今宵の一枚はゲイリー・バートンのDuster。1967年の録音でレーベルはRCA。ゲイリー・バートンといえば、キースのコラボで有名だが、このアルバムは実にアバンギャルドでモダンなサウンドだ。驚くべきは、ラリー・コリエルのギター、とにかく力強い。いや、いささか暴力的といっても過言ではないほど荒々しいプレイで刺激的である。演奏する年齢が違うから、若いからということを割り引いても、別人のようだ。アル・ディメオラと替わる前、スーパーギタートリオ(パコ・デルシア、ジョン・マクラクリン、ラリー・カールトン)のメンバーとして名を馳せた。このメンバーは今聴いても凄い。
録音が素晴らしい。スピーカーの左右いっぱいに広がる音場と抜群の定位。最近、モノーラルばかり聴いていたのでステレオは新鮮。(笑)
side A
1.Ballet
2.Sweet Rain
3.Portsmouth Figuratons
General Mojo's Well Laid Pian
side B
1.One,Two, 1-2-3-4
2.Sign Me Softly of the Blues
3.Liturgy
4.Response
(personnel)
Gary Burton(vibes)
larry Coryell(guitar)
Steve Swallow(bass)
Roy Haynes(drums)