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葡萄十字

2014-06-29 17:23:54 | グルジア
世界でも早くに、キリスト教を国教としたグルジア
グルジア正教の中でも重要な
古都ムツヘタの丘のてっぺんにでーんとある
ジュワリ大聖堂

『ジュワリ』が『十字架』という意味だけあって
空からみると、建物が十字の形になってます。

4世紀、グルジアへキリスト教を伝道した聖ニノが、
ムツヘタのこの地に十字架を建てたのがはじまり。
『ニノ』は英語だと『ニーナ』ですね。

彼女の十字は、水平部分が垂れ下がった葡萄十字

修道院からは、ムツヘタの町が見下ろせます


内部はいたって質素
派手な装飾は無し

正教会では、立像はあまり用いられないので
その代わりに、平面のイコンが用いられます。
但し、イコン自体は信仰や崇拝の対象ではなく、あくまで、神との媒体。

ちなみに、教会内に椅子(長椅子)はありません。
他のグルジア・アルメニアの教会・聖堂でも、
基本的に椅子が無かったので、
何でやろか?と思ったので、調べてみました。

正教会のお祈りは復活を象徴する姿勢として、
立って行うことが基本、なんだそう。
(ギリシャやアメリカは、また違うらしい)

ちなみに、正教会なので
十字を画くときは、額→胸→右肩→左肩、です。
カトリックと、水平の動きが逆。

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