飯を待っています。


懲りないブンプク




あらし君、ジローちゃん、また来週ね。




さてこの次は日曜日。関西からの犬散歩ボランティア希望者さんを伴う予定でいます。


保護犬を迎えていらっしゃる方で、当ブログを閲覧下さり、帰省ついでに山科での犬散歩ボラに参加下さるとの連絡を頂きました。

私もお会いすることがとても楽しみです。

それにしても伊豆大島や県外などから散歩ボラに参加下さる方にも驚きましたが、なんと関西からもこのアクセスしにくい山科へ訪れて下さるなんて...。


伴侶動物福祉に取り組む特別養護老人ホーム山科について、興味を持って下さる方々が関東圏を越えていらっしゃることはとても嬉しいことです。願わくば、これらの取り組みで一頭でも多くの犬猫の命を救うことにも繋がること。


来週はりりまむさんとお友達が土曜日散歩ボラを担当下さいます。

他曜日にも複数のボランティアさんが入って下さっており、暑い中、ワンズのために変わらず活動下さる方々に感謝!!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BJAdadツイート