アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ジャッキー・マクリーン(Mclean Scene)

2015年04月01日 23時15分29秒 | ジャズ






今宵の一枚はジャッキー・マクリーンのMclean Scene。1956年12月、1957年2月の録音、レーベルはプレスティッジ。マクリーンのアルバムはそれこそ紹介しきれないほどあり、代表作でもいないのだが、妙にこのアルバムに惹かれる。ジャケットのサックスを吹く写真の印象からだろうか。レフトアローンのサウンドと、この写真がマクリーン=カッコいいサックス吹き、というイメージが脳裏に刻まれている。いわゆるJazz Musicianの典型として。実にカッコいい。

レッド・ガーランドとマル・ウォロドンのピアノの違いを聴き比べるのも面白いが、ポール・チェンバースのベースが凄い。A面最後のトラック、Mean to meはバースはまるでギターのようなベースで、およそベースらしくない音色で驚かされる。軽やかで流れるよなサウンドである。この人、本当に上手い。

なぜかCDよりLPの方が音が伸びやかに聴こえる。

side A

1.Gone with the wind

2.Our love is here to stay

3.Mean to me

side B

1.Mclean's Scene

2.Old folks

3.Outburst

(personnel)

Jackie Maclean(as)

Bill Hardman(tp)

Paul Chambers(bass)

Mal Waldron or Red Garland(piano)

Arthur Taylor(drums)