おぼれるものはわらをも・・・ではないですが
ピアノの演奏技術など、参考になりそうな本を本屋で見つけては買ったり
図書館から借りたりと、なんだか必死なわたし。
ただ技術的な面ばかりに目がいって、錯綜した時もありましたが
ようやくピアノを弾くということがどういうことなのか
国内外のピアノ関連本の濫読を通して発見することが出来ました。
大切な要素はたくさんあるのだけれど
要は【歌う】ということがキーワードなのだな。
とあるピアノ雑誌の特集テーマが「恐れずに?!モーツァルトを楽しむには」
ソナタK310の第一楽章がなかなか完成できなくてアップアップしていた私は
すがるようにその雑誌を手にしました。
その中で、とあるピアニストの方のお話に
「留学していた頃、先生からモーツァルトを弾くならモーツァルトのオペラを
聴きなさいと言われて、オペラ座に何度も通った」
というのがありまして。
「なるほど!」とモーツァルトのオペラのDVDを探しに地元のWAVEへ。
池袋のWAVEは、どれを選べばいいか悩むほどにクラシックが充実しているのだけど、地元のWAVEは、「どっちにする?」と泣きたくなるような究極の選択状態。
店舗の前面にドーンと置かれた韓流に負けてるよ・・・
結局。店に置いてあったモーツァルトオペラのDVDは「フィガロの結婚」と
「ドン・ジョヴァンニ」のたった2つだけ。
さ、さ、さ、さ、どちらにする~?
最初から最後まで陽気な「フィガロの結婚」よりは、最後は地獄に落ちちゃう
「ドン・ジョヴァンニ」の方が、K310の短調な雰囲気と合ってんとちゃう?
と、2択しかない中で強引に理由をひっぱってこちらを選択。
「なるほど、コツは各声部だな」
オペラはソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス
と声部がわかれますが、ピアノもソプラノ、アルト、バリトン、バスといった感じで
声部が分かれています。
バッハの曲では声部を気にしながら演奏することが多いのですが・・・
やっぱりモーツァルトもそうだったか。
ていうか、他の作曲家の曲も同じか。
てなわけで、各声部を歌いながら練習・・・
その甲斐もあってか、第一楽章はとりあえず合格。
でも、良くなるとさらに曲を磨きたくなるものなんですね。
子供の頃は「合格」をもらうと、「じゃこれ、もうええわ」ってなカンジでしたが。
(だから、今になって弾ける曲が少ないんだなー)
新しい課題は、ショパンのノクターン遺作19と20なのですが
こちらもまた、とある本に
「ショパンの曲は、イタリアオペラのベル・カントの影響を受けている」
と書いてある1節を読みまして、「イタリア・オペラ聴かなきゃー」と
懲りずに、品数がぺらっぺら状態の地元のWAVEへ。
すずめのなみだのような限られたオペラコーナーのCDを1つずつ探して
【モンセラ・カバリエ】の「カロ・ミオ・ベン~カバリエ・ベルカントの魅力」
というCDをようやく発見。
「イタ語じゃなくてスペイン語で歌ってるけど、いっか。ていうかこれしかないし」
と購入しました。
あとから知りましたが、モンセラ・カバリエは、あのマリア・カラスが
「私の後を継ぐ者はカバリエしかいない」とまで言ったベル・カントの女王だとか。
そんな偉大な方とは知らずに「ま、いっか」で買った私をお許しください。
ピアノの伴奏に合わせて長く余韻が響くカバリエのソプラノ。
ショパンの曲で言うと、左手の伴奏が「ピアノの伴奏」で(ややこしいな)
右手の旋律がカバリエのソプラノ、という感じでしょうか。
こんな感じで、ピアノは歌うもの、ということがわかりかけてきたわけです。
先生からアドバイスを受けた、「いちと~に~と~」と歌いながら弾くというのも
リズム感だけじゃなくて、こういう効果もあるのか?と思ったり。
ピアノって、本当に楽しい楽器なんだなー
ピアノの演奏技術など、参考になりそうな本を本屋で見つけては買ったり
図書館から借りたりと、なんだか必死なわたし。
ただ技術的な面ばかりに目がいって、錯綜した時もありましたが
ようやくピアノを弾くということがどういうことなのか
国内外のピアノ関連本の濫読を通して発見することが出来ました。
大切な要素はたくさんあるのだけれど
要は【歌う】ということがキーワードなのだな。
とあるピアノ雑誌の特集テーマが「恐れずに?!モーツァルトを楽しむには」
ソナタK310の第一楽章がなかなか完成できなくてアップアップしていた私は
すがるようにその雑誌を手にしました。
その中で、とあるピアニストの方のお話に
「留学していた頃、先生からモーツァルトを弾くならモーツァルトのオペラを
聴きなさいと言われて、オペラ座に何度も通った」
というのがありまして。
「なるほど!」とモーツァルトのオペラのDVDを探しに地元のWAVEへ。
池袋のWAVEは、どれを選べばいいか悩むほどにクラシックが充実しているのだけど、地元のWAVEは、「どっちにする?」と泣きたくなるような究極の選択状態。
店舗の前面にドーンと置かれた韓流に負けてるよ・・・
結局。店に置いてあったモーツァルトオペラのDVDは「フィガロの結婚」と
「ドン・ジョヴァンニ」のたった2つだけ。
さ、さ、さ、さ、どちらにする~?
最初から最後まで陽気な「フィガロの結婚」よりは、最後は地獄に落ちちゃう
「ドン・ジョヴァンニ」の方が、K310の短調な雰囲気と合ってんとちゃう?
と、2択しかない中で強引に理由をひっぱってこちらを選択。
「なるほど、コツは各声部だな」
オペラはソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス
と声部がわかれますが、ピアノもソプラノ、アルト、バリトン、バスといった感じで
声部が分かれています。
バッハの曲では声部を気にしながら演奏することが多いのですが・・・
やっぱりモーツァルトもそうだったか。
ていうか、他の作曲家の曲も同じか。
てなわけで、各声部を歌いながら練習・・・
その甲斐もあってか、第一楽章はとりあえず合格。
でも、良くなるとさらに曲を磨きたくなるものなんですね。
子供の頃は「合格」をもらうと、「じゃこれ、もうええわ」ってなカンジでしたが。
(だから、今になって弾ける曲が少ないんだなー)
新しい課題は、ショパンのノクターン遺作19と20なのですが
こちらもまた、とある本に
「ショパンの曲は、イタリアオペラのベル・カントの影響を受けている」
と書いてある1節を読みまして、「イタリア・オペラ聴かなきゃー」と
懲りずに、品数がぺらっぺら状態の地元のWAVEへ。
すずめのなみだのような限られたオペラコーナーのCDを1つずつ探して
【モンセラ・カバリエ】の「カロ・ミオ・ベン~カバリエ・ベルカントの魅力」
というCDをようやく発見。
「イタ語じゃなくてスペイン語で歌ってるけど、いっか。ていうかこれしかないし」
と購入しました。
あとから知りましたが、モンセラ・カバリエは、あのマリア・カラスが
「私の後を継ぐ者はカバリエしかいない」とまで言ったベル・カントの女王だとか。
そんな偉大な方とは知らずに「ま、いっか」で買った私をお許しください。
ピアノの伴奏に合わせて長く余韻が響くカバリエのソプラノ。
ショパンの曲で言うと、左手の伴奏が「ピアノの伴奏」で(ややこしいな)
右手の旋律がカバリエのソプラノ、という感じでしょうか。
こんな感じで、ピアノは歌うもの、ということがわかりかけてきたわけです。
先生からアドバイスを受けた、「いちと~に~と~」と歌いながら弾くというのも
リズム感だけじゃなくて、こういう効果もあるのか?と思ったり。
ピアノって、本当に楽しい楽器なんだなー
ピアノ頑張ってるんだねー!
私の方は縁あって、オペラ歌手と知り合ったばかりに
今まで聞いたこともなかった、オペラを色々勉強中ですわ。
クラッシックは好きだったけれど、聞いてるだけで勉強したことはなかったからなあー
またピアノも習いたいなとか、ちょっと思ってきたよ。
でも、先日「グレン・グールド」ってな人の演奏を何気なく聴いてたら
「ピアノって寂しい」と思ったんだけど。。。
この演奏家の演奏が寂しいのかなー?
曲自体はバッハの平均律だし、
悲しげな曲ではなかったのにね
弾く人によって、同じ楽器、同じ楽譜でも
全然違って聴こえるのが不思議なところだねえー
歌もそうなんだろうなー。きっと。
ちなみに、バレエも歌うのが大事かも。
身体で歌ってます(笑)
また近々御飯食べよう~
と、個人的なことを書き込んでいいのか?>私
(どうしても、くれれさん、と書きにくい…)
たまたまかもしれないけど、お互いにオペラに触れ合ってるというのは、なんだか友人として嬉しいもんだね。
音楽にちょっと深く触れ合うと、自分でも何かを奏でたくなるものなんだよね。
ピアノ、また再開しなよー♪一緒に連弾とかしようよー!
グレン・グールドは、クラシック界でもかなり異色のピアニストだからね。彼の弾くバッハの平均率は、他の人とはまったく違う曲に感じるかも。
私は彼の演奏については、あくまでも【別物】として気分転換に聴いてる。だってマネできない演奏だから(笑)
ご飯の約束はまた直にメールでね~♪