アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ジョン・コルトレーン(Live at Village Vanguard)

2015年02月15日 23時24分28秒 | ジャズ






今宵の1枚はJohn Coltraneの「Live at Village Vanguard」、1961年のアルバムでレーベルはImpulse!。このアルバムもJazzファンには耳タコだろうが、Village Vangurdeライブを収録した4枚のうちの1枚である。当然ながらアドリブの嵐、特にB面は聴いていていささか疲労感を覚えるほど長い。16分8秒のうち15分はアドリブが延々と続くのだ。聴きどころとしてはA面の1曲目でEric Dolphyとの掛け合い(もちろんアドリブ)がおもしろい。音色的にもEricのBass clarinetが珍しく聴いていて楽しい。

Side A

1.Spiritual

2.
Softy as in a morning sunshine

Side B

Chasin' the trane


Personnel

John Coltrane(ts,ss)

Eric Dolphy(bass clarinet)

MacCoy tyner(piano)

Reggie Workman(bass)

Elvin Jones(ds)

改めて聴いて驚いたのは直後に聴いた新しいLPとの音の違い。前者の方がはるかにリアリティがあり、何より定位が明解。実にステレオホニックなのだ。後者は耳辺りは良いが定位の明確さで明らかに劣り、いかにもマルチモノ録音でリアリティが薄い。1961年のライブ録音としてはたいしたものでかなり良い録音である。おもしろいのはA面のSpiritualのdsの録音が一瞬ブレること。オンマイクになってすぐ引く。マイクが動いてしまったのかな。