アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

The Super Jazz Trio(The Standard)

2015年12月08日 23時50分53秒 | ジャズ






今宵の一枚はThe Super Jazz TrioのStandard。録音は1980年2月、レーベルはbaystate(RVC)。アナログ再生命の拙者としてはLP recordが聴けないことほど苦痛はなく、実は日曜日に例によってヤフオクでプチッとしSONYのTA E-88を落札。梱包を解くのももどかしく、いそいそとケーブルを接続さっそく音出し。E-88お初のアナログ盤はThe Super Jazz trioの登場である。はて、Super Jazz Trioって聞いたことないなぁ、というあなた。そうです、あんまり有名ではありませんね。有名なのはGreat Jazz Trio(Hank Jones,Ron Carter,Tony Williams)、こちらに比べると地味なことこの上なし。

とはいえ、聴き込むほどにジワジワと良さがわかってくるのがこのアルバム。リラックして演奏しているよう様子がよくわかる。とりわけ、Reggie Workmanのbassが良い。この人の音色は非常に独特で一聴して判別できる。Max Roach quartetの一員で来日した時に郵便貯金ホールで彼のbassを目の当たりにし、感動した記憶がある。たしか1979年だったかな。?この人のbassが実はいちばん好き。なんというか、音色自体が好み。drumsのJoe Chambersも渋い。pianoのTommy Flanagannも爽快な演奏である。

おしむらくはどうも、こじんまりとまとまり過ぎていることかな。?


side A

1.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE

2.NIGHT IN TUNISIA

3.SOME DAY MY PRINCE WILL COME

side B

1.AUTUMN LEAVES

2.IT'S ALL RIGHT WITH ME

3.ANGEL EYES

4.STRAIGHT NO CHASE


(personnel)

1.TOMMY FLANAGAN(piano)

REGGIE WORKMAN(bass)

JOE CHAMBERS(drums)