肉親を殺した相手を、自分の手で殺してやりたい。
そう思う心は、時代とは関係ないんだなと思いながら見てました。
でも、憎しみを抱えて生きる人生の、何と虚しく孤独に満ちていることかと。
その行為を人がどれほど讃えたとしても、人を殺したことで背負うものの重さは決して軽くはならなくて。
特に出獄後の六郎の迷走は見ていて息苦しいほどでした。
法治国家として、法に基づく判決を下そうとする立場も、復讐の連鎖を断ち切らなくてはならない、とする中江判事の考えも、今を生きる私たちには納得できる理屈。
でも。
現在における殺人の裁判が、遺族にとって納得いく判決になっているかと問われれば、全てを肯定できないことも事実。
仇討ちを殺人であると定めた法律に、法治国家へ変わることをあまりにも急ぎすぎて、人としての感情を無視した故の歪みを感じました。
仇討ちは殺人か正義か
感情で捉えれば正義
行為で捉えれば殺人
そして、その罪を裁くのは裁判所
でも、人を裁くのは最終的にその人自身なんじゃないのかなと、最後までドラマを見ていて思ったことです。
なんだか、まとまりのない感想だけど、いろいろ考えさせられた重厚なドラマでした。
そして、藤原竜也がホンマにいい演技してました
もちろん彼のまわりの役者さんたちも素晴らしくて。
見入ってしまったです。
おかげで『デカワンコ』をすっかり忘れてしまってました…
そう思う心は、時代とは関係ないんだなと思いながら見てました。
でも、憎しみを抱えて生きる人生の、何と虚しく孤独に満ちていることかと。
その行為を人がどれほど讃えたとしても、人を殺したことで背負うものの重さは決して軽くはならなくて。
特に出獄後の六郎の迷走は見ていて息苦しいほどでした。
法治国家として、法に基づく判決を下そうとする立場も、復讐の連鎖を断ち切らなくてはならない、とする中江判事の考えも、今を生きる私たちには納得できる理屈。
でも。
現在における殺人の裁判が、遺族にとって納得いく判決になっているかと問われれば、全てを肯定できないことも事実。
仇討ちを殺人であると定めた法律に、法治国家へ変わることをあまりにも急ぎすぎて、人としての感情を無視した故の歪みを感じました。
仇討ちは殺人か正義か
感情で捉えれば正義
行為で捉えれば殺人
そして、その罪を裁くのは裁判所
でも、人を裁くのは最終的にその人自身なんじゃないのかなと、最後までドラマを見ていて思ったことです。
なんだか、まとまりのない感想だけど、いろいろ考えさせられた重厚なドラマでした。
そして、藤原竜也がホンマにいい演技してました
もちろん彼のまわりの役者さんたちも素晴らしくて。
見入ってしまったです。
おかげで『デカワンコ』をすっかり忘れてしまってました…