旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

ゲシュタルト崩壊

2009-07-10 | ほかの話
昨日更新されたシゲの日記に出てきた「ゲシュタルト崩壊」という言葉

意味を知って「ああ、あれはそういうことだったのか!」と納得した話



以前、岩淵の「淵」をこんな風に書いたAさんのことは覚えてますでしょうか。

そのAさんが、Sさんが送ったはずのメールが自分にだけ届いていない!と昨日ちょっとした騒ぎになった。

Aさん「なに、そんなメールいつ送った?」
Sさん「今週の月曜日ですよ」
Aさん「オレのとこには来てないよ!」
Sさん「部署全員に送ってるんですから届いてないはずないですよ」

各所から「私も届いてますよ」という声。

Aさん「いや!でもオレのところには来てないんだって!見た記憶がないんだから!来てればぜったい見てるから覚えてる」
Sさん「グループ設定で送ってるんですから、届いてないわけがないですよ」

その場にいた全員は当たり前だけどSさんの味方
そして、全員の頭を同時によぎったのは、ほんとは届いてたのに見ないで消しちゃったんじゃないか、ということ。
そんな四面楚歌的雰囲気を察知したAさん

Aさん「だから、コンピューターは信用できないんだよ!こういう大切なことはメモで教えてくれなきゃ」
Sさん「別にメールでいいじゃないですか」
Aさん「いや!コンピューターはね、ホントにダメなんだよ。信用できないんだって!だからメモがいいんだよ!」

ちなみに、AさんはPCのことを「コンピューター」と呼ぶんですけども
その「コンピューター」よりAさんが言ってることの方が信用できないんだけど?

私「Aさんのとこみたいに混乱してる机の上にメモを置いたんじゃ、それこそどっかに消えちゃいますよ」
Aさん「いやいやいや!ちゃんとセロテープで貼っておけば大丈夫なんだから」


…………


アナログだね


Aさん「じゃあ、もう一回送ってみてよ!」
Sさん「え?同じメールを?」
Aさん「そう!同じように送って!」


おいおい

月曜にもらったメールをまたもらうんかい

おかしくね?


Aさん「送った?送った?送った?」←Aさんはものすごーくせっかちです
Sさん「まだですよ(苦笑)」
Aさん「早く送って!」


そして、まったく意味のなさないメールが全員に届く
届いたね


Aさん「あ、届いた・・・ああ、やっぱりこれは見てないよ!届いてない!見た記憶がない!」
Sさん「ああ、そうですか。・・・そんなはずはないんですけどね・・・


で、その後。
しばらくしてからのこと。


Aさん「Sさん!ゴメンゴメン!悪かった!来てたよ、来てた!

そのときSさん、お客さんとお話中
Aさん、声でかすぎ、もうすぐ定年なんだから、いい加減に空気を読もう

どうやら、Aさん。
情報管理の担当者にお願いして、自分が削除したメールを戻してもらったらしい。
そしたら、その中に問題のメールが入ってたというわけ。

やっぱり、自分で削除しちゃったんじゃん!とみんなから責められるAさん

「いや、あれさ、名前が漢字じゃなくてひらがなで書いてあったでしょ。あれね、記号にしか見えなかったんだよね


・・・・・・・・・・・?


記号?


Aさん「文字として認識できなかったんだよね。記号だよ、記号!漢字で書いてくれりゃわかったんだよ」


岩淵の「淵」がかけなかった人にしては大胆な発言ですが


ひらがなが「記号」に見えてしまうAさん
文字を文字として認識できなかったAさん


これからAさん宛のメールはすべて「漢字」で書いたほうがいいってことなんでしょうかね、漢文みたく。



ちなみにゲシュタルト崩壊とは、しげの日記に書いてある説明によると「同じ文字を見ていると、その文字を文字として認識できなくなるもの」らしいです。


ね、Aさんの症状はまさしく「ゲシュタルト崩壊」でしょ?(笑)

無題

2009-07-10 | お手軽ケータイ日記
見上げれば


雨の重さに耐えかねて


黒く深く沈みこんで


泣き出しそうな雲





目を閉じて


あなたを想う


私の頬を伝う水の雫


伝えたい想いは


秘めた胸の奥から


もう溢れんばかりなのに


言葉にすると


変わってしまいそうで


伝えきれない想いは


ため息となって


湿気混じりの空間に





不器用に生きてる


泣きながら


怒りながら


それでも生きてる





見上げれば


長い軟禁に耐えかねて


雲の縁を白々と照らす


それは夏の光





笑え


笑え


人のみに許された笑顔を


忘れるな